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一般の方

▼取引先のYさん、一緒に仕事を請けているN氏、私の三人で飲み会。

 

N氏がYさんに「どんな女の人と付き合ってるんですか?」と訊いた。Yさんはニヤッと笑って「いや本当に普通の人。一般の方ですよ」と言うのだった。会は和やかに終了。

 

帰り道、N氏の機嫌がすこぶる悪い。

「なあなあ、さっきの聞いた聞いた? 一般の方ってなんだよー」

「まあほらYさん、本も出してるから」

「芸能人気取りかよ。やんごとなき高貴なお方に比べると俺なんてねえ‥‥。あ、そうだ、Amazonでアイツの本のレビュー書こうぜ。『読んだらつまんなくて気絶した』とか」

「読んだ次の日から、原因不明の鼻血がとまらないとか?」

「そうそう」

「荒しとかやめろ」

「そうだ、Amazonは購入しないとレビューできなくなったんだっけ。俺がお金出すから、おまえも誹謗中傷書いてくれ。そういうの得意じゃん」

「得意じゃないわ。なにその暗い情熱」

「書いてくれよう! お金出すからさあ!」

「もっと建設的なことに金を使え」

「もうさー、今度あいつと仕事で会っても無視しようぜー」

「小学生かよ。もう四十だぞ四十。少年の心を持ち続けるのもいいかげんにしろ」

 

それからもN氏はずーっとYさんの悪口を言い続けるのだった。不毛。

 

本日も一般の方が書いているブログを読んでいただいてありがとうございます。

 

 

 

▼リンゴ

前にも似たような実験を見たことがあるし、友人の妹が似たようなことをやっていた。これ、罵倒したほうが腐り方が激しいというのは、罵倒した際にとんだ唾液の成分がリンゴの腐敗を早めたのかな。

 

 

 

▼映画の感想「コンフェッション 友の告白」を書きました。学生時代の仲良し三人組。思わぬことから犯罪に手を染めてしまい、取り返しのつかないことにという。うーん、そっかーという、なんだかちょっと淋しい気分になる作品でしたよ。

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author:しゅん, category:日常, 00:28
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監視カメラ

▼今日の朝日新聞に、中国の監視カメラによる顔認証技術について載っていた。BS1ではずいぶん前に報道されてたようだけど。警官がかける顔認証サングラスから見た顔が、即座に犯罪者データベースと照合されるという。これによってどれほど検挙率が上がるかはわからないが、なにやら恐ろしい仕組み。誤認逮捕など発生しないだろうか。

 

対して、スウェーデンでは監視カメラを使って法定速度を守らせるよう変わった試みを行っている。日本にもオービスという自動速度取り締まり装置はある。だが、スウェーデンで試験的に導入されたものは、法定速度を守っている車両のナンバープレートを撮影し、自動的に宝くじにエントリーされるというもの。宝くじの賞金は罰金の一部から出ているというのがよくできている。まだ試験的に導入されただけだが、現場の平均速度は22%下がったということで、この試みが定着すると面白そうですねえ。

 

人に何かを守らせる方法は3つある。一つは中国の例のように罰を与えるというやり方、もう一つはスウェーデンのように法を守ることによってご褒美をあげるやり方。太陽と北風のよう。本当にいいのは「それがよくないことだからやらない」という3つ目の考えだろう。この3つ目の考え方で運営されればすばらしいけれど、そうもいかない。普通は罰を与えるやり方しかできない。スウェーデンのやり方が定着すれば、一歩高いステージに上がったように思える。

 

などとねえ、思いながら私が今観ているのは「ザ・ワイヤー」(シーズン1)という犯罪ドラマ。罰ばっかり与えておる。麻薬組織を壊滅させるため地道な捜査を続けていくドラマです。いやあ、もう悪い事しか考えてないという。かなり地味で、最初は観るのが苦痛だったのですが8話ぐらいから急激に面白くなってまいりました。警察も犯罪者もいろいろおるねえ。警察のやり方が必ずしも善と言い切れないのも面白い。

 

一話完結ではなく、一つの事件をずーっと執念深く追っていくんですよね。登場人物の性格の描き方が細かくていいですね。「ゲーム・オブ・スローンズ」を作ったHBOが作っていますがここは実に渋い作品を作りますね。こんな渋いドラマ、よくシーズン5まで続いたなあ。こういった作品が評価されているのが嬉しいところ。

 

 

 

▼知人の職場では、毎月2日と22日は禁煙デーになったという。英語で「2」が白鳥(スワン)の形に似ているから「スワン」と「吸わん」をかけて2日は禁煙。22日は「吸わん吸わん」の日で禁煙。喫煙者にどんどん厳しくなっていく世の中よ。私は吸わないからどっちでもいいのだけど、ちょっとかわいそうな気も。思えば、子供の頃は吸い殻のポイ捨てなど当たり前だったし、みな、平気で道や排水溝に捨てていた。ずいぶん変わったなあ。

 

高モラル化した先はどうなるのだろう。何十年かすれば、酒についても今よりもっと厳しくなりそうだし、肉のような味のタンパク質製品ができれば、動物を殺して食べる肉食も白い目で見られるのではないか。何十年も経たなくても、十年ぐらいでそうなるのかなあ。

 

知人の職場はビルの下からも灰皿が撤去され、わざわざ隣のビルに行って吸っているという。ご苦労なこと。税金払って、白い目で見られて、健康も害するという。本当にいいことがない。前世が猟師か何かで、たくさんの白鳥を殺した罰を受けているのだろうか。

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author:しゅん, category:日常, 01:53
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オムレツ

▼梅雨入りした。

 

仕事道具の購入。帰りに休憩したかったが適当な喫茶店が見当たらない。一軒だけカフェがあったがどうもお洒落すぎるのだ。同行したN氏と店の前で相談する。「どうもこの店は我々にはお洒落すぎるのではないか」「おっさん二人ではきつい」という結論に達したものの、雨の中、他の店を探すのもしんどいので入った。まあ、他に客もいないしよいではないか。

 

N氏はコーヒー。私はお腹が空いたのでオムレツセットを頼む。私がオムレツを食べるのを見て「なんでそんなかわいいもの頼むんだよ。生きている牛の手足をもいでナマで食えよ」と言うN氏。だが、しばらくすると「オムレツおいしい?」などと言いだす。べつに一口上げるのはかまわないが、おっさんがおっさんにオムレツを上げている図が相当不気味なのではないかと思う。結局、N氏もオムレツセットを注文。おまえ、牛の手足をもいで食うんじゃなかったのか。

 

二人掛けのテーブルは小さく、オムレツセットのトレイを二つ置くとはみ出てしまう。おっさん二人が縮こまってトレイを落とさないように慎重にオムレツを食べていた。おいし。と、そこへキャリーバッグを引いたスーツ姿の若い女性が8人ぐらい入ってきた。私たちの隣の席に座ると賑やかに話し出す。おっさん二人がオムレツセットを向かい合って食べているのがおかしいのか、チラチラと視線を感じる。

 

N氏はその空気が堪えがたかったのか、誰に言うでもなくつぶやきだした。「でも、この店はあれだな、前の店と比べると卵のとろけ具合が絶妙で熱の入り方がちょうど良くて、次、特集に載せても‥‥」どうやら取材に来た記者という設定にしたいらしかった。さすが私以上の自意識過剰人間。そうなると邪魔をしてやりたくなるのが人情である。

 

「どうした、急に記者みたいなことを言いだして。オムレツ美味いか?」と言うと、とても凶悪な人相で私を睨むのだった。

 

いいことをすると気分がいい。

 

 

 

▼幽霊文字という言葉を初めて聞いた。などがそうで出典もわからず読み方もないが、なぜかJIS基本漢字に入ってしまっているもの。誰にも使われない字が、みんなの(といっても日本語圏だけど)パソコンに格納されているというのは何か怖くて不思議な感じがする。太平洋のど真ん中で、誰にも知られてないのに大雨が降ってやんだり、自分の死後もなにごともなく続く世界を想像するときのような漠然とした不安感を感じませんか。そうでもないですか。あ、そう。

 

 

 

▼映画の感想「群盗」「エベレスト」を書きました。「群盗」は痛快娯楽時代劇でとても面白かった。悪役のカン・ドンウォンがかっこよすぎる。お薦めです。「エベレスト」は1996年に実際に起きた大量遭難事件を基にした作品。うーん、重苦しい。

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author:しゅん, category:日常, 02:15
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