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鮮魚売場

▼晴れ上がっていた空が突如かき曇って、不穏な雰囲気に。一雨くるのだろうか。傘を持ってないので急ぎ足になる。

 

天気で思い出した。以前テレビ番組で、タレントが漁師に同行するというものがあった。海上で、漁師が「もうすぐ降ってくるぞ」といったが空は晴れたままだった。だが、しばらくするとあっという間に雲が空を覆い、雨が降り出した。タレントが「さすが!漁師の勘、すごいですね」とおおげさに驚くと、漁師は「天気予報でいってたから」と答えた。

 

ともあれ、わたしは明太スパゲティの材料を買いにスーパーに行くのだ。

 

 

▼鮮魚売場で辛子明太子を買う。明太スパゲティは誰が作っても失敗がない。舞茸、エリンギなどが炒まったら、明太子をあえるだけでいい。茹で上がったスパゲティをフライパンに移して全体にからめ、醤油で味をととのえる。食べる。美味しい。以上。お好みで海苔も散らしましょう。

 

スーパーの鮮魚売場の店員が前から気になっている。異様に元気なのだ。まだ二十代前半に見える。わたしが通りかかると「大将!大将!」と話しかけてくる。わたしのどこが大将か。どう見ても足軽だろう。人を見る目がない。

 

ノリが独特で、今日もタイムセールのアナウンスをやっていた。「えー、本当は明日おろす予定の魚でしたが、パートのAさんが間違っておろしちゃったのでタイムセールやりまーす。ちょっと、ちょっとお、頼みますよ〜。何やってくれちゃってんのお!店が終わったらこれは説教ですわ、説教!」

 

仲の良い職場なのかもしれないが不気味だ。前からちょくちょく内輪向けのようなアナウンスが気になっていた。この人がしゃべりだすと、客の顔を見て回るようにしている。みな、奇妙に落ち着きのない表情になる。年配になればなるほど苦い表情を浮かべている。そうだろう、そうだろう、あのアナウンスは駄目だろう。うんうん。だが、わたしはこのアナウンス聞きたさにこのスーパーに通っている。みんながげんなりするのを楽しみにしている。こんな気持ち悪い趣味を持っているから、足軽から大将になれないのだ。生涯、足軽としてがんばっていきたい。

 

 

 

▼Magic Duels

今日も今日とてマジック・デュエルズをプレイ。ついにプレインズウォーカーのナヒリを引いてしまった。簡単にいうと、すごく強いカードなのです。ほほほほほ。こ、これでわたしもヨワヨワ生活を脱出じゃあい!

 

そう思ったんですがね。敵が使うナヒリは強いものの、わたしが使うナヒリは弱い。これはどうしたことでしょう。腕かしら。腕ですね。三色デッキにしたら、土地事故が頻発して負けまくった。あっという間にランキング一桁に転落。ナヒリ、使わんとこ‥‥。

 

 

以前、使っていた緑白デッキを使ったら普通に勝てる。うーん。ランキングも18まで回復した。

 

 

単体騎手をよく使っているけど、あんまり流行らないカードなのかなあ。強いと思うのだけど。最速3ターン目で、4/4クリーチャーに変身、先制、絆魂、トランプル持ちという極悪な強さに。3点以上のライフで変身ということは、他のカードでパワーを3以上に強化して殴ってるんですが、これは先制ついているので、ターンが若い段階だと3以上受けきれるクリーチャーはほぼいないんですよね。よって、殴れれば変身可能なのです。除去されてもコスト2だし、そんな痛くない気がする。手元にあったら見境なく殴っています。

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author:しゅん, category:日常, 23:27
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Magic Duels

▼友人夫婦の子ター坊(中学一年)から台風の後に電話があった。「危ないから川、見に行っちゃ駄目だよ」という。バカなことを。行くわけがないだろう。川、すごく遠いんだよ。まるでわかってない。

 

 

▼会計事務所に勤めている知り合いと話す。昔は独立する際に、ご祝儀としてお客をわけてくれる「のれん分け」があったが、今はそんなものはないという。昔ほど簡単に客が集まらないらしい。

 

だから、独立するのではなく、事務所の共同経営者として入り込み、パートナーが引退するときに事務所ごと譲ってもらうらしい。パートナーには、顧問料などの名目で月々支払いをしていく。事実上の買収のようなものだ。こうすれば独立のリスクなく、安定して顧客を引き継げるということらしい。会計や税などは一人だと得意分野が限られるし、共同経営という形が理想的なのかもしれない。

 

なに急に?とお思いでしょう。わたしだって社会人ぽい話ができるんだ。その見栄のためだけに書きました。

 

 

日本語ボキャブラリーテスト

知らない言葉も多く面白かったです。

 

 

▼危険なスポーツ

アメリカ人、ほんと無茶するわ。やってみたい。

 

 

▼Magic Duels

今日も今日とてオンラインカードゲーム「Magic Duels」をプレイ。これはいかん。こればっかりやってて人生が終わってしまう。禁止した方がいいかもしれん。もう映画も観てないし、本も読めない。勝ったなら「新しいカードが出た。デッキを組み直して使ってみよう!」となり、負けたなら「悔しいのでもう1回!」となる。結果、無限にやり続ける。

 

「Magic Duels」のブログはあまりないので、元になったカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング(MTG)」のブログを見ることがあります。さらっと「このデッキなら10万円ぐらいで組めます」などと書いてあっておののく。カードってただの紙じゃんかあ!


富豪の遊びなのかな。恐ろしい。リアルの「MTG」はお金がかかるが「Magic Duels」はそこまではかかりません。今のところまだ課金はせずに無料で楽しんでいる。課金しないと最初に勝つのが苦しく、なかなか勝てないというのがある。ただ、ちょっとずつカードが集まっていく楽しさがあるんですよね。

ランキングの上限が40で、今は20まで行った。ちょうど半分ですね。だいたい15ぐらいをウロウロしている。ややこしいゲームが好きな方にはお薦めです。PCでやる人は「STEAM」をダウンロード後プレイ。

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author:しゅん, category:日常, 17:53
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癒す

▼台風が来て気候が不安定。ゲリラ豪雨に遭う。しかし、もう「ゲリラ」って死語のような気がする。いつかはテロ豪雨とかに改名するのだろうか。

 

会長が役員をやる句会のお仕事を手伝いに。この暑いのにボランティアとはわたしも偉い。来世、なにかいいことあったらいいな。神様、来世こそは美人の天文学者でお願いします。今回はもうしょうがないから、これでいくけどさあ。

 

しかし、句会のメンバーは元気な老人ばかりだった。夏だからなあ、ポックリいってもかまわないのだけど全然そんな気配がない。わたしのほうが先にいきそうな予感。メンバーの一人が女子アナとご飯を食べたと言っていた。どういう流れで食事をしたのだろう。

 

「あの子たちな、ほんとにちょこーっとしか食べないのな。病気の小鳥と同じぐらい」

 

だそうです。今日知った有益な情報はこれのみ。有益‥‥。

 

 

▼「癒される」や「癒し系」という言葉が定着してずいぶんたつ。子供の頃は本来の意味である「傷が癒える」という使い方のみだったと思う。優香がでてきたとき、癒し系アイドルという売り方だったのを憶えている。新しい使い方の「癒される」は、昔風に言い換えれば「心が和む」などだろうか。

 

昔も「心が和む」という意味での「癒される」と同様の概念や感情はあったはずで、まだ「癒される」というピッタリした言葉が発見されてなかったのだろう。ちょうどよく「癒される」が見つかって共感を得て定着した。こういうことってまだたくさんあるのだろう。概念や感情は存在していて、そこにまだ名前がついてないという。

 

流行を作り出す人は、この名前がついてなくてフワフワと漂っているものを見つけ出すのがうまいのだろう。名前が付くことによって、はじめて一般人は認識して共感できる。福沢諭吉が「自由」という言葉を翻訳するまで日本には「自由」という概念がなかったのかというのは有名な話である。優香ではなく諭吉を例に出せば良かった。

 

優香について検索したら「元癒し系アイドル」と書かれていた。「元」っているー?そこは「元」はなくてもいいんじゃないでしょうか。ネットの厳しさよ。優香はもう癒してくれないのか。

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author:しゅん, category:日常, 19:02
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簾(すだれ)を買いに

▼今日こそは夏休みらしくだらだらとした日記を書きたい。ではいつも書いているのは何か。謎。

 

部屋が暑いので日除けに簾を買うことにした。いつも行く近所のホームセンターではなく、散歩がてらぶらぶら歩いて適当なところで買おう。新規開拓の精神よ。日射しが強い。オレンジ色の綺麗な蝶が舞っている。ベニシジミだろうか。実にのんびりしてよい心持ち。

 

簾(すだれ)と葦簀(よしず)の違いがわからず検索した。簾は軒などに吊るして使い、材質は葦(あし)。葦簀は立てかけて使い、材質は細く割った竹。「垂らす」ほうを「すだれ」と憶えると暗記しやすい。暗記したいとすればだが。なんにでも違いはある。また一つ、違いのわかる男になってしまった。ただし、パンケーキとホットケーキの違いがよくわからない。おしゃれなOLが食べたらパンケーキ、わたしが食べたらホットケーキ、つまりそういうことではないか。人は年に三回まで、暴力を振るってよいと聞く。今がそのときか。

 

散歩がてらに出掛けたがとにかく人がいないのね。この暑さだから仕方のないところ。歩くと、始終頭の中で一人で会話をしている。自転車だと、ある程度スピードが出るせいか情報処理が忙しくなってしまい難しい。処理能力に余裕がある人ならば、自転車に乗っていても物が考えられるのだろう。とんでもなく頭がよければF1に乗っていても考えられるかもしれない。頭にはそれぐらい差があるように思う。プロレスラーと一般人の体は一目で違いがわかる。頭はどれだけ鍛えているかというのは、外側からだと窺い知れない。でも、実際は相当な差があるのだろう。

 

携帯も持たず、財布にいくら入っているか確かめもせず出てきてしまった。30分ほど歩いたが迷子になり挙動不審に。子供が迷った場合、「迷子」でいいが、おっさんが迷った場合どうなるのか。「迷い人」か。いや、そんなかっこいいものではない。「変質者」である。通報が怖い。

 

新しい店を見つけるのだ、意気揚々と家を出たものの、暑いわ、足が痛いわ、どこだかわからんわでタクシーに乗りたい。根性がない。しかし、それは自分の決めたルールに反する。とにかく大通りへ出なければ。大通りへ出ればホームセンターがあるはず。なくても、最悪タクシーがあるはず。結局、乗るのか。

 

炎天下、歩き続けて40分。ついにホームセンターを発見したときは歓喜の声が漏れたのです。さっきまでタクシー使ってズルしようと思ってたけど。とにかく目的の簾も手に入れた。近所のホームセンターで、何も考えずにお手軽に買う簾とは価値が違うのである。わはははは。

 

しかし、簾というのは持ちにくい。帰り道は汗でずるずる滑る簾を持ちながらの苦行。近所のホームセンターを通りかかると「すだれ、半額!」の文字があり愕然とする。人は年に三回まで暴力を振るってよいと聞きますが、今がその二回目か。

 

ようやく帰宅。さっそく取り付けるも、なかなかうまくいかない。カーテンレールを利用すれば、壁に穴を開けたりフックを貼りつけたりせずに済むのですね。いろいろやった後に気づいた。なんとか使えるようになった。涼しくはないが、部屋が暗くなってしまった。こんなはずではない。きっとこれから涼しくなるはず。涼しいと思い込む。涼しい、涼しい、涼しい、心のうちで三度唱える。まだ戦いは始まったばかりだ。

 

 

▼休みなので映画を借りすぎた。明後日まで4本、観なければ。観なければと思うとノルマのようで途端に面倒になる。

 

ハリウッド映画では映画会社によって喫煙場面を映さないところがある。若者への影響を考慮してということだけど。しかし、あれだけ銃で人が死ぬところを映しておいて、喫煙は駄目というのが不思議。アメリカ人はいったい何を考えているのだろう。

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author:しゅん, category:日常, 03:24
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幹事

▼お盆、友人たちと会う。友人が幹事をやってくれるので助かる。幹事をやるのが好きで、それにはまる時期というのがありそう。わたしは中学から大学時代ぐらいまではけっこう熱心にやっていた。それからは憑き物が落ちたように飽きてしまった。男女関係のいざこざでグループがひどい状態になるのを見たからかもしれない。男は全員、体の真ん中についている棒を切り落とせばいいと思うんです。唐突に不穏な始まり方。

 

今回の連絡はメールで来た。いまどき、LINEじゃなくメールて。わたしだけがいまだにガラケーを使い続けているからだろう。迷惑かけてるなあ。ガラケーからスマホに替える時期を逸してしまった。現状、携帯もほとんど使っておらずお守り代わりに持ち歩いているようなもの。ずーっと月1000円ぐらいしか払ってない。まったく電話もかかってこない。はたしてわたしに知り合いはいるのだろうか。すべては幻ではないか。これ、携帯じゃなくて虎屋の一口羊羹かもしれない。羊羹なのにメールできるなんてすごい。

 

しかし、わたしなどまだよいほうで、友人Mと連絡を取るにはファックスである。あの人、あれでよく生きていけるな。爆笑問題の太田さんや武田鉄矢さんもスマホや携帯を使ってないそうだが、それクラスである。お付きの人に全部やらせるという。もっとも、友人Mは自分でやっている。

 

急な時間・場所変更にはまったく対応できないが、それで困ったこともない。友人Mに何かすごい能力があるのではないかと思ったが、思えば携帯がない頃は、みんな普通にやっていたことだった。本当のところ、どれぐらいまでなくて平気なのだろう。ファックスがなくても手紙や電報もある。最終的にはノロシという手がある。でも、ノロシの準備をするぐらいならスマホがいいと思うんです。

 

 

▼友人A子は熱心にオリンピックを観ている。A子の応援基準は国ではなく顔だという。とにかく顔の良い選手を観ている。美女が演技ではなく、苦しんだり、悔しさに顔を歪めたり、涙するのがたまらない。そして、納得がいかず怒鳴り散らしたり、怒っているさまに身悶えるという。「白人女の怒りっぷりは、たまらないものがあるのよねえ。グヘヘヘヘ」といっていた。

 

紹介する病院がない。

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author:しゅん, category:日常, 01:56
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怪談ではない

▼今年は特に蝉の声がにぎやか。でも、夜は意外にもひんやりしている。

 

豆腐の上に、すりおろした生姜と鰹節、そこに醤油を垂らしたものばかり食べている。もうあたくし他に何もいらない。強いて言うなら、エアコンとテレビとパソコンと本と映画とアイスとゲームと、おまえいいかげんにしろや。ということでダラダラとしているうちに過ぎる夏休み。アニメ「おそ松さん」を全話観た。小中学生とは一味違う夏休みをおくりたい。

 

 

▼近所のレンタル店までぶらぶらと。歩きにくいサンダルで出たのがいけなかったのか、片道30分もかかってしまった。それにしてもニュースで見るほど「ポケモンGO」をやっている人がいない。田舎だからかな。ここらへんにはポケモンがいないのだろうか。この道路にこびりついている細長くてひからびたドドメ色のミミズ。ポケモンってこれのことかな。間違いない。

 

 

▼集まって映画を観るだけという映画部。なぜかホラー映画部にしようとする動きがある。この流れを断固阻止したい。みんなの映画部を守りたい。というか、わたしが辞めれば丸く収まるのでは?ホラー映画部として盛り上がるのでは?嫌なことに気づいてしまった。脱退の危機。

 

 

▼夏ゆえに怪談など、と思ったものの怖い話を知らなかった。何かないかと考えてみたら、友人Aからずいぶん前に聞いた話を思い出した。もう10年以上前の話だろうか。怖くはないです。

 

友人Aがお盆に田舎へ帰ったときのこと。Aの田舎は東京から車で4,5時間ぐらいの山に囲まれた田舎町で、住人はみな顔見知りというような小さな所らしい。昼の用事が長引いてしまいAの到着は深夜になってしまった。山の近くには墓地があって、Aが車で墓地のそばを通り過ぎたとき、3,4人の軍服姿の男が歩いているのが見えたという。軍服について詳しくは聞かなかったけど、第二次大戦中の日本陸軍のものなのだろう。

 

彼らが進む方向には山しかないのだが、彼らは車では入れない細い山道を上っていったという。だが、ちょっと奇妙だったのは男たちの一人が台車のようなものを押していたこと。台車の上には黒い大きなポリ袋のようなものが載っていたらしい。Aは幽霊を見たと思い、一度は車を停めたものの、怖くなってすぐにその場を離れたという。

 

ただこれだけの話なのだ。Aのことは子供の頃から知っているが、注目を集めたくて嘘をいうようなタイプではない。Aが嘘をついたことはあったかもしれないが思い出せないぐらいだ。この話をAから聞いたあと、何度もAには会っているが再びこの話をされたこともない。本人ももうまったく気にしてないのだろう。幽霊や、その手の話をAから聞いたことは他にはない。

 

そうやって考えると、Aが見たものはなんだったのか。干してある白いタオルを白装束の女と見間違えるような、恐怖心が起こす単なる見間違いがもっともありそうだし、きっとそうなのだろう。だけど台車を押していたというのが気になる。軍服なのに台車というのが時代がごちゃまぜで何か変だ。

 

本当に素直に考えるとすれば、やはり軍服姿の男たちが台車を押していたということになる。なぜ彼らが軍服を着ていたかといえば、怪しい行動をとがめられても「肝試しの準備をしていた」などと言い訳がきくからかもしれない。となると、黒い袋の中身はやはり、ねえ、死体でしょ?死体なんでしょ?死体だったらいいなあ!

 

Aに、田舎で行方不明になった人はいないか聞いたのだが、そんな人はいないという。そうかー、いないかー、安心したー、心の底から安心した‥‥。

 

あああああ!なんてつまらないのでしょう!次からは、行方不明者が出てから話を持ってきてもらいたいもの。

 

とすると、Aの見たものはなんなのか。やはり単なる見間違いで軍服姿の男などいなかったのかもしれない。それとも本当によからぬ物を埋めにいく怪しげな男たちなのか。はたまた、台車を押す軍服の幽霊ということもありうる。時代がごちゃまぜだけど、幽霊なんだからそんなルールなど守る必要はない。鎧兜でスマホ片手にマシンガンを連射する幽霊がいたっていいじゃないか。わたしはそういう人こそ応援していきたい。なにこの終わり方。

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author:しゅん, category:日常, 02:26
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電子タバコ

▼盆近し。お隣から野菜をもらう。無農薬で作っているそうで、話を聞いてみるといろいろ大変そう。近くに農薬を使う畑があると、そちらからの虫が無農薬のほうに流れて来てしまうという。無農薬は無農薬だけで固まって作った方がいいらしい。なるほど。

 

野菜を頂いてジュースと煎餅を渡す。ジュースはamazonから、煎餅はどこかから頂いたもの。頂きもので生きている。

 

 

▼イチローがメジャー通算3000安打達成。めでたい。達成の瞬間を観ようと、朝5時から起きて観ていたので眠い。場所は、野茂がノーヒット・ノーランを達成したクアーズ・フィールドですね。あの日は雨だったけど、今日は眩しいほどに晴れていて抜けるような青空と白い雲だった。

 

 

▼今日も今日とてカードゲーム「Magic Duels」をプレイ。スピード優先のデッキにしたい、パワーにも対抗したい、魔法の除去を入れたい、飛行も入れたい、エンチャントもアーティファクトも入れたい、吸血を入れて裏切りカードを使ってウハウハしたい、などとあれもこれもやっているとどっちつかずのデッキになる。器用貧乏にならず長所を伸ばしたほうがいい。苦手なタイプがきたら潔くあきらめるのだ。そのほうがトータルで勝率が伸びる。まるで人生のようである。

 

出たー、すぐ人生とか言い出すパターン。とりあえずなんでもかんでも人生に結びつけるのやめよ。

 

ランク10に上がった。一番上は40なのでまだまだ先は長そう。大天使アヴァシンという強カードを引いてから、あきらかに負けが減った。弱いカードしか持ってなかったときは、強いカードをバンバン出してくるデッキに反発していたが、いざ自分が強いカードを持ってみると同じ事をやっている。人は自分がなりたくないものになってしまう。

 

 

▼電子タバコが急速に普及しはじめた。タバコを吸わない身としてはありがたい。学生の頃、周囲でタバコを吸っていた友人たちは大人への憧れや反発というのが動機になって吸っていたように思う。単にかっこいいと思っていたのかもしれない。わざわざ健康に悪いことをお金を出してやるという愚かさが、不思議とかっこよく映ったのだ。

 

わたしは父親がヘビースモーカーだったのでタバコが大嫌いだった。吸ってみたこともあるが、ちっとも美味しくなかった。中学生の頃、みんなで集まってタバコを吸ったことがある。そのとき、友人Gは散々ゲホゲホとむせた後に「う、うまい‥‥」と言ったのだ。アホか。そんなにむせておいてそれはないだろうと思った。だが、そこで見栄を張って吸い続けられるかどうか、その後の生き方に関わってくるように思う。そういう合理性の欠如があるほうが、楽しい人生を送れてそうである。でも、電子タバコになってしまえばそんなバカなこともなくなるのだろう。むせないだろうし。

 

正しい大人とか、つまらない大人になりたくないという幼い反発としての「タバコ」が存在していたように思う。だが、これ、電子タバコになるとちょっとよくわからなくなってしまうような。あえて悪いことをやるというのが抜け落ちてしまう。電子タバコを吸っていたら不良といえるのだろうか。先生は健康に悪影響がなくても指導をするのだろうか。そこにいるのは、口から白い煙を出す、なんだかわけのわからない奴なのである。

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author:しゅん, category:日常, 13:10
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山の日

▼冷蔵庫の野菜室に青虫がいた。先日買った小松菜についていたのだろう。こんな冷たいところでも生きていけるのか。箸からベランダの植木に移してやろうとしたが、箸の先にくるんとしがみついて、葉っぱの先に移ろうとしない。引き離そうとするが、意外な力強さに驚く。そもそも虫が苦手だったのだけど、よく見るとかわいい気もする。

 

古典の「堤中納言物語」に「虫愛ずる姫君」という短編がある。着飾ったり、化粧をすることに興味がない変わり者のお姫様の話。周りの者が「気持ち悪い虫なんかに興味を持つのはやめなさい」と諫めても「みんなが着ている服だって蚕から取り出された絹だ」と鮮やかに切り返す。昔にも、こんな伸びやかな文学が成立していたのだなと嬉しくなる。

 

 

▼土用の丑の日だった。鰻を買おうかどうしようか迷う。天然物は養殖の倍ぐらい値が張る。天然か養殖か。ふと、現代人などみな養殖のようなものだと思う。安全なところで守られてぬくぬくと育ってきた。そもそも生き物を食べるのに、優劣をつけるのもなんだか品のない話である。結局、プリンを買って帰った。プリンは天然とか養殖とかうるさいことを言わないから偉い。

 

 

▼8月11日に「山の日」という謎の祝日が出現している。恐ろし。知らないうちにいつの間にか休みができている。なんだこれは。どういうことだ。まさか他にも、わたしの知らぬ祝日が出来ているんじゃないだろうな。そんな恐ろしいことが起こっているんじゃないだろうな。許さんぞ。カレンダーを確認した。何も増えてなかった。アホか。

 

まんじゅう怖いとか、知らんのかな。なんのために派手に怖がったと思っているのか。

 

しかし、どうせ祝日増やすならお盆のところは全部休みにしてしまえばいいのに。あんな暑くては仕事も何もできなかろうと思う。お世話になっている会社に行ったら「今日、クーラー壊れてるんです」と言われてしまった。

 

それを知っていたら来なかった。わたしがなんのためにこの会社に来るのか、まるでわかっていない。

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author:しゅん, category:日常, 12:32
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