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今年観た印象に残った作品
▼松井選手引退の記事を読む。ONの現役時代を知らないわたしにとっては特別な選手といえば野茂、イチロー、松井なんですよね。そうか松井もついにという。

引退の記者会見も見ましたが、プロでの思い出について尋ねられたとき、ワールドシリーズMVPや、ヤンキース本拠地開幕戦での満塁ホームランなどの華々しい活躍ではなく、長嶋との素振りの練習をあげたことが松井らしく思えた。

わたしは中日ファンですが、中日ファンにとって特別な選手というと、年配の方ですと杉下、権藤、星野などがあがると思う。わたしにとっては立浪、岩瀬、山本昌、今中、パウエルだろうか。でも松井というのは野球ファンにとって特別な選手なんですよね。本当にありがとうございました。

▼で、今年観た印象に残った映画である。ふつう、映画の感想を書く人は新作を劇場に観に行ってそれを書きます。わたしは2,3年前の中途半端なやつを書くからなあ。「え、今そんなの観てんの?」というような。観てるんだよねえ。今さらなんだよねえ。

では、誰も期待しないであろう今年印象に残った作品(ジャンル別)をどうぞ〜。
【アクション】 007カジノ・ロワイヤル

世間は新作のスカイフォールで盛り上がっていますが、例によって例のごとく、わたしは観ていないわけでして、いまだに1のカジノ・ロワイヤルを楽しんでいた。地味ボンド、地味ボンドガールが大活躍。アメコミヒーロー物をひねったウォッチメンもお薦め。

【ホラー】 エスター

孤児として引き取られたエスターが、こわい!かわいい!こわかわいい!で、お馴染みのエスター。これは思わぬ掘り出し物だった。冷たい熱帯魚もお薦めだけどグロい。

【コメディ】 奇人たちの晩餐会

フランスのコメディって初めて観たかも。主演のジャック・ヴィルレの愛くるしさ。おっさんですが。アフロ田中も良かったですね。

【スポーツ】 コーチ・カーター

珍しくまともな役のサミュエル・L・ジャクソン映画。なにかというとすぐ腕立て1000回やらせます。野球もののオールド・ルーキー、バイクで世界最速記録を目指すおじいちゃん「世界最速のインディアン」も良かった。

【青春・恋愛】 色即ぜねれいしょん

原作のみうらじゅんは、本当に青春時代の男をよくわかっているなあと感心。終身名誉童貞だと思います。短編の詰め合わせみたいなラブ・アクチュアリーもいいですね。

【SF】 キック・アス

ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)のかわいさに打ちのめされました。ジャケットでも主演じゃないのに真ん中だよ。ニコラスお父さんもがんばってたね。他にはアイランドが良かった。

【ミュージカル】 塔の上のラプンツェル

ミュージカルというほど歌のシーンは多くないんですけども。とにかく映像がきれいだったなあ。

【ファンタジー】 
パンズ・ラビリンス

番人様が大人気のダークファンタジー。キモカワキャラ多数出演。ギレルモ・デル・トロ監督は痛そうな映画撮りますね。永遠の子どもたちも、ちょっと痛いシーンが出るし。

【犯罪】 
ジャッキー・ブラウン

タランティーノはセリフが面白いなあと、あらためて。犯罪映画なんだけど痛快さは微塵もなくて、どこか物悲しい雰囲気すらある。それがいいんですね。

【歴史】 麦の穂をゆらす風

昨日の仲間は今日の敵。たとえそれが親兄弟、幼馴染でも。それぞれの主張は正しいはずなのに、なぜ殺しあうのか。アイルランド内戦の悲劇。

【アニメ】 
ちはやふる

競技かるたにかける青春。好きなキャラは原田先生です。アニメは、シュタインズ・ゲート、銀河英雄伝説、タイガー&バニー、人類は衰退しました、も良かったですね。銀河英雄伝説を観たから今年はあんまり他のを観られなかった。本編110話、外伝52話、劇場版3本って超大作すぎる。

【ドラマ】 SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿

超能力バトルです。これ以上ふざけると作品が駄目になるというギリギリのところでふざけている感じ。ちょっとふざけすぎな感じもあるけども。劇場版も良かった。

【今年の一本】 フリーダム・ライターズ

なんじゃそりゃ、と言われそうですがこれが一番よかったですね。犯罪と人種間抗争が絶えないロサンゼルスの高校に赴任した新人教師の話。実話に基づいた作品です。麦の穂をゆらす風か、この作品か迷いました。ちょっと重い話ですが、まあ観たらいいじゃないの。で、みなさまのお薦めを教えてくれたらとても嬉しいです。
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author:しゅん, category:-, 15:55
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映画「アウェイク」
アウェイク
2007年 / アメリカ / 監督:ジョビー・ハロルド / サスペンス


【あらすじ】
心臓移植手術を受けることになったクレイ(ヘイデン・クリステンセン)。手術中、麻酔のせいということだけど、なぜか幽体離脱。事件が起きますが幽体離脱中なので何もできません。オタオタしている間に事件解決。あー、よく寝たわー。おわり。

【感想】ネタばれしてません。
今年は一年通してサスペンス映画をほとんど観なかったんですよね。なんでだろう。で、久々に観たサスペンス映画「アウェイク」は実に予想外の展開でした。ただ、完全にだましてくれたにもかかわらず、今ひとつだったのが不思議。悪くはないと思うんだけども。

映画の冒頭で「術中覚醒」について語られます。術中覚醒とは、全身麻酔をしたのに意識が残り痛みも感じるが、声を出すことも体を動かすこともできなくなってしまう症状である。アメリカで毎年2100万人以上の人が全身麻酔を使用した手術を受け、そのほとんどの人は眠ってしまうが3万人ほどの運に見放された人がこの術中覚醒になるという。

意識があるのに、メスで体を切られても医者に何も伝えることができない。恐怖と苦痛を感じたまま手術が行われる‥‥、こわー!

というなかなか興味深い導入部分なのですが、あんまり術中覚醒という設定がいかされていない気もする。術中覚醒というか幽体離脱映画になるのだ。映画が始まって30分ぐらいは主人公で青年実業家のクレイと彼の恋人であるサム(ジェシカ・アルバ)がいちゃつくところしかでてこない。

もうさあサスペンス映画を観ているのだから、こちらとしては「早く誰か死なないかなー。はーやーくー」である。サンタさんを待つ子どものように目をキラキラさせて待っている。

で、二人がいちゃつくのもようやく一段落。クレイさんは心臓が弱く、友人の外科医ジャック(テレンス・ハワード)に移植手術を依頼する。その手術のシーンがねえ、痛そうなんだよねえ。

麻酔の効きが十分ではなく意識だけはある。クレイは声を出そうとするが出ない。その異常な状態に誰も気づかずに彼の胸はメスで切り開かれていく。「いたたたたー!で、でも大丈夫!恋人のサムのことを考えればこれぐらい乗り切れるはず!サムーっ!」と、まさかの根性論で乗り切るクレイなのだった。乗り切れました。

乗り切れんのかーい、となった。もう麻酔とかいらない。で、どういうわけか幽体離脱するんだよなあ。ここらへんから話がちょっと怪しい。幽体離脱してなぜか過去にもいけるのです。すると、彼の周囲に張り巡らされていた陰謀が明るみに出てくるのだった。出てくるんだけど、なにせ本人は幽体離脱中なので「え!あいつがあんなことを!」とか「誰か、あいつを止めてくれー!」などとオロオロしますが誰も聞いてない。

主人公の何もやってなさがすごい。事件になんの影響も与えないからなあ。恋人、母親、医者ががんばり、主人公が寝ている間に事件が終わっていたという不思議な作品だった。どんでん返しもあって驚いたのですが、あんまりすごいとは思わないんだよなあ。主人公が寝てたからかも。寝てる、幽体離脱してオロオロする、終わり、という。

恋人役ジェシカ・アルバ、母親役レナ・オリンが良かったですね。驚きたい人にはお薦めです。

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author:しゅん, category:-, 01:14
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アニメ「ちはやふる」
ちはやふる
2011年 / 日本 / 原作:末次由紀、監督:浅香守生 / スポーツ

【あらすじ】
福井から転校してきてクラス内で浮いていた綿谷新(わたや あらた)。ふとしたきっかけで新とかるたをした綾瀬千早(あやせ ちはや)は、競技かるたの世界にのめり込んでいく。

【感想】ネタばれしてません。
かるたというと多くの人は、風流でのんびりしたお正月の遊びと考えているのではないでしょうか。ちがーう!君らはかるたを舐めとるよ!百人一首というと坊主めくりぐらいしかご存知ないでしょう。「蝉丸って坊主なの?」とか言ってるんでしょう?いいんだよ、蝉丸の話とか。

かるたとは生き馬の目を抜くような、上の句の最初の文字を聞いた瞬間、取り札が宙に舞うような、0.1秒を争うカードバトルなのです。カードバトルて。なんか違うような。

しかし、競技かるたを一度もやったことのないわたしが偉そうに。よく言うわ。アニメでは、競技かるたについて何も知らなくても自然にルールが理解できるようになっています。ゲームの緊張感、スピード、試合中の心の揺れなどが丁寧に描かれていて楽しめます。わたしが知っている百人一首とまったく違うんで驚いた。

かるた部の仲間、ライバルたちもそれぞれ持ち味があっていいですね。太一とニクマンくん、机くんとかなちゃんの戦いは熱かった。オープニングの近江神宮(かるたの日本一を決める大会がある)やエンディングの紅葉も音楽と調和していていい。風景の描写は本当にきれい。

とここまで褒めちぎってきましたが、競技かるたについてちょっと引っかかる部分がある。アニメの中でもかるた部随一の古典好きのかなちゃんが疑問を呈していますが、競技かるたは和歌を楽しむ姿勢とかけ離れているんじゃないかと思う。

決まり字というのがいくつかあります。たとえば「すみのえの きしによるなみ よるさへや ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ」という句。百人一首で「す」で始まるのはこの句しかないため「す」が読まれた瞬間、下の句「ゆめのかよひぢ〜」がものすごい勢いで取られる。誰ものんびりと二文字目以降を聞いていない。これが和歌を楽しむということだろうか、という問題である。

作品内でいろいろ理由付けをしているものの、やはりこの問題は解決していない。ただどんなスポーツもたいして理由ってのがないしなあ。札を早くとるゲームと割り切って考えてしまえば、それはそれでいいような気もする。そう考えても、この作品の価値が否定されるわけでも、面白さが減るわけでもない。

少しでも早く札をとるために情熱を傾けるひたむきさは観ていて気持ちがいい。壁に突き当たって、その壁を乗り越えていく様子、特別な才能があるわけではない部員たちの努力がすばらしい。努力、友情、情熱、ちょっと気恥ずかしくなるような熱いものを前面に押し出した作品です。

本当にひたむきな努力しかないんですよね。勝ち負けは人を成長させますが、負けたときにこそ大きく成長するのだと思いました。実にスポコンな作品。今後、かるたは文化系ではなく体育会系とみなします。お薦めです。

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author:しゅん, category:-, 17:12
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映画「コーチ・カーター」
コーチ・カーター
2005年 / アメリカ / 監督:トーマス・カーター / 社会問題、スポーツ

【あらすじ】
カリフォルニア州リッチモンド高校のバスケ部コーチに就任したカーター(サミュエル・L・ジャクソン)。弱小チーム「オイラーズ」を立て直すために奮闘する。実話に基づいた作品です。

【感想】ネタばれしてません。
あらすじだけ書くとスポコンものっぽいし、バスケット漫画「スラムダンク」を思い浮かべる人もいるかもしれません。この映画、バスケットに関しての苦労はほとんど描かれてないんですよね。

ふつうのスポーツものは、友情、能力の限界、ライバルとの戦い、チームメイトとの軋轢などが重点的に描かれる。この映画はその辺はまったくといっていいほど苦労してない。ダンクもアリウープも決めまくる。天才ちゃんたちの集まりなのかな。
見よ、この高さ!本当に高校生なのか。

すごいわー。さすがバスケの国。でも試合のシーンはそんなに出てこないんですよね。

バスケそのものに焦点を当てるとボケてしまうので、あえてバスケでの苦難は掘り下げなかったのかもしれない。では何だというと教育や人間形成に焦点を当てている。

ある一定以上の学業の成績を修めるよう、カーターが生徒たちと契約書を取り交わすのがいかにもアメリカっぽい。約束を守らせることで社会人としてまっとうな人間になるよう育てているのだろうけど、なにせみんな約束を守らない人たちである。約束を守らないために生きている。赤点どころかそもそも授業に出ないよ‥‥。

「先生‥‥、バスケがしたいです!」
「ダメでーす」
「え、なんで?」
「だっておまえら勉強しないから」の図。

日本でもプロ選手を目指すような人たちはほとんど勉強するイメージはない。イチロー選手と松井選手の対談を観たときも、中学の頃はともかく高校はレベルが上がりすぎて勉強と野球の両立は難しいと言っていた。だからわたしも、運動能力が高い人はスポーツに集中すればいいんじゃないかと思っていた。ただしそれは日本の話である。

カーターは選手に勉強させるため体育館を閉鎖した。そして図書館に選手たちを集めて語りかける。
「おまえの右隣を見てみろ。左隣を見てみろ。この中で3人に1人は刑務所に入ることになる」

リッチモンド高校の半数の生徒は卒業できず、大学に進学できる生徒は6%にすぎない。この地区のアフリカ系アメリカ人の1/3は刑務所に入るというデータがある。これはたしかにひどい。その現実を変えるために生徒に勉強させ、社会に通用する人材に育てようとするのだけど、親からは「子どもの唯一の取り柄を奪うな」と非難され、他の先生からも「仕事増えるだろ」とか言われ、四面楚歌なのだった。

しかしカーターはひるまない。解任されるほど追い詰められても主張を変えることはない。高校時代、一瞬だけ輝けば良いというのではなく、卒業したあとも社会に通用するように教育を行う。こんな先生がいたらすばらしいと思います。下にいる生徒は大変だけど。なにせすぐ腕立て500回やらせるから。文句言ったら「ああ〜ん?500じゃ足りんのか。じゃ、1000な」と言う。死ぬ。

サミュエル・L・ジャクソンというと「アンブレイカブル」で変な髪型になったり、「ジャッキー・ブラウン」では頭の切れるあぶない悪者を演じたりと活躍してますが、この「コーチ・カーター」こそ、サミュエルの代表作といってもよいのではないか。スポコンものとしても楽しめました。良かったです。

しかし、バスケットボールを足で踏むってありなのかな。まあ、カーターなら何をやってもありなのだ。逆らえば腕立て1000回が待っている。
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author:しゅん, category:-, 22:23
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年賀状
▼本当にいるのかなあ〜。あれ必要なのかな〜。紙でできていて、だいたいいつも同じこと書いてあって、印刷も大変なやつ。

そう、答えは新聞です!
いや、年賀状ですけども。なんだろうね、この無駄なクイズ形式。今ひとつやる気が出ないまま年賀状を作っている。そもそもわたしの出す分などほとんどなくて、親の分だからか。年末のボランティア。

PCが新しくなったので昔の年賀状ソフトが入らず、古いPCを引っ張り出してきてそちらにソフトやドライバをインストールすることにする。面倒なんだけど、こういう地味な作業は意外と楽しい。久しぶりに電源を入れると、ハードディスクが今にも壊れそうな怪しげな音を出して回り始める。

ガガガガ‥‥、ガガという音が止まり、一瞬の空白の後「Windows XP」というロゴが表示される。またハードディスクが回転を始める。ああ、まだ生きてたんだなあという安堵感。使わないで申し訳ないという罪悪感。今は六本木ヒルズの最上階に住み、贅沢な暮らしにも慣れたけど、子ども時代に育った狭い集合住宅での貧乏暮らしがわたしの原点だった、そんなことを思い出させてくれる。

なんでしょうか、この面倒くさい嘘は。ヒルズなんて仕事でしか行ったことないわ。受付が美人すぎて挙動不審になるわ。

▼最近、テレビでとんねるずをよく観る。そんなにテレビを観てるわけじゃないんだけど。今売れている人たち、おぎやはぎ、バナナマン、さまぁ〜ずなどと出ているのを目にする。

若手芸人(といってもそんなに若くない)たちは、あのとんねるずと共演できるという喜びがあるんだろうなあ。とんねるずは、若い人たちとやることで刺激を受けつつ視聴率もということなんだろうけど。

で、その成功した若手芸人たちがとんねるずに高い物を買わされるという、なんだかよくわからない企画の物を観ている。バブルの残骸みたいな番組だ。とんねるずを観るとき、残響とか余波を楽しんでいる感じがする。学生時代に観た爆発的に面白かった頃の懐かしさを楽しむというか。

「面白い」ということは奇跡的なことなのだろう。ドリフやひょうきん族とかもそうだ。今見かえして「あれは面白くない」というのは簡単だけど、その時代に面白かったなら、その爆発力が正当な評価なのだと思う。旬の食べ物を季節はずれに食べて「美味しくない」と言うようなものだ。

時代、技術、才能、そういう条件が合致したごく短い期間に、ほとんど奇跡的に「爆発的に面白い」という状態が出現するんじゃないだろうか。とんねるずやダウンタウン、ドリフやたけし、さんまなど、本当にたくさん笑わせてもらった。ただその奇跡的な瞬間に立ち会えたことを感謝したいのです。
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author:しゅん, category:日常, 14:46
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世界滅亡のおしらせ
▼明日、世界滅亡らしいじゃないですか。知らんかった。わたしのところに連絡がない。「世界滅亡のお知らせ」というメールもまわってこなかった。ハブられているのだろうか、世界から。

▼どうもネットでは話題になっていたようですが、わたしは伯母から聞いた。マヤ歴のカレンダーがどうだこうだで、アセンションがなんだかんだで人類滅亡するとかしないとか。よくわからない。伯母のところに出入りしている健康食品の業者がそんなことを言っていたらしい。

その業者は熱心な人で、ある団体に入っている。どうもきな臭い話になってきた。その団体を主宰する霊感のある先生が「いい人間だけ生き延びて、悪い人間は死んでしまう」という。どうせ来月になったら「先生が祈ったから人類滅亡は防げた」って言うにきまってる。それをこの時点で予言しておきます。

だからわたしからハンコや壷を買えばいいと思うんだ。現在、滅亡キャンペーン中ですので一人紹介すればシルバー会員、二人紹介すればゴールド会員、あなたの霊的ステージがぐんぐん上昇します。ステージが上昇すると、死ぬときにあんまり痛くない死に方で死ねます。お得!

しかし、子ども向けのヒーローものでも、もうちょっとひねった展開をしてる。人の不安をあおって高額な物を買わせるのが仕事なのに、そんな大雑把なことでいいんでしょうか!よくない!もっと細部をつめないと。だいたい健康食品を売りつけるのが間違えている。今月で世界滅亡するのに健康になってどうすんだ。不健康でいいじゃん。滅亡するんだしさあ。ひと月ぐらい我慢しなさいよ。

それよりも祇園で芸者をあげて飲めや歌えやの大騒ぎ、酒池肉林が滅亡までの正しい過ごし方ではないか。そういう事情ですので納期は守らなくてもいいと思います、と主張したい。それを取引先に言えば、世界は終了しないがわたしは社会的に終了する。それは正しい予言。
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author:しゅん, category:日常, 09:05
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サンタ

▼友人夫婦の家にお邪魔。友人夫婦の子ハナちゃん(小学校5年)と話す。何がショックってハナちゃんが5年生になっていたことだ。もうすぐ中学ではないか、中学三年なんてすぐすぎるし、それから高校でしょ。そしたら就職?大学?とにかくすぐ成人である。

そのとき、おじさんはおじさんは‥‥、もうおじいさんではないかー!
はい、この話おわりおわり。自殺者が出る。誰も得しないわ。

そんなハナちゃんはこの時期になるとしつこく「なんで大人ってわざわざサンタがいるフリをするの?」と訊いてくるという。大人びている。いないことが前提になっている。友人(父サンタ)はなんとかハナちゃんに再びサンタを信じてもらいたいらしい。夢、見すぎだろう。小5なんだし。

大人びたハナちゃんを説得できるサンタの話を考えてくれないかという。たしかにタダでプレゼントを配りまくり、セキュリティを突破する空飛ぶ老人というのは無茶である。そんなものいるわけがない。

しかし今は無料のサービスも増えている。検索エンジンやwebメール、SNSはどれも無料だ。なにかこちらでは想像できない方法でサンタも資金を回収しているのかもしれない。おもちゃメーカーの宣伝、国の老人雇用政策という説明はどうだ。子どもには少し難しいかもしれない。

もう少し子どもが興味を持つ説明はないだろうか。サンタというのは個人ではなく組織だ。これは大富豪だけで構成される秘密クラブである。彼らはとても変わった性癖を持っていて、幼い子どもの靴下に物を入れることで性的快感をおぼえるというド変態である。貧しい家にプレゼントをあげることを料金として、彼らはそのプレイを楽しんでいるのだ。

とても小5には言えない説明だ。なによりこれを言ったら父サンタにぶっ飛ばされる。ハナちゃんにサンタを信じさせることはあきらめた。かわりに、なぜハナちゃんのお父さんが過剰なまでにサンタの存在を押し付けてくるか、ハナちゃんの疑問に答えた。

「子どもが成長して自分のコントロールできないところに行ってしまう無意識のおそれ。子どもには子どものままでいてほしいという無理な願望。社会に出れば厳しいから、せめて子どもにだけはメルヘンな夢を持っていてほしいという押し付けのどれか」と伝えた。

ハナちゃんはもう大きいのだから、そんな大人に付き合ってあげてもいいんじゃないか。ハナちゃんは、わたしの返事に「直球だね‥‥」と驚いていた。子どもが驚くような直球をどんどん投げ込んでいきます。顔面に。

父サンタからは「夢のないこと言うな」と怒られた。その父の肩に手をおき、まあまあとなだめるハナちゃんがずいぶんまぶしく見えた。

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author:しゅん, category:日常, 21:29
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所有
▼知り合いの勤める会社がマスコットキャラクターの名前を募集するらしい。またしてもゆるキャラである。さすがにゆるキャラも飽和状態にあるのではないか。方針を変えて今後は、げきキャラ(劇画キャラ)というのはいかがでしょうか。

ゴルゴ13をモデルにしたゴルゴさんなど良さそう。「命が惜しければ俺の後ろに立つな」が口癖。相手が客でもはっきり言います。気に入らない客は半径2キロ以内なら狙撃可能。

▼以前にスーツをかびさせた話を書きました。そのときクリーニング代がだいぶかかってしまった。あれからちょっと考えましたが、物を持たない豊かさというのもあるのだろうなあ。個人でも会社でも物を持っていれば、保管場所や管理に費用がかかる。だから本当に豊かであれば必要なときだけ借りるか買うかすればいい。

去年あたりに断舎離という言葉が流行った。読んでないのでわからないのだけど、物への執着をなくし物を捨てることなのでしょうか。たしかにそれが理想のような気もする。だがちょっと無駄がなさ過ぎる。もうちょっと無駄があっていいんじゃないか。

物への執着がないというのは理想だけど、そこにたどり着くには豊かさが必要だと思う。今は30歳も過ぎれば、多くの人はお腹いっぱい食べたりはしない。美容や健康ということをどうしても考える。前に年配の方にご馳走になったとき「たくさん食べなさい」と勧められた。

「太るから」と断るのも失礼な気がしてたくさん頂いた。太った。戦争を経験している世代ですと尚更ですが、やはり年配の方は若い人に比べると、お腹いっぱい食べるのが幸福という考えが強い。若い人は食べられなかった経験がないから、そんなに食べることに執着していない。あるのが当たり前なので、太るからやめておこうという発想ができる。

豊かさというのは物をたくさん所有しているというより、自分が何が欲しいかを知っていることなのだろう。そしてそれを手に入れられることだ。だから物を持たない豊かさというのは、物を持つことができる人が獲得できる考え方である。

と、まあだいたいそんなことを考えたわけで、すると物に囲まれて育った世代のわたしなどは何も持たないほうがいいということになる。パソコンで検索するとだいたいのことはわかるし、無駄なことは推測してやらないというのは知性の一つだ。しかし、その表層的な知識で知ったような感じになるのもなんだか違うように思う。

初めてタバコを吸ったとき火が点かなかった。タバコを吸う人には当たり前だけど、タバコは根元のフィルター部分を吸いながら火を点けないと火が点かない。そんな簡単なことも知らなかった。小さなことでも、やってみてはじめてわかることや感じることがある。もっと徹底的に物に執着して、そのあとに執着がないということにたどり着いてこそ本当ではないか。

これからはどんどん物に執着していこうと思います。物欲の権化となりたい。ペルシャ絨毯の上で肘掛け椅子に揺られながらワイングラスを傾ける。膝の上の愛人とシャム猫を交互になでる。部屋の壁には猟銃と鹿の角。

あのー、わたしの金持ちのイメージってだいぶ古いんですけどあってますか?こんなんでちゃんと執着できますか?今後はバリバリ執着していかないといけないしワイロも裏金も受け取らないといけない。みんなの汚いお金、待ってます!
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author:しゅん, category:日常, 01:55
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給湯器の交換
▼ここのところ日記に給湯器のことばかり書いている。今日もそうだしこれからもそうなのだ。もう給湯器のことだけを書いていく。給湯器のことしか書かない。給湯器日記である。

▼故障した給湯器の交換を業者に頼んだものの、二週間かかると言われてしまった。この寒い中、風呂無し、お湯なしで二週間である。その業者が安くて人気があるというのもそうなのですが、なんとか工期を短縮できないか相談してみた。

通常は下記手順で工事となる。
1、修理や交換を業者に連絡。
2、業者が見積もりをとりにくる。
3、業者が見積書を作成。
4、見積書の内容を見て発注。
5、工事。

で、2番の見積もりの部分をこちらでやることにしたら翌日に工事してもらえることになりました。

具体的にこちらがやることは、現在使用している給湯器の撮影。給湯器の型番などを伝えるだけです。

1、写真撮影

これが給湯器だ!
と張り切ってみたが、わたしは給湯器がなんなのかよくわかってなかった。給湯器日記を書く身でありながら恥ずかしい。まず遠景で全体を写したものを1枚撮ります。あなたたちのような給湯器ビギナーはわかってないと思いますが、上半分が給湯器で下半分の区切れている部分から下は排気カバーなんですよ。どうだ、知らなかったでしょう。知っていた?そうなの?じゃ、じゃあ、こんな日記読まなきゃいいじゃん!

で、下半分の排気カバーをはずした写真を撮ります。給湯器の前に映りこんでいるのは室外機です。邪魔なのでどかして撮ります。ノーリツの給湯器は排気カバーは上部のネジ一本で留められています。簡単にはずれます。

これが排気カバーの中身。このときにですね、パイプの長さを見ているそうです。だから、何センチかわかるように定規をあてて測ると親切です。わたしは気づかなかったけどな!

あと、外した排気カバーの長さ(縦)も聞かれました。うちのは90センチぐらいですね。排気カバーの長さがわかれば、パイプはそれに収まるように作ってあるのが当然なので、目安として排気カバーの長さを聞いているようです。

で、3枚目の写真は給湯器のスペック。これは給湯器にシールが貼ってあります。

必要なのは、型式(型番)、都市ガスかプロパンガス、設置の方式ぐらいでしょうか。これは写真を撮る必要はないのですが、撮っておけば誤解がないので安全かも。あとは業者の方は車で来るので、駐車場の予約が必要な方は抑えておくぐらいでしょうか。

あいみつを取るとだいぶ値段に差があることに気づきます。ネットで見つけたところ(14万、長期保証込み)と比べると、マンションの管理会社が紹介したところは10万ぐらい、正規代理店は16万ぐらい高かったです。

ただ地元のお店ですとすぐに修理や相談ができますし、多少高くても地元の店を選ぶのも良いかもしれません。わたしの場合、管理会社が紹介してくれた地元の店は仕事が雑で値段も高く、近所の住民に評判が悪く、態度もでかいという、もはや頼む理由が見つからないところだった。前に一度台所の修理を依頼したときもひどい目に遭った。

べつにそんなにお金が惜しいわけではないのだ。ただ、その地元の店に頼んであのオヤジが「はい、毎度あり〜!イッヒッヒッ!またしても24万ゲットだぜ〜!」とか喜んでいるさまを考えると許せん。どうですか、この心の狭さ。

今回はネットで探して別のところに頼みました。下記の店などは、自分で見積もり写真を撮らなければなりませんがかなり安くできますね。もし価格にこだわるのであればそういうところもいいかもしれません。
ハウスアップ本店
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author:しゅん, category:日常, 15:19
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風呂2
▼風呂が壊れました。風呂というか正確には給湯器が壊れたわけです。どうもなあ、わたしの風呂の使い方がよくないのかもしれん。お風呂で本を読んで寒くなったら追い炊きというのをやっていたから、ふつうの家よりも給湯器の寿命が短いのだろうか。

業者の方に応急処置をやってもらったものの、またすぐに壊れるらしいので部品交換か全交換が必要らしい。全交換なら在庫があるらしいのだけど部品交換はいつになるかわからないというので困る。笹子トンネルが崩落して今検査をやっていますが、その影響で給湯器の工場がある西日本から部品が届かないらしい。宅急便の会社は各社、下の道を使っているらしく本当に大変ですね。

全交換の見積もりを出してもらいましたが30万ということでね、思ったより相当安かった。こんなタダみたいな値段でいいのかしら。いっそタダにしてくれないか。わたしの月収が3億ぐらいだから、毎日取り替えて使い捨てでもまったくかまわないというか、たかーっ!給湯器たかーっ!

こっちは給湯器買うために仕事しとるんやないんやで!おまえー、壊れたフリしてないで根性で働けやー!などとブラック企業の社長みたいに給湯器を揺さぶってみたものの、さすが機械、まったく言うことを聞かない。聞いておくれよ。動いておくれよ。様子が変です。エラーコード140てなんですか。

ちょっとね、あんまり高いんで見積もりを出してくれたところに交渉した。正規代理店だから値引きはやってないとかで、でも「ネットで調べれば半額ぐらいでやれるんですけどね」と教えてくれた。それは嬉しいのだけど、その情報をあなたが教えてくれるのはどうなんでしょう。調べてみるとたしかに80%オフのところがいくつかある。工事費込みで12万ぐらいでなんとかなりそうだ。

今月はいろいろ出費があるなあ。わたしのところにもサンタさんがきてほしい。今からいい子にするので給湯器をプレゼントしてほしい。サンタさんに型番をお知らせします。GT−2450SAWX BLです。よろしくお願いいたします。
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author:しゅん, category:日常, 13:00
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