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わからない
▼野球中継を観ていると、中日の大島選手を評して「野球を知る男」と言うことがある。俊足巧打で守備がうまく、通好みの選手なのだ。で、あの「野球を知る男」という言葉がよくわからない。他の選手が野球を知らないかというとそんなこともなく、みなよくやっている。野球を知らない人たちもよくがんばっている。野球知らないくせになー。今のところ1位。今年も期待できそう。

▼先日、痛風になりました。近所の診療所に行って採血をし、結果を見てから今後の治療方針を決めようということになっていました。で、今日は検査結果を確認。ところが尿酸値が低い。痛風が出るぐらいの尿酸値だと8か9あたりだと予想していたのだけど、数値は3.4。

正常値の下限が3.2なので低すぎる。先生もこの結果に驚いていた。「わっかんねえな〜。なんだろう。なんでだと思う?」と訊かれた。かなり開けっぴろげというか、大雑把な先生で、なんとなく気が合う。60歳ぐらいの先生だけど、親戚のおじさんと話しているような気分になる。

わたしは仕事でわからないことがあったとき、わからないとは正直に言いづらい。でも、言ってもいいと思うんですよね。見栄を張ってもしかたがない。むしろまじめに勉強している人ほど、わからないと言えるのではないか。知れば知るほど難しいというか。

わからないと言えば「ヤブ医者だ」とか「あてにならない」と思われるかもしれない。でも、知ったかぶりするよりも、よっぽど誠実である。わたしも今後は積極的にわからないと言っていこう。どんどん言っていこう。わたしの場合は、単なる勉強不足からの「わからない」なのだけど。怒っちゃイヤ。
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author:しゅん, category:日常, 16:16
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利き首
▼手や足に右利き左利きがあるように、首にも利き首があると思う。うつぶせに寝たとき、違和感がないのが利き首なのだろう。わたしは左向きが楽。手を両利きにするのに憧れるように、首も両利きにしたほうがいろいろといいのではないか。

で、首を両利きにするために、普段とは逆にうつぶせで右向きに寝てみた。皆さまの予想通り、寝違えて左を向けない間抜けな人間が誕生。もう今日は何もできない。あと、仮に首が両利きになったとして何かいいことがありますか?その利点を考えている。

▼よく読んでいる日記がありまして、そこに「つい恋人の携帯電話を見てしまう」ということが書かれていた。わたしの元同僚の女性もそんなことを言っていた。どうも、女の人のほうが見たがるような気がするのだけど偏見でしょうか。

最近のものはどうかわかりませんが、携帯電話のバックアップソフトなどでパスをはずすということができました。ソフトを使わなくても4桁パスが主流なので、そもそも安全性は低い。その元同僚の女性は、恋人の携帯のパスを突破するのが趣味と言っていた。まあ、よくもそんな誰も幸せにしない趣味をねえ。どうかしてる。

彼女の付き合った男性は、だいたい「誕生日」「電話番号」「住所」「ぞろ目」などをパスにしていたそうである。ちょっと凝った人は、これらの項目を逆さ(誕生日が4月1日なら、1040)にするぐらいだったらしい。彼女は、あえて特殊なツールは使わずアナログな推理で解くのが楽しいと言っていた。

「パスが解けなければどうするんですか?」と訊いたら「包丁持って泣きながら『携帯見せてくれないとアンタを刺して、わたしも死ぬ!』って暴れるから大丈夫」と言った。全然大丈夫じゃない。もはやパスワードとかどうでもいい。
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author:しゅん, category:日常, 19:56
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便利
▼今はなんでもweb上にデータが蓄積されている。今回PCが壊れたとき、その便利さを実感した。インターネットをするのにgoogle chromeというwebブラウザを使っている。PCが壊れて、ブックマークやRSSに登録したものが全部飛んだと思っていたが、データはweb上に保存されており、復旧するのにほとんど手間がかからなかった。

chromeをインストールしてログインしたら、すぐにすべてのブックマークが復活した。便利な反面、わたしがどんなサイトをどれぐらい見たとか、そういったデータはすべてgoogleが掌握しており、マーケティングデータに使用されるということになる。ま、いいんですけども。

でね、PCが壊れて新しいPCを買って、その新しいPCが初期不良でショップに持って行きました。店員がその不良箇所を再現するのに、PCを立ち上げたところ、わたしのお気に入りがズラーッと並ぶわけです。サムネイルの小さい画面で8サイトぐらい並ぶ。chromeって、そういうサービスもするから。頼んでないのにするから。

で、いっそアダルトサイトとか出てくれればいいんです。その前日にどういうわけか、猫の動画を集中してみており、「猫ねこ動画」とか猫のサイトが、ずらーっと出た。8サイト出た。さっきまで、わたしは一丁前のことを言っていた。「どうやら有線接続のケーブルを繋いだときにだけ不具合が発生するから、ドライバの問題じゃないですか?」とか。

猫サイトが並ぶ画面を目にしたときの店員の表情がこわばった。必死に笑いをこらえているような。「なんか偉そうなこと言っときながら、おまえ猫のサイトしか見てねぇじゃねえか、ウケル!」とか思ってそう。思ってるにちがいない!コロス!

店員の蔑むような視線が痛い。「いや、友だちが猫が好きで、それでね。えへへ‥‥」という嘘をつこうとしたけど、それもかえってみっともない。それからはお互い必要なこと以外は口をきかず、不具合の再現を試みました。web上にデータを蓄積するのって本当に必要なんでしょうかね。わたしは疑義を呈したい。呈したいニャー。

▼そういえば以前、同僚から少し変わった話を聞いた。彼女が付き合っていた男がおり、彼女の家の鍵を渡していた。別れることになったとき、鍵をなくしたと言って、返してくれなかったという。

もう話すのも嫌だったし、ほうっておいた。しかし、どうもその別れた男が彼女の家に無断で入っている気配がする。物の配置がなんとなく違っているようなのだ。で、ある日、彼女がPCを立ち上げてAmazonのサイトに入った。

するとお薦め商品のところにグラビアアイドルの写真集がズラズラ出てきた。Amazonは閲覧者の情報を蓄積して、その人が好きそうな商品や関連商品を表示するプログラムが有名である。それを見たときに、男が入り込んでいるのを確信したそうである。きっと、なにげなく彼女のPCをたちあげてAmazonでいろいろ見てしまったのだろう。

これはとても重要な教訓である。われわれストーカーとしては是非気をつけたい。みんなも気をつけて!
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author:しゅん, category:日常, 19:53
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映画「八日目の蝉」
八日目の蝉
2010年 / 日本 / 監督:成島出 / サスペンス


どっちに肩入れしていいのかわからない。
【あらすじ】(ネタばれしてます。)
1985年。不倫相手の家で見つけた赤ん坊を衝動的にさらってしまった野々宮希和子(永作博美)。彼女は、その赤ん坊に「薫」と名づけ、自らの子として育てようと決意する。警察からの追跡を逃れ、謎の宗教団体エンゼルホーム、小豆島と逃亡を重ねる。しかし、ある事柄がきっかけで二人の居場所は警察の知るところとなり4年に及ぶ逃避行は終わりを迎える。

2005年。大学生になった恵里菜(井上真央)=薫は、誘拐犯の元から本当の両親に返されたにもかかわらず、実の両親と折り合いが悪く、実家を出て一人暮らしを始めていた。そこに過去の事件を取材する記者が現れたことがきっかけで、幼少期の事件と向き合うことになる。

【感想】
この映画、母子の愛情を描いてますが、どうも実の母親(森口瑶子)がひどく描かれていてそこが少しかわいそうだった。

「あんなひどい母親なのだから、誘拐されたとはいえ希和子の元で育ったほうが幸せだったのではないか」と思わせたいのかもしれないけど。実際、小豆島のシーンではそう思わないでもなかった。

ただ、実の母にしてみれば、夫は不倫し、子どもは誘拐犯が忘れられず、まったく自分になついてくれない。包丁は持ち出すしヒステリックになるし、ちょっとアレな性格だけど、こうまで捻じ曲がってしまったのも彼女のせいだけともいえないのではないか。

逃避行を続けながらも、希和子と薫はそれなりに幸せな生活を送る。ある日、それが引き裂かれてしまう。この映画を好きになるかどうかというのは、やはり希和子と薫の側に感情移入ができるかに尽きると思う。

映画の2時間という短い時間のせいもあるが、どうもそこまで誘拐犯側に肩入れできなかった。それよりも実の母親が哀れだった。しかしこの母親も性格がひどいので感情移入できない。まるで、興味がないチーム同士の試合を観にいってしまったようだった。「あ。なんか試合やっとる。どっちもがんばれ〜」という心境。

脇役に劇団ひとりが出ていた。演技はうまいと思うのですが、ふだんのバラエティのイメージで観てしまう。薫(井上真央)とのキスシーンもある。

「俺、井上真央とキスしたぜー!」と芸人仲間に自慢してるだろうな〜。してるね、絶対!と思って、なんだかちゃんと映画を観られなかった。劇団は悪くない。わたしがいろいろ想像してしまい、上の空になってしまった。

薫とのベッドシーンも「げ、げ、劇団がベッドシーンをしとる!」と、なってしまった。集中しろ。

小池栄子も、薫を旅に連れ出すライターという重要な役で出ていました。臆病なのに無礼という変人をごく自然に演じていた。小池栄子がまだ産まれてもいない薫の子を「一緒に育てる」というシーンは原作では感動的なくだりなのかもしれない。

ただ、やはりそのシーンも「え。そんな、他人の子を。そこまでして育てるの?」という感じで観てしまった。どうも、全体的に入っていけないかんじである。何かこう「作り手はわかっているが、観る側にそれが伝わりきっていない」という部分が多いように思った。

この話は、誘拐犯と子の間に芽生える、実の親子よりも親子らしい愛情がテーマだと思います。その始まりの歪さというのは十分に理解しつつも、この二人を引き裂かないでほしいと観ている側は思うという。でも、その始まりを許容はできないし、そこまで入っていけないというのはこの映画に原作から抜け落ちてしまった何かがあるような気がする。

それはとても重要な何かなのだろうけど。原作やドラマは評判がいいようなので、そちらをみるとまた違った印象なのかもしれない。

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author:しゅん, category:-, 15:59
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初期不良
▼PCを買い替えたらPCの話ばかりになっている。ことによるとだいぶつまらない日記を書いているのではないか。でも、それは通常営業。ほっといて。

▼ストレス解消法の話をしていた。友人A子に訊けば、「人に当たりまくる」と自信満々に答えた。ふつうは、人に当たらないためにストレスを解消するのだと思っていた。それを人に当たりまくるとは、なんと斬新な発想。斬新かつ迷惑。斬新かつ迷惑かつ人でなし。あっち行け。

▼で、わたしは毎日違うPCで日記を書いています。元阪神タイガースの新庄選手は、同じパンツは二度と履かないそうです。つまり、使い捨て。わたしにとってのPCも同じ。そういうことね。

ちょっと何言ってるかわかりませんけど。

▼PCが壊れ、新ノートPCを買い、それが初期不良で返品。そして新しく買い直したPC(新新ノートPC)で書いていますが、なんとこのPCも初期不良なのだった。わたしには何か憑いているかもしれん。PCを初期不良にする霊とか。やけに狭い範囲の呪い。霊界でも地位は低そうである。

霊1「今週は、通りかかった奴をさんざん驚かせてやったわ」

霊2「俺は、憑依して狐憑きにしてやった。地縛霊さんはどうですか?」

霊3「一人‥‥、とり殺した‥‥」

霊1「わ、悪いお人やー!ほんまの極悪人やでー!」

霊2「霊だけど」

霊1「新入り。おまえはどうなんだ?」

霊4「とりついた奴のPCを初期不良に‥‥」

他の霊「え?」

このように、初期不良霊はたいへん地位が低いのではないか。知らんけど。

▼初期不良が出たPCというのは修理ではなく返品してしまったほうがいいと思う。というのも、PCの不調の原因は見極めるのが難しい。そもそも障害の状況を修理者が再現できない場合も多い。修理のしようがないから、怪しい部分のパーツを替えてみたりする。やむをえず手探りになってしまう。原因を正確に排除したわけではないので、また障害が発生することは考えられる。

それと修理に出すと戻ってくるまでなんだかんだで2週間ぐらいかかってしまう。だから返品して買い直したのだけど、このですね、買いなおしたやつがまた初期不良という。今回はブルースクリーンという致命的なものではなく、ファンの音が異常にうるさくなるときがある。使っていてわかったけどCPU負荷がかかる作業をしているとき、ファンが高速で回転するのだけど、そのときだけファンの具合が悪いのかかなり大きな音がする。

もう、わたし、店に持ち込んで取り替えてもらうのに疲れてしまった。対処法として、PCの下にティッシュを丸めたのを置くと静かになります。もうそれでいいです。安定してるし。あと、負荷のかかる作業を一切やらなければ大丈夫。日記書くのはとても快適。インテリアとして部屋に飾っておくのなら大丈夫。そうか、これは仕事をするなという神の啓示。アホか。

▼そうそう、返品をする場合は箱がいりますのでご注意ください。中のビニールなどは捨ててしまってもいいのですが、箱だけはいります。箱、中身一式、保証書、領収書があれば大丈夫。

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author:しゅん, category:日常, 13:00
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PCを買う
▼PCが壊れてしまった。再起不能の壊れ方でもうどうしようもない。パーツを買ってきて組んだPCだったので愛着があったし、よく働いてくれた。5年ほど使ったのでもう十分だろう。もう1台の予備のPCを使おうとしたが、こちらは長く使っていなかったせいかハードディスクがいかれたようである。なのでハードディスクを買いにいった。これにWindowsをインストールして復旧させるつもりだった。

ハードディスクにはデータ転送規格がいくつかありますが、今回探しているのはSATA1というやつである。本当はシリアルATAと読みますが、実際はサタとか呼ばれます。で、このSATAにもいくつか種類があって、現行のモデルはSATA3。

秋葉原のようなところならいざ知らず、わたしの住む町は普通の量販店しかないので、古いSATA1はなかなか置いてないのだ。もちろん理屈の上ではSATA3のディスクだって接続できることにはなっているが、それでちゃんと動くとは限らないのがパソコンの面白いところというか、困ったところいうか、困ったところだろうよ。確実に。

あと、SATA3のディスクを繋げても、わたしのPCではSATA1の性能しか出ないのです。だから、SATA1でよろしい。で、SATA1を求めて量販店行脚の旅をした。店員に訊けば「SATA1?置いてないですねえ」と笑われる。こちらも「いまどき、SATA1て落ちてても拾わないですよねえ」と言ったところ「そうですよー」と同意された。

こっちは落ちてても拾わない物、買いにきとんじゃー!と、心の中で暴れた。自分で傷を深くするようなことを言ってしまった。まあ、落ちてても拾わないだろーなー。ひったくりにあったとしても、「そのカバン、SATA1のディスクしか入ってないから返してー!」って言えば、ひったくりも返してくれる。「なんだ、SATA3じゃないのか‥‥。ほら、この金でSATA3買えよ」って。どんなひったくりなの。

で、そんな需要のないのを探していたらようやく3店舗目にしてSATA1を発見。しかも、1つしかない。まさにわたしに買われるために待っていたんじゃないのか。が、お高い。こちらの商品、たいへんお高くなっております。SATA3の2TBが8000円ぐらいなのに、SATA1で160GBが17000円ぐらいする。なにこれー。データ転送速度もさることながら、記憶容量が十分の一以下のものを倍額で買うって。

うーん、うーん、これどうしたものか。で、SATA1の前で難しい顔をしておったら、後ろにノートパソコンがアウトレット価格の4万円で売っている。Windows7つんでいてcore i3って普通に使うには十分なスペックである。時代遅れのディスクを買って、家でPCを分解してハードディスク付け替えてWindowsXP入れる手間が急に面倒になった。それに古いPCなので、他の部分が近いうちに壊れるかもしれない。

結局ノートを衝動買いしてしまった。そういうわけで、わたしの手元には今、新ノートPCちゃんがあるのである。で、このPCをですね、ウヒウヒしながら触っていたら、なんと2回目の起動時にブルースクリーンである。信じがたい。ブルースクリーンというのは、PCに深刻なエラーがでたときに表示されます。あれ見ると卒倒する。買ってきて、まだ2回しか使ってないのに。

ここまですがすがしい初期不良ははじめてである。今は予備のPCの3台目をいじくって日記を書いています。仕事は滞っているが日記はまじめに書いています。えらい!

仕事しよ。
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author:しゅん, category:日常, 10:24
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PCの故障
パソコンが壊れてしまいました。しばらくしたら戻るかと思いますが、それまでは更新がほとんどできなくなると思います。なるべく早く戻りたいですが、しばらくかかるかもしれません。 では、またお会いする日まで〜。
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author:しゅん, category:日常, 00:33
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なぞなぞ
▼梅雨。知人になぞなぞを出される。

「消防署でアンケートをとると、一番人気のある太陽系の惑星はなに?」

これは難しい。わかりませんでした。答えは日記の末に。

▼友人夫婦の家にお邪魔。友人夫婦の子ター坊(小学3年)と話す。ター坊は、ちょっとご機嫌ななめだった。彼は友人のユウくんとケンカをしたらしい。いいっすなあ、つかみ合いのケンカってのは小学生らしくて。どんどんやって。目の前でやって。どっちが勝つか、お金かけるから。

そう言って怒られた。

▼なんでも、ユウくんがポケモンカードだか何か知らないが、そんなカードを友だちと交換するときに、相場より安いレートで交換してしまうのが我慢できないらしい。「ユウくんはだまされている!」と、ター坊は怒っている。それで、交換相手ではなく、ユウくんとケンカになってしまうのがター坊のよくわからないところ。ター坊は話しているうちに興奮して半べそになってきた。

「ユ、ユ、ユウくんは世間知らずなんだよお!」と、ぶんむくれた。

世間知らずて。ター坊も、なかなかのもんだと思うけど。

▼話して気が済んだのか、「ユウくんのところに謝りに行ってくる」と早足で出て行った。もう怒りはなさそうである。さすが「ミスター世間」「わたしこそ世間」でおなじみのター坊、心が広い。

たしかに子どもはバカで世間知らずかもしれない。ただ、わたしが友人とケンカしたなら、あんなに素直に謝れないだろう。プライドだけ高くなって、多少知恵がついたつもりで、わたしのほうがよっぽどバカかもしれない。子どもを見ていると、自分が失くしてしまったものを急に目の前に出される瞬間があって驚く。

▼なぞなぞの答え。
地球。

1位 地球 → 119 だそうです。なるほどー!
簡単?
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author:しゅん, category:日常, 22:42
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オオカミ少年
▼痛風ということで打ち合わせを欠席した。お世話になっている会社に連絡したものの、体の不調を信じてもらえなかったのが悲しい。いくらわたしが「足がちぎれそうに痛い」と伝えても「またまた〜」とか「そんな大げさな」と取り合ってもらえない。日頃のわたしの言動のせいなのだろうか。

なんと言いましょうか。わたくし、オオカミ少年さんの気持ちがわかりました。かわいそうになあ。きっと「オオカミが来たぞ〜」と村人に助けを求めているのに、誰にも相手にされず苦しみながらオオカミの餌食になってしまったんだろうなあ。バカな村人どもめ〜!(逆恨み)

あれは実に涙なしでは読めない物語。オオカミ少年さんの命日である4月1日は、供養として必ず嘘をつかねばならない日となりました。

会社に連絡したところ、隣席のTさんが出た。

わたし:今日の打ち合わせ欠席したいんだけど。

Tさん:えーと、打ち合わせって経営戦略会議のほうですか?

わ:そんなの出てたっけなあ。なんかね、お茶飲みながら売り上げがあがらないのをよその部署のせいにするやつ、なんだけど。

T:そんな会議はありません。1時半からのですか?

わ:そう、それ。

T:経営戦略会議ですね。

わ:そっかー。あれ、そういう名前だったんだ。

T:なんだと思ってたんですか。

わ:お茶を飲みながら売り上げがあがらないのをよその部署の‥。

T:もういいです。痛風の具合、どうなんですか?

わ:それがね!足がちぎれそうに痛いの。

T:え〜。またまた〜。そんなこと言って全然元気そうですよ。

わ:本当だって!もう、本当に死ぬんじゃないかってぐらいで‥‥、あっ!

T:なんですか?

わ:今!まさにね、死ぬとこだった‥‥。あーぶーなー!

T:おおげさ‥‥。声聞いてるとものすごく元気そうですけど。

わ:いや、これがね、元気そうに見えて死にかけているというか。足がちぎれるか、ちぎれないかぐらいの瀬戸際。

T:へー。大変ですねー。ちぎれたら連絡くださいねー、面白そうだから。じゃあ、また〜。

どうですか。この冷血ぶり。夏はクーラーとかいらないんじゃない?節電ですなあ。

そしてわたしは痛風の痛みを信じてもらえない苦しみを、オオカミ少年に重ね合わせて同情するのだった。オオカミ来てたのにねー、あんまりじゃないか。

あの、でもちょっと気になるんだけど、オオカミ男は「オオカミになってしまう男」とか「オオカミみたいな男」だと思います。そうすると「オオカミ少年」は「オオカミみたいな少年」でなければならない。でも、「オオカミ少年」が指す意味は「オオカミに食べられた少年」である。これは間違っている!

そういうのどうでもよくない?をお送りしました。

▼そんでね、病床六尺という具合に動くこともままならぬ日々でしたが、ただ痛がっているのも時間の無駄なので、知人から借りたSPECというドラマを観終わりました。久しぶりにドラマを観たなあ。超能力刑事物ですね。ギャグが入っているジョジョの奇妙な冒険みたいな感じでしょうか。そういうのが好きな方はいいかも。
 
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author:しゅん, category:日常, 23:37
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痛風日記
▼三日ほど前に痛風が出てしまいました。痛風とは、高尿酸血症を原因とした関節炎をきたす疾患で、ようするに痛くて死にそうになる病気。

具体的に言うと、足の親指付け根あたりが真っ赤に腫れて、布団がかすっただけでも痛いし、足の角度を少し変えただけでも痛い。「痛くて死ぬ!いた死!いた死する!」と、いい大人が悶えるほど痛い病気です。今回、痛風が出たのは右足首でした。痛風初心者はたいてい足の親指付け根です。わたしほどの痛風上級者ともなると、足首に出たりします。さすが!

痛風はきちんと治療をしていれば、日常生活もふつうに送れます。わたしは遺伝的に尿酸値が高い体質、つまり痛風エリートなので継続的な観察が必要なのです。しかし、ここ何年かは調子が良かったので薬を飲まずに好き放題やったところ、こういうことになってしまいました。

本当にね、動けなくなってしまい困りました。痛くて立てません。トイレに行くにも四つん這いだし、食事に行くのも四つん這い、屈辱的である。二足歩行とはそもそも道具を両手で使うために発達したものですが、それとはべつに人の尊厳みたいなものもあるんですね。四つん這いの低い視点から周囲を見上げると、ずいぶんと物悲しい気持ちになりました。

「みくだす」とか「みおろす」という言葉がありますが、本当に視線が低いというのは惨めで、自分が人として半人前のような気持ちになるものです。車椅子などを使われている方は、ひょっとして常にこういう感情と向きあっているのだろうかと思いました。

で、症状が出た木曜は近所の医者が軒並み休みという悲しい状況。是非、医療機関の皆様は周辺とかぶらないように「あそこは木休みだから、うちは金休みにするか」などしてほしい。そこんとこお願いしたいものである。示し合わせて休みとか、なにそのチームワーク。

金曜になって痛みがひくどころか、ますます足が赤黒く腫れあがってきた。医者に電話して、痛み止めを出してもらえないかとお願いするのだけど、診察をしないと出してもらえないのである。いや、診察を受けにそこまで行くことができないから、家の人間が痛み止めを受け取って、それが効いたら診察に行くからといっても駄目である。

まあ、これはごねても仕方のないことなのでしょう。救急車を呼ぶほどのことでもないし、2、3日のたうちまわっていることにする。親は仕事に行き、わたしは家でゴロンゴロンしておりました。会社には連絡済みなので問題は特にない。ただ、ものすごく痛いのである。普通は、痛風は症状が出て炎症を抑える薬を飲めば、4,5時間でなんとか歩けるようにはなります。しかし、症状が出てから一日たってもまったく良くはならない。

薬がない今、わたしにできることは何か。足が腫れあがってジンジンと痛むのをなんとかやわらげたい。たしか、玉ねぎとお茶にはクェルセチンという炎症を抑える成分が入っている。これを摂取すれば理屈の上ではなんとかなるはずである。台所まで這っていき、玉ねぎを見つけた。これを水にさらしてはクェルセチンが流れ出すので、その場で皮をむいて生で食べる。

玉ねぎを生で食べるとものすごくまずい。当たり前である。なかなか食べられないので困った。悪役商会の八名信夫さんが、青汁の宣伝で「まずい!もういっぱーい!」とやっていたのを思い出した。わたしも真似をして「まずい!もう一口!」と玉ねぎをかじったが、瀕死で何をやっているのか。誰も見ていないのに。痛みは人をおかしくする。

苦いのを我慢して、なんとか丸々一個食べてその場で寝てしまう。体が弱っているせいか、痛みを感じつつも、ものすごく眠いのである。意識を取り戻したのだけど気持ちが悪い。玉ねぎのせいである。「理屈の上では、これで良くなるはず‥‥」と自分に言い聞かせたが、そんなに短時間に良くはならなかった。あくまで理屈の上だった。

今度は尿酸を排出するのと炎症を抑えるためにお茶を飲もうと思うのだけど、立つことができないのでお茶を淹れられない。お湯も沸かせないし、ポットが置いてあるところにも手が届かない。しかたがないので、お茶を食べることにする。しかし、お茶の缶は食器棚に入れてあり、その高さは180センチぐらいはある。まず食器棚の戸を開けなければ、缶を取り出せない。

どうしたもんだろうと食器棚の下で茫然とした。で、思いついたのだけど箸をセロハンテープで繋ぎ合わせて棒状にし、お茶の缶を落とせばよい。またまた這ってセロハンテープを取りに移動。そして疲れて寝る。起きて、セロハンテープを取り、食器棚前まで移動。箸を繋ぎ合わせて棒を作ることに成功。

うまいこと棒を操作し、食器棚を開けたときの感動。で、140センチぐらいの棒を操って、缶を落とそうとするのですがなかなか落ちないのである。それどころか缶が奥に行ってしまう。箸を繋げた棒は、自分の重みで折れそうになる。30分ほど試行錯誤し、棒を輪ゴムで補強して先端にフックをつけたような構造にし、やっと缶を落とすことに成功したのである。

缶に棒を引っ掛けて手前に引くと手応えを感じた。ただ、わたしの座っている位置からはまったく見えないので、何がどうなっているのかはわからない。成功したのだろうかと、ぼんやりした頭で思っていたら、お茶の缶が落下してきた。あっと思う間もなく、痛風の足に激突したのである。

いや、本当、死ぬ。いた死する。当たった瞬間に、心臓がしびれた。本当に痛いときは声が出ないものである。しばらくしてようやっとホロリと涙が出て、声が出た。なぜか「テヒョヒョヒョヒョヒョ‥‥」と言っていた。ずいぶん情けない声だが、大変なときほど案外そんな間抜けな声が出るのかもしれない。

これからは映画で撃たれたりしたときは「テヒョヒョヒョヒョヒョ‥‥」と言うといいかもしれません。それは真実の声なのです。ふざけているわけではない。足を押さえてテヒョテヒョうめいていたが、痛さが限界に来たのか、またしても寝る。目が覚めて、お茶を噎せながら食べて、またしても寝る。

ペットボトルの水を大量に飲んだり、お茶をバリバリ食べたり、そして寝ることを繰り返して夜になる。すると、足の痛みがひいてきてだいぶ楽になりました。痛みでボーっとしていたものの、金曜の夜には映画の感想を書いているんですよね。よく書けたなあ。書いてる場合じゃないのに。

今もまだ足は腫れてますが、7割ぐらいは回復したと思います。今回は薬なしで乗り切るという、わりと珍しい経験ができたので良かったです。明日、ちゃんと医者に行こう。そうそう、あとでネットで調べたのですが玉ねぎを生で食べると胃を痛めることがあるらしいのでやらないほうがよさそうです。ただ、痛風の民間療法として玉ねぎを食べるという方法もあるようです。

まあ、そもそも医者に行って薬をもらっていればこんなことには。できればテヒョテヒョ言わずに人生を送りたいものですなあ!

最後に急に偉そうになった。
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author:しゅん, category:日常, 15:20
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