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ゴールデンウィーク
▼ゴールデンウィーク!ついにゴールデンウィークですねー!楽しんでますか、皆さん。待ちに待った連休ですね。わたしは、誰も居ない事務所で見たことのない巨大な虫(蛾?)と夜を過ごしてますよー。

つぶすと、いろんな汁が出そうで怖い。どっかいってくれんか。

▼以前に勤めていた会社の社長から電話がかかってきました。「よっ!元気か?」と、相変わらず元気がいい。山ほど借金があっても元気がいい。近況などを報告し、現在、会社が受注している仕事の話を聞いた。またなんだか儲からなさそうな仕事に手を出しているようである。あれでしょ、儲かる仕事を引き受けるとビンタされるゲームとかやってんでしょ。

突然、社長が言った。

「そう言えば‥‥逃げ出してな」

「飼っていた猫ですか?」

「そうそうそう。猫みたいなもんだけど」

よく聞いてみれば、経理の社員が逃げ出したらしい。アホか。何が「猫みたいなもん」だ。株主総会を間近に控え、総会の準備が大変すぎたのか、日常業務で神経をすり減らしたのか、とにかく逃げてしまったらしい。本当にねえ、すごく気持ちがわかります。同じ立場だった者として。

社長が言うには「最近の子は根性が足りない」という。たしかに根性が足りないところがあるかもしれないが、次々と人が逃げ出すのはなぜか、どう改善すれば防げたのかという反省がないからこういうことになるのだろう。そもそもこれを問題と捉えているかがわからない。問題という認識がないのかもしれない。経営者には楽天的な部分は必要だが、ウルトラポジティブというか、どっか壊れているのだろうか。主に脳。

そんな社長と話しまして株主総会の準備を引き受けることになりました。しかし、どの時点で逃げ出したかで作業量が変わってくるんですよねえ。今、まさに逃げた人からの連絡を待っています。

▼そんな中、メールが届いた。友人A子だった。どうやら今は韓国旅行中らしい。「今日の晩御飯だよ」という件名で、プルコギをはじめいろんな料理の写真が届いた。今わたしにできることといえば、事務所を飛んでいる超巨大な蛾を撮影し「今日の晩御飯だよ」と送り返すことしか思いつかない。

そんなことではいけない。せっかく楽しんで旅行している人に嫌がらせをしてどうなる。もっと前向きな返事をしなければ。昔、わたしがかわいがっていた牛の話をメールに書き始めた。あのかわいがっていた牛も、今誰かの食卓にプルコギになって並んでいるのかもしれない。などと。美味しく食べてね。などと。

そもそも牛など飼ったことなどない。

うらやましさから妬みがとまらない。やはり一人で事務所で仕事をしているのがいけないのかもしれない。いや、一人じゃないね!巨大な蛾もいるしね!
 
一人になりたい。
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author:しゅん, category:日常, 22:49
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声紋
▼昨日の日記、約2800字も書いている。原稿用紙7枚分である。いや、ちょっとこれはヒマにもほどがあるのではないか。読むほうも大変だ。そもそも読んでないかも。もう少し手軽に読めるようなそんな日記をですね、わたくし目指したい所存であるからして、などとわざと字数をかせいでどうする。

▼さっきテレビ東京で、モノマネ芸人が本人のマネをしたら声紋認証が突破できるかという実験番組がやってました。ロックしたドアの前でモノマネ芸人の方が本人のマネをし、声紋が一致したとみなされればドアが開きます。モノマネ芸人の方は駄目でしたが、双子が試したら開いてました。こういう番組は前にもいくつかあったような気がします。

以前に、声紋認証システムを研究している会社の方と話をしたことがあります。これは5年ぐらい前の話です。あくまでその時点の話ですので今はもっと進歩していると思います。その頃は、声紋認証はきちんとしたセキュリティが必要な場所(行政機関、銀行)などで使うには信頼性が低く、せいぜい遊びに使える程度だろうということでした。なにしろ録音された音声で開いてしまってはセキュリティ上あまりに脆弱ですので。

で、そのときもシステムのアピールのためにモノマネ芸人の方に声紋認証を突破してもらう実験をやったそうです。すると簡単に開いてしまったそうです。その場面は放送されず、なかったことになっているらしいですが。本当は開いたのに開かなかった感じで放送してしまったという。

突破されないために認証率を限界まで厳しくすることも可能ですが、そうすると本人が風邪などで体調を崩したとき、本人ですら開きづらくなってしまうという問題があります。その頃合が難しいようです。

一応「内緒だよー」って教えてくれたけど、その人この話をいろんなとこでしゃべりまくってるからなー。怒られても知らんよ。そしてこうしてブログにも書いてしまったしな。

内緒だよー!

▼そういえば、モノマネの人が開けてしまったせいでえらく上から怒られたって言ってた。
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author:しゅん, category:日常, 22:15
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映画「小さな命が呼ぶとき」
・小さな命が呼ぶとき
2010年 / アメリカ / 監督:トム・ボーン / 実話に基づいた映画

手段を選ばぬエゴイスト×孤高の偏屈研究者
【あらすじ】
3人の子どもを持つエリートビジネスマンのジョン・クラウリー(ブレンダン・フレイザー)。しかし、子供たちのうち二人はポンペ病という難病に罹っていた。この病気に罹った子どもは、長くても9年しか生きられないという。8歳の娘メーガン、6歳の息子パトリック、二人に残された時間はあまりにも少なかった。ジョンは、ポンペ病の研究者ロバート・ストーンヒル博士(ハリソン・フォード)の元を訪れ、研究の資金提供を申し出る。

ポンペ病とは、生まれつきグリコーゲンを分解する酵素がない、または少ないためにグリコーゲンを分解できず、細胞の中にあるライソゾームという袋にグリコーゲンが蓄積し、筋肉の働きが悪くなってしまう難病です。

【感想】 ネタバレしてます。
実話を元にしているということですが、とにかく主人公ジョンの行動力に圧倒されます。ハムナプトラの人です。今回はピラミッドとかミイラは出ません。

はたして自分の子どもが病気になったとして、ここまで行動できる人はいるだろうか。

ポンペ病の薬がいつまでたってもできないので、研究者に直接会いに来たジョンさん(右)。そして「俺ちゃんは天才なんだけど、大学は研究費くれないし研究できんのよねー。もうアイツら、ほんとバカ!」で、おかんむりのストーンヒル博士(左)。

博士が言うには少なくとも50万ドルはかかるという新薬開発の研究費、ジョンさんは資金提供を申し出る。この時点で50万ドル調達の目処などまったくない。えらいこっちゃ。今まで順調だった仕事も退職し、まったく知らない分野で博士と会社設立という、それはハムナプトラとは違うが静かな大冒険に見える。

ストーンヒル博士というのは研究者にありがちな偏屈で頑固、一風変わった人です。その代わりに自分の理論に絶対の自信を持っている。だが、その頑固な性格のせいで同業者の受けは良くない。というか最悪であり「アイツとだけは仕事したくねー」と思われている。たぶん。

このストーンヒル博士もなかなかの野心家で、ここで一旗上げて周りを見返してやる!みたいなのがアリアリでよいです。この映画は専門知識を持った人間との対峙がとてもよく描かれています。

どの業界でもそうですが専門知識を持った人たち(研究者、技術者、職人など)と仕事をするのは大変です。最初は彼らの言ってることがまったくわからないし、彼らが持っている価値観もわかりません。ジョンも必死で勉強するも専門知識のなさで苦しむのですが、とにかく資金調達をしなければならない。

で、それには投資先であるベンチャーキャピタルを説得できるようなプレゼンをしなければならない。でも博士は非協力的である。「アイツらはわしの友だちだから大丈夫。わしは釣りに行く!」といって真面目に準備しようともしない。

博士は理論は一流なんですけどプレゼンとかからきしなんですよね。いくらベンチャーキャピタルで審査をしている科学者が知り合いといっても、そんなにうまくは行かない。細部を突っ込まれるとすぐ怒り出すし。優れた研究者が人格的にも優れているかというとまったくそんなことはなくて、もうこの人はちょっと大変な人である。怒って席を立ってしまう。「わ、わしゃ、帰る!プンスカ!」である。ジョンさんも大変である。

でも本当にこういった研究に投資させるのは困難なことだ。そもそも研究自体が複雑であるため、それが利益を確保できるかという判断をできる人が少ない。科学者を揃えたベンチャーキャピタルでないと、この事業の将来性を評価することができない。それが先駆的研究であるほど難しさは増す。

ジョンさん「とにかく金がないんだよ」
博士「ワシャ、知らん。なんとかしろ」の図。
10分に1回ぐらいは大喧嘩してる気がする。いろいろ大変なのです。

とりあえず出資させることに成功したものの、研究がそんなに速やかに進むわけもなくすぐに資金難に陥る。この危機を回避し研究を継続するためにジョンは会社の売却を決断する。これ、共同経営者であるストーンヒル博士には事後報告なんですよね。もう、まったくの無茶なんだけど研究継続のためにはこの方法しかない。ここらへん、ひどいというかすごいというか、すさまじいですね。

買収先の会社に就職した二人ですが、ここでは研究は4チームに分かれて行われています。これですと4タイプ同時に開発はすすみ、どれか開発できるかもしれないが時間がかかってしまう。そこで、4つの開発法を審査し、もっとも有望な開発に人材と資金を集中し選抜チームを作ることを提案する。

彼は素人なのですが、素人だからこその視点がすばらしい。研究者同士にも相性があって、アイツの下では働きたくないとか、情報交換するのは嫌だとか、その軋轢が研究を遅らせている。その問題点を見抜いている。

また、研究者が素人の上司を持つのを嫌がるという問題にも直面する。ジョンは研究知識については研究者に及ぶべくもない。でもなにより余命がほとんどない子どもを持った親の強さ、会社から新薬のサンプルを盗み出してでも自分の子に投与したいという情熱、これが彼の一番の武器だったのだと思います。

ストーンヒル博士はその性格から他の研究員と一緒に仕事をするのが難しいためか、選抜チームには選ばれない。博士は、選抜チームから自分を外したジョンを「裏切り者」と罵る。でも、最後はジョンを助けてくれるのだけど。それは彼が自分の子どもの命を救いたいという、それだけのために行動しているのがわかっていたからだと思う。

この映画では新薬開発に対する投資会社や製薬会社が少し悪く描かれすぎているように感じた。彼らとて利益を上げなければ経営ができない。経営できなければ投資もできず、それでは新薬が開発されなくなってしまう。

ポンペ病にかかる確率は4万人に1人と、製薬会社のサイトにありました。そういったごく珍しい病気ですと、莫大な研究費をかけて開発したにもかかわらず利益があがらないことがある。だから、どうやって収益を確保するか証明しなければならない。

ジョンが製薬会社にポンペ病に関する死亡許容率について訊ねられるシーンがある。25%の患者が死んだとしても、残りの患者が一生この薬を使い続ける限り元はとれると説明していたと思います。自分の子どもが患者でありながら、こういった説明はつらいだろうと想像できる。新薬開発というのはきれいごとではできないのだろう。でも、その底の部分には人の命を救いたいという情熱を感じた。

ハリソン・フォードの頑固っぷり、ブレンダン・フレイザーのすさまじい行動力が見どころ。そして新薬開発もそうですが、その前に資金調達という厳しい戦いがあるんですね。観て楽しめるかは人によりますが、お薦めです。
 

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author:しゅん, category:-, 17:35
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会社を辞める
▼向田邦子の「父の詫び状」が目にとまったので読んでみた。何度か読んでいたが内容はすっかり忘れていた。教科書に載っていたおぼえがある。あらためて読んでみたけど10分もあれば読める短編なんですね。戦後の雰囲気が伝わってくる。

雨の日に来客があったので、そのお客の靴に古新聞を詰めたら御真影が載っていて怒られたとか。御真影とは天皇陛下の写真です。わたしの母が通った小学校では、式などをやる講堂の演壇の後ろに観音開きの棚があり、その扉を開けると空の額縁が入っていたそうです。おそらく戦中は天皇陛下の御真影があったのではないかということでした。

▼なんでしょうか、このいつもとは違う雰囲気。特に何もないけど。

▼取引先と打ち合わせ。30歳前後の男性である。打ち合わせ自体はすぐに終わった。その後、少し雑談。「会社辞めようと思ってんですけど、どうでしょうか?」と、いきなり言われて驚く。あれー、20分ばかし前に会ったばかりなのに。唐突だね。「うん、辞めたほうがいいよ!君の事は何も知らないけど!」って即答してみたい。

まあ、いろいろおつらいのでしょうねえ。いくらわたしが適当な人間でも「辞めたほうがいいよ。他にいい会社はたくさんある」とも言えない。年に、2、3回こういった「辞めようかどうしようか迷ってる」という話を聞きますが、どう答えればいいんでしょうか。

こういう質問や人間関係の悩みには正しい答えはないんでしょうねえ。でも、彼が今、冷静な判断をできる状態にもないように思う。辞めようかと思うけどどうでしょうと訊く人は、辞めたい人なんですよね。もし、仕事が充実し周囲に評価されてたら、そんな人は辞めようと思うんだけどという質問はしない。

だから、他人から「辞めることを後押しする理由」みたいのを聞きたいのだろう。「もっといい条件のところがある」とか「向いている仕事が他にある」とか。まず、今の自分が「だいぶ辞めるほうに傾いている精神状態にある」というのを認識したほうがいいのだと思う。辞める辞めないを5:5で考えているのではなく、8:2ぐらいには辞めるほうに寄っているということを。

で、わたしに忠告できることがあるかというと、ほとんど何もないんですね。彼と同じ社にいるならともかく、ほぼ初対面ですし。でも二つだけ。

わたしも在職中は辞めたい辞めたいと思ってたことがあります。そのときは「とりあえず三週間我慢してみよう」ということをやっていました。これは期間は人によって違うのでしょうけど。三週間なら堪えられるというのと、仕事がだいたい三週間区切りで片付くから三週間としました。

三週間後に辞めると決めてしまうと、気が楽になってなんとか我慢できる。で、実際に三週間経ってみると時間が問題を解決してくれたり、気持ちが上向いていたりで辞めなくてもいいかという気になっていました。実にいいかげんな人向きの方法です。それに三週間経ってまだどうしても辞めたいなら、そのとき本気で悩んでもいいかもしれません。

もう一つですが、わたしのような馬の骨の言うことは聞かないほうがいいと思います。誰が馬の骨だ。馬の骨に謝って!

人の言う事を聞いて決断して、その決断が原因で後悔することもある。「他にいい会社があるよ」と優しい言葉をかけてもらって辞めても、その会社を探すために就職活動をするのも、新しい環境に馴染むために努力するのも自分であり、その人ではない。転職先が今よりいいところという保証は何もない。

せめて自分の決断で後悔するほうがあきらめがつくのではないか。「あの人の言うことを聞いたから」という理由で後悔するのはバカバカしい。もっとも、自分より明らかに優れた知見を有していて、その人が言うのだから間違いないと信じて決断するなら、それはそれでいいと思う。

ただ、人の言うとおりにやってうまくいって、それで自分の人生だろうかという考え方もある。自分で決断して失敗する自由というのもある。結局、やりたいようにやって自分で責任をとる覚悟があればいいのだろう。

どんな決断をしてもきっと後悔はある。「あのとき辞めていれば」「あのとき辞めなかったなら」「あの人の言うことを聞いたから」「あの人の言うことを聞いていれば」どの後悔なら、自分がきちんと受け入れられるものなのか、それを考えたほうがいい。

▼彼からメールがきた。「辞めるのをやめました」ということだった。急いで辞めることはないんですよね。誰かに話を聞いてもらうだけで少しは気が楽になることもあるし。人の気持ちはその程度のことでも、すぐに変わることがあるのだから。

▼で、ヤツはかなり弱っているとみた。今度会ったときは転職がうまくいく壷やハンコ、数珠を薦めようと思う。アイツ、今弱ってるからなんでも買う。ビジネスチャンスです!

捕まればいいと思うんだ。 
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author:しゅん, category:日常, 15:34
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きゃりーぱみゅぱみゅ
▼以前に勤めていた会社へ。会社はまだあった。世間話などしながら帳簿を拝見。あいかわらず地獄の様相を呈している。人はあまりに悲惨な光景を目撃したときどうするか。ただ笑うのみです。ケラケラ。どうにもならんよー。おみくじか占いで経営方針を決めたらどうか。

で、ちょっと会長に呼びつけられて話す。逃げたかったがつかまってしまった。会長は80歳を越えており実務からはもう引退しているが、暇つぶしに、いや、会社の監督をするために出社していらっしゃいます。偉いなあ。誰も頼んでないけど。

会社の女の子たちが話しているのを聞いたらしく、会長はきゃりーぱみゅぱみゅに興味を持っていた。きゃりーぱみゅぱみゅとはモデルであり歌手である。わたしもちょろっとテレビで見かけたぐらいなので詳しくは知らない。会長はそもそも、きゃりーぱみゅぱみゅが人間かどうかもわかっていないらしく、わたしに尋ねた。

「なあ、おまえ、きゃりー某(なにがし)ってなんだ?」

いや、久しぶりに聞きました「なにがし」って。きゃりーなにがしって。ぱみゅぱみゅより言い易いから、いいかもしれない。「きゃりーぱみゅぱみゅは、お菓子です!」って即答したかった。そうすれば会長が誰かに「きゃりーぱみゅぱみゅが食べたいから買ってきてくれんか」ってなって「えっ!ついに、会長もボケて‥‥」となって面白かったのになー。わたしとしたことが!なぜ素直に歌手と答えてしまったのか!これではなんのために会社に来たのかわからない。

帳簿を見るためですね。会長は歌手と聞いて「なんだ、歌うたいか‥‥フンッ!」と、つまらなそうだった。歌うたいってのも古い表現である。こういう言葉はどんどん消えていくのだろうなあ。ちょっと惜しい。

▼ちなみにきゃりーぱみゅぱみゅの芸名のフルネームは「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」だそうである。恐ろしいほどの聞いて損した感。ただごとならぬバカヤロー感。

あんまりひどいこと言うな。

▼久しぶりにカードゲームがやりたくなってオンラインカードゲームを探していました。適度に戦略性があって、剣と魔法の世界のような、そんなのはないのかねと探していたらちょうどいいのがありました。

Carte(カルテ)という無料カードゲームです。ただ、ルールはそれなりに複雑なので仕事で疲れきってる人などは「こんなとこで面倒なのやりたくないわー」となるので、やらないほうがいいかも。面白いのですが、わりとゴチャゴチャしています。興味ある方は是非是非。

無課金でも戦法しだいで、そこそこ遊べます。カードの絵柄もきれいで雰囲気がいいですね。

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author:しゅん, category:日常, 20:07
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女子会
▼テレビをつけると「マツコ&有吉の怒り新党」がよくやっている。わたしはそのぐらいの時間にしかテレビを観なくなってしまったのだろうなあ。昨日は「もう大人なのに女子会とか、いつまでも女子と言ってて幼稚だと思いますがどうでしょうか」という視聴者からのメールだった。

「まあ、そうなんだけどね」ぐらいで終わる話だと思う。だいたいが「まあそうなんだけども、そんなに怒らなくても」という程度の話なのだ。マツコさんと有吉さんが顔を見合わせ、苦笑を浮かべたあと話し出す。あの微妙な間が好きです。

わたしも、たしかに大人の女性を女子というのは違和感があった。でもそんなに目くじら立てるほどのことかなと思っていた。雑誌やテレビはそうやって煽るものだし、乗りたければそれに乗ればいいし、あまりにも面倒ならほっておけばいいだけのことで。

マツコさんの主張は少し変わっていた。40代過ぎて一人でいるのはいろいろと精神的にきつい。女子とか言ってはしゃがなけりゃ、やってられないのよ!というものだった。なるほどと思いましたね。たしかに、将来のことや結婚のこと、周囲のプレッシャーなどがきつそうである。ほっといてくれといっても、ほっといてくれないし、うるさそうだ。

そんなのを聞くと、女子といってはしゃいでいてもいいじゃないかとも思う。べつに誰に迷惑かけるでもなし。マツコさんや有吉さんは、イエスかノーかを問われたときに、無理矢理にでもイエスでもノーでもない答えを見つけてくるのがすごいですね。何か他のものがあるんじゃないかという慎重さがある。コメンテーターをやるにはそういう資質が必要なのだろうけど。たんにひねくれてるとも言う。

そんな話を会社で卑屈くんとした。卑屈くんは、自分の友人の名前をフェイスブックで検索して、その人の交友関係が充実しているのを見て妬むのが趣味の人です。卑屈です。

彼に「女の人は、何歳ぐらいから女性っていえばいいと思う?」と聞くと「うーん、僕にとっては8歳ぐらいですかね、ウヘヘヘ」と笑ったので通報した。早く逮捕されればいいと思います。
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author:しゅん, category:日常, 18:49
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ダメージ加工
▼宇宙戦艦ヤマトを実写映画化した「SPACE BATTLESHIP ヤマト」をテレビで観ました。キムタクが古代進を演じているやつです。アマゾンのレビュー見ると、みんなえらく怒っている。「俺のヤマトに何をする!」みたいなの。やっぱりアニメの実写化は難しいですね。原作への愛や思い入れが強すぎると、実写作品とのギャップが受け入れづらいのだろうなあ。

こういう実写作品を観るときによくやっている方法がありまして、本当に宇宙戦艦ヤマトという物語や現象があったことにして、それを漫画化したのが松本零士作品、実写映画化したのがキムタクのヤマトと考えます。そうすると、あんまり腹も立たない。あれ、やっぱりわたしも無意識に怒ってたのか。

だって「もしキムタクが古代進の代わりにヤマトに乗り込んだら?」というコントを観ている感じだった。しかし、あれはあれで面白かった。ヤマトやガミラス艦のCGは良かったです。それにしてもなぜ英語で「SPACE BATTLESHIP ヤマト」なのだろうか。怒った松本零士先生が「宇宙戦艦ヤマト」の名前を使うのを許可してくれなかったのではないか。「あんなのヤマトじゃない!」って、アマゾンのレビューに書き込んでる気がする。

▼お世話になっている会社で打ち合わせ。メンバーが揃っておらず、始まるまでにその会社の服装規定の話を聞いていた。わたしは外部の人間で関係はないけどいろいろと興味深かった。

IT企業は服装についてはうるさくないところが多く、ジーンズなどもだいたいは大丈夫です。しかし、会社に融資をしてくれる人や株主がくるときにカジュアルすぎる服装だと反感を買ってしまうというのもある。銀行などはITはそんなものだと思っているからいいのですが、高齢の出資者の方ですとやはりそういうわけにもいかない。

そんなわけで、今後は服装規定を定めるらしい。隣席のTさん(女性)が風紀委員になりました。というのも、男には女の服装がよくわかんないんですよね。女性の服装はややこしすぎる。レギンスとトレンカとスパッツとストッキングの違いとか、どうなってるのだ。アホか。強盗がかぶっていいのがストッキングで、他はよくわからない。あと、どれがかぶっていいやつですか。僕はどれをかぶればいいんですか!はっきりして!

で、いざルール作りをすると、あれはあれでけっこう大変である。ジーンズはいいのか悪いのか、仮にいいならカラージーンズはどうか、ダメージ加工のはどうか、ダメージ加工といっても穴が空いているのはいきすぎではないかとか。結局は、直接お客さんに会う人はジーンズ禁止になった。

面白かったのは同じ品物を呼ぶのにも、20代は「デニム」と言い、30代以上は「ジーンズ」と言い、人によっては「ジーパン」と言っていた。部長がね、最初は「ジーパン」と言ってたのに、途中から「ジーンズ」になり、最終的には「デニム」となったのが見事だった。「デニムデニム」言っておった。「ジーパン」と呼んだことなどございませんと言わんばかりの態度だった。

若者ぶってる部長がちょっと癪に障ったので「部長、さっきまでジーパンて言ってましたよねー」と言いました。そしたら「もう仕事やらないぞ」と言いおった。出ました、お得意のパワハラ。下請け業者への嫌がらせ。

「ダメージ加工の物はどうしましょうか?」と風紀委員のTさんが聞いた。「部長の人生がダメージ加工でボロボロだし、当然駄目ですよね!」と言ってやった。今日も楽しくワーキャー遊びました。おわり。
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author:しゅん, category:日常, 19:13
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ビフテキ
▼昔、貧しかった頃に食べた物が美味しくて思い出に残っている。そして、ある程度お金ができてから再び食べに行ってみると、そんなに美味しくなくてがっかりした。そんな話はよくあります。

思い出補正というんでしょうかね。最初に食べたときの驚きが大きかったことで、印象に強く残っているのかもしれません。それと現在はいろんな物を食べていて舌が贅沢になれてしまっているのかもしれない。

で、わたしが小学生の頃はステーキへの憧れがありました。ビフテキという言葉があったもの。最近では聞かないけど。もうどれだけ憧れていたかというと、紙を肉の形に小さく切り抜いてクレヨンで茶色に塗ってビフテキということにし、それを筆箱に入れて持ち歩いていました。この尋常ではない憧れ。どうだと言いたい。バ、バカじゃないよ!僕はバカじゃないよ!

言えば言うほど怪しい。で、そんな頭が残念な具合の頃、わたしの父は事業に失敗しており家は貧しかったようです。役所の人間が家の家具に差し押さえの紙を貼りに来たこともありました。でも、わたしには貧乏で苦しんだとか、そういう記憶がまったくないんですよね。頭が残念な出来だったこともあり。

貧しかったのでふだんたいした物を食べてないわたしを不憫に思ったのか、茶色の紙をステーキと言い張っていることに不安をおぼえたのか、ある日、父がステーキを食べに連れて行ってくれました。もうね、筆箱にステーキを入れるほど憧れていたわたしですから、ステーキチルドレンのわたしですから狂喜乱舞です。嬉しさのあまり発狂。ステーキダンスを踊りました。まだ憶えている。

店の名前は憶えていますが仮に「ホークス」としておきます。フォルクスというステーキチェーンとは関係ありません。チェーン店ではなく個人の店です。喜び勇んでホークスに行ったものの、そのステーキがね、まあ固いの。靴底食べますか、ホークスのステーキ食べますか、どっち!っていうぐらい固い。固かったわー。

ちょっといい話になりそうで、全然そんなことない話である。まあ、そんな思い出のホークスですが今行ったらどんな味なんだろうと気になっていました。はたして、まずかった物はどのような思い出補正がかかっているのか。今、食べればやはりまずいのか、よりいっそうまずいのか。

家からそんなに遠くないところにあり、店が存続しているのは知っていたので行ってきました。店構えも30年ぐらい前と変わらず西部劇に出てくるっぽい造り。当時はやはり一番安い値段のものを頼んだのかもしれない。今回ももっとも安い900円ぐらいのを注文。出された肉を食べてみたら、そんなに固くないんですよね。あれ、意外と食べられる!靴の底じゃない!という。失礼だ。

あれから30年ぐらいたつから、いろいろと改善されたのかもしれない。やや固いんですがお値段なりの味でした。思えば「まずい」ってことはそんなに悪いことじゃないんですね。もちろん当時はまずくてがっかりしただろうし、うまいにこしたことはない。でも、普通だと印象にもそんなに残らない。

まずければ「あんときの肉はまずかったー。靴底食べに行ったと思ったら肉が出てきたよ、運がいい!」と笑うこともできる。まずかったという悪い記憶が幸せな記憶に変わることもある。うまいまずいはたいした問題じゃなくて、誰かと一緒に時間を過ごすというのが大事なんだろうなあ。

父と一緒に、今回の「まずいかどうか確かめに行くツアー」をやりたかった。貧しくて外食などほとんどできなかったときにステーキ屋に連れて行ってくれたこと、あのときはありがとうと言いたかった。父は5年ほど前に病気で亡くなっていますが、ふとそんなことを思いました。

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author:しゅん, category:日常, 21:22
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運転すると性格が変わる人
▼車のハンドルを握ると性格が変わる人がいる。今度から一緒に仕事をすることになったOさんという男性なのですが、運転中はえらく口が悪くなるのです。ふだんは草食動物のようにおとなしいのにね。あ、でも草食動物ってのは人間がつけている区分だから、草食動物も食べる物がなけりゃ肉も食べるんですよね。

何を言ってんのかわかんなくなった。で、Oさんが草食動物でって話でしたっけ。ええと、車に乗ると人が変わるということか。彼は30歳ぐらいの男性です。ふだんの物腰はとても柔らかいし、わたしのほうが年上とあっていろいろと立ててくれもする。

その日は打ち合わせ先まで彼に車で送ってもらい、その道すがら、車内で仕事の手順を確認していた。前の車が遅いと舌打ちするのはまだいいんですよ。そういう人はわりといるから。おじさんが車道の左側を自転車でふらふらと走っていた。たしかにちょっと邪魔だし気になる。それで、そのおじさんを罵るのだ。もちろん車の窓は閉まっているから、おじさんに聞こえることはない。

「ジジイ、どけよオイッ‥‥邪魔なんだよコノヤロー!‥‥、それでですね、問題ないようでしたらメールで送りましたファイルの手順で進めたいのですがよろしいですか?」

「うん‥‥。それでいいんじゃないかな」

「それと先方への報告の頻度なんですが、三日に一度ぐらいで‥‥ババア、オイッ、いっぺんひくぞテメー!‥‥ぐらいでどうでしょう」

「はい‥‥。三日に一度で十分だと思います‥‥」

「‥‥なんてね」

わたしが引いているのに気づいたのか、かわいく「なんてね」って言われても。アホか、思わずこっちが敬語使うわ。使わさせていただきます。

これは運転しているときだけこういう人なのかなあ。たとえば日常生活で彼にとって面白くないことが起こったときに、この暴力性が発揮されることがあるのだろうか。怖い。

それからは彼と会話せずに、携帯をいじりたおしていた。さも緊急の用事があるように、過去に来た迷惑メールを読みまくった。至急800万お受け取りください!というメールをスミからスミまで読んだ。次からは電車で行きます。
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author:しゅん, category:日常, 01:22
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▼満開

近所の桜は今日が見頃でした。お花見の人も多かった。そういえば、島田荘司の小説「追憶のカシュガル」にソメイヨシノは一つだけという話が載っていた。江戸時代、染井村(現在の東京都駒込付近)に植木職人の集落があり、そこでソメイヨシノは作り出された。

ソメイヨシノは自然に増えることはなく、人の手で接木(つぎき)してやらねば増えない。だから日本中にあるソメイヨシノは、最初にできたソメイヨシノのクローンである。そういうわけで一斉に咲き、一斉に散るのでしょう。手元に本がないので細かいところはわかりませんが、そんな話だったと思います。

こちらは夕方の桜。ただ撮ってるだけなので、もうちょっとうまく撮りたい。とにかく数を撮りまくればうまくなるのではないか。一日一枚とか。

▼今日教えてもらったどうでもいい話。速水もこみちはカレーライスが嫌い。カレーライスが嫌いな人というのをはじめて知った。もこみち、インドに生まれたら死んでいる。あれ、でもインド風のスープっぽいカレーなら大丈夫なのだろうか。どうなの?どうでもいいです。

▼友人夫婦の子ター坊(小学校三年)と話す。ター坊も三年になった。無事に進級できたようである。ター坊は桜には目もくれず、最強の石を見つけるという遊び「石ワングランプリ」に熱中していた。いいですね、頭の悪そうな遊びで。石を一つ地面に置いて、上から石を落として、どちらが欠けるか確かめていた。

これは本当にわからないのだけど、落とす石と受け止める石とどちらが有利なのだろうか。下が固い場合は受け止める石の衝撃の逃げ場がないので、下の石のほうが不利な気がする。上の石は落とした後は、下の石にぶつかったあと空中に跳ね上がるので衝撃を逃がすことができる。こんな簡単なことすらわからないのでター坊のことは笑えない。

ター坊は優勝した石を大事に持って帰っていた。彼の机の上をみるとその石が置いてあり、よく見ると石にマジックで「てつ」と書いてある。石に鉄って。それはやはり石じゃないでしょうか。でも、なんとなく気持ちはわかる。だって子どもの頃、一番硬いイメージってやっぱり鉄だからねえ。だが、アホの子だと思いました。

トーナメントをやったり、石に名前のようなものを刻んだり、なんだか変な事をやっているように見えるけどプロスポーツの選手が優勝してトロフィーをもらったりするのにとても似ている気がする。やっていることは実は変わらないのかもしれない。

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author:しゅん, category:日常, 23:52
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ラグナロクオンライン