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秋刀魚 映画「告白」
▼打ち合わせで先方にお邪魔。
猫がいる家だった。その猫は、今の飼い主が引き取るまでは虐待を受けており、そのせいか誰も信用できず、飼い主以外の人間には懐かないという。わたしが部屋に入ると、さっと隠れてしまい物陰から様子をうかがっている。何時間かいたが絶対にこちらに近寄ろうとしない。わたしがお手洗いを借りに立ち上がったときも、ビクッとして隠れてしまう。きっといろいろ嫌な経験をしてそうなってしまったのだろう。

▼打ち合わせが終わり、夕ご飯をご馳走になった。田舎の一軒家なので、七輪で秋刀魚を焼くという贅沢が許される。この時期の秋刀魚は脂が乗っていて本当に美味しい。猫がわたしの膝の上に乗ってきて鳴く。
「なあー。なあー。なうー。(なあー、おめー、サンマよこせよ、なあーの意)」

あれ?虐待を受けていて、飼い主以外を信用できないという悲しい設定ではないのか。そう思ったのですが、ものすごい勢いで恐喝された。サンマ、ヨコセヨコセがすごかった。虐待とか嘘だろ。

飼い主から一匹焼いてもらいご満悦でした。

▼自殺を半減させた看板【ツイナビ】

命の大切さを説くより、案外こういうことかもしれない。

▼映画「告白」 / 2010年 日
【あらすじ】 
「生徒に娘を殺された」という女教師(松たか子)の告白と復讐の物語。ネタバレしてます。

【感想】
原作は未読です。なので映画だけの感想ということで。
どう観ればいいのか、よくわからないまま観終わってしまった。いくつかの社会問題が含まれている。少年法、HIV感染者への差別、いじめ問題などであり、そういったものを考える作品なのか、それはただの装置であって、奇抜なストーリーを楽しむという作品なのか、どちらなのかわかりづらかった。

残酷なシーンにスローモーションを使用した特別な演出がしてある。そのせいで、オシャレ殺人PVみたいになっている。殺人というものをとても軽く扱っているように見えてしまう。だから、それはソウやバトルロワイヤルみたいに楽しんでねということかもしれない。

少年法によって人を殺しても死刑にならないという真面目に議論されなければいけない問題があり、それを話を盛り上げる装置として使っている。そこを本気でうったえてくる映画なのか、いわゆる娯楽としての映画なのか、観ている間はそれがよくわからなくてモヤモヤしてしまった。まあでもオシャレ殺人PVだし、娯楽なんだろうけど。

それと気になったのは、「大人をなめんなよ」ってのが言いたいのかなあ。それもちょっと余裕のない話である。建て前としては、社会という共同体の構成員として子どもにもそれなりの責任を取らせるべきということだろうか。それはいいんです。主人公は子どもを殺されて怒っているのだから。でも、それならば金属バットでも持って殺人犯の少年を殺しに行くというのが本当なのではないか。主人公は、真綿で首を絞めるような手段で犯人を追い込んでいく。

主人公は殺人犯の少年に命の大切さを説きながら、自分も少年の母親を結果的に殺してしまう。これは明らかに矛盾していると思うのだけど。彼女がその矛盾を理解しつつも復讐を行ってしまったのは、娘を殺されたやりきれない心情なのだろう。だが、ラストシーンで涙は流しつつもその悲しさは伝わってこない。復讐を楽しんでいるような異常さを感じる。

真面目か娯楽かが曖昧で、ちょっとわたしには向いてないようだった。もうちょっとどちらかに寄せてもらえば、すっきりと観られたかもしれない。
 
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author:しゅん, category:日常, 23:59
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地下鉄
▼爆笑問題のラジオを聴いていると、ちょっと不思議なメールが読まれた。

札幌の地下鉄を乗っていたところ、駅でサラリーマン風の若い男性が乗って来た。彼は席に座っている男性の前に立つと、その男性の頭めがけて持っているビジネスバッグを勢いよく振り下ろした。カバンは座っていた男性の頭を直撃し、その男性はうずくまってしまった。この二人は、特に知り合いでもなんでもないようである。カバンを当てた男性は、うずくまってしまった男性にしきりに謝っていたという。

なぜ男性がこんなことをしたか、さっぱりわからない。メールを送ったリスナーの方が、その理由を推測をしていました。聞いてみればなんだそれだけかという話ですが、自分で理由を考えると難しい気もします。答えは日記の後半で。って、やけに気をもたせる話である。

▼ダイドー ミタスデミタスキャンペーン
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ダイドーって、お金余ってんのかなあ?お金いらないのかなあ?ねえ?
アホの子か。

ニックネームとメールアドレス、性別、年齢、郵便番号のみで応募できました。eco家電200万円にしました。興味のある方はいかがでしょうか。お金が余っているダイドー様のサイトは以下から。
https://demitasse-cp.jp/eco/

▼で、その地下鉄の話である。札幌の地下鉄には網棚がないので、北海道以外から出張に来た人が網棚があると思いこみ、勢いよくカバンを置いたら男性に当たってしまったのではないかということでした。たしかにwikipediaをみると、札幌の地下鉄には網棚がないと書いてあった。理由として、乗客の忘れ物防止と乗車区間の短さがあげられている。
 
たしかに網棚がない。そして、札幌の地下鉄は広告がいやらしい。いやらしい広告は札幌の地下鉄、ということで間違いないでしょうか。

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author:しゅん, category:日常, 22:52
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パリ20区、僕たちのクラス / 学級崩壊イライラ映画
パリ20区、僕達のクラス
2008年 / フランス / 監督:ローラン・カンテ / ドラマ

多国籍ノールールデスマッチ。
この映画、2008年のカンヌでパルムドール(最高賞)を受賞しているということで、とりあえず観ておくかと軽い気持ちで手に取りました。

Amazonのレビューも軒並み高評価で、ちょっと期待をしていた。だがですね、この映画、けっこうしんどいのである。久しぶりに、DVDの取り出しボタンを押すやいなやディスクを取り出し、夜空に向かってフリスビーを投げるがごとく「どりゃー!」って、投げた。投げてないけど。投げられたらいいなーって、思った。 なんだかストレスが溜まるのだ。

あらすじは、パリの中学校のあるクラスを一年間追った映画。ドキュメンタリーではないものの、主演兼脚本のフランソワ・ベゴドーが実際に中学校の国語教師をしていたことがあり、その経験を生かして書かれた作品だけあって、現実の教育現場に近いものに仕上がっているらしい。わたしにはこれがリアルなのかどうかもよくわからないけど。

まあ、とにかく生徒が人の話を聞かないんである。うるさいわ、突っかかってくるわ、揚げ足はとるわ、口答えはするわで、先生は大変だ。教育というかしつけがなあ、まるでなってない。恐怖の学級崩壊イライラ映画である。多くの先生はすでにあきらめている。これを先生になりたい人たちに観せれば、けっこうみんな挫折するのではないか。コピーも「笑って、怒って、ぶつかって生きる。教師フランソワと24人の生徒達。」という、たしかにぶつかり合う作品です。

というか「本日の授業、殺し合い」という、映画「バトル・ロワイヤル」のコピーのほうがピッタリ来る。もう、それでいいんじゃないか。力で解決しようやないか。

その多感な年頃の生徒と、真正面からぶつかって、うまくいかないこともあって、それでもなんとかやってるんです。現場ってのは、こんだけ大変なんだよというのを伝えるにはいい映画かもしれない。ただ、これはシステムの問題を根性でなんとかしようという、どだい無理な話である。だって、なにせ生徒が話を聞かないのだから。

ここまでルールがないと、いくら熱心に指導しても良い方向に行かせるのは難しい。その努力が大変なものであるだけに、先生方は頑張っている自分を評価したくなるかもしれないが。

勉強はもちろんのこと、礼儀や協調性、互いを否定しない価値観を教えてくれとか、あまりに学校に求め過ぎている。ラストシーンで、生徒達が帰った後の教室が映し出される。机の下にきちんと椅子が入っていないものが多い。斜めになっていてもまったく気にしない。ああ、こんな基本的なことから言わないと駄目なのかと、少しげんなりした。

塾で学級崩壊が起きないのは、それなりにやる気のある人が集まっているからだろうし、もしうるさい人間がいたら追い出すこともできる。学校もそうあっていいと思うし、勉強したくない人に教える必要もないのではないか。働けばいいのだから。

ただ、この映画には字が読めない生徒が出てくる。彼女のような生徒を「働けばいい」と突き放すのは学習の機会を奪っているだけで、また違う。こういった生徒は、別にクラスを作るなりして指導しなければいけないのだろう。

また、勉強する気のない生徒を導いてやって、やる気を引き出して、新しい世界を見せてやるというのがいい先生なのかもしれないし、それは本当にすばらしいことだと思う。でも、それは相当難しい。はたして普通の先生にそんなことができるのか。この映画では、生徒に学ぶ喜びを伝える以前の段階でしかない。話を聞いてもらえない。それでも生徒に何かをつかんでほしいという先生の葛藤が見えた。

本当に先生とは、大変な職業だと思います。話を聞かない生徒に「勝手にしろ」と投げ出すわけにもいかない。ただねえ、もうちょっと礼儀とか敬意とか、それぐらいは家庭でしつけないとと思うのだけど。わたしだったら、「おまえら、もう!バカ!帰れ帰れ!二度と来んな!おい!誰か塩まいとけ、塩!」とやって、学校をクビになる。

 
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author:しゅん, category:-, 18:50
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ダイソン NHK BSプレミアム 周恩来
▼仕事を請け負っている会社に行くと、新しい営業の人が入社していた。Oさんという、50歳ぐらいのとても温和な雰囲気の男性である。雑談で、ダイソンの掃除機の話になった。これはもう何年も前の話になるが、ラジオで伊集院光さんがダイソンによく似た掃除機を買った話をしていた。

その掃除機はものすごく強力で、床板をはがしそうになったり、天井に向けると掃除機の先端がくっついてしまうほどだという。強力なのは良いが、爆撃機みたいな音がするらしい。

ダイソンはイギリスが本社でアメリカでも広く販売されている。アメリカは家が広いから、日本ほど掃除機の騒音に気を遣う必要はない。それに音が大きいほうがゴミがたくさん取れるイメージがあるから、あえて外国の物は騒音を小さくする工夫をしていないという話だった。それをさも自分が見てきたように話して、雑談は終わった。

席に戻ったら、隣席のTさんが近寄ってきた。
「あのー、今日入社したOさんてダイソンのアメリカ支社にいたらしいですよー」などと言う。

そーゆーことは先に言ってよねー!と思いました。そもそもラジオの話なんて尾ひれを付けて面白おかしく話すものです。それにダイソンの話も「そんなウワサがあるよ」程度の話し方だったと思う。それをまあ、わたしは「ダイソンの掃除機は俺が作った!」ぐらいの勢いで話してるからね。とめてあげないと。ヒモなしでバンジージャンプしようとしている人がいたら、普通はとめるでしょ。「おい!死んじゃうよ!」って。恥ずかしいわー。もう、飛んでるわー。地上300メートルから。

「だって、しゅんさん、すごく楽しそうに話してるから……。『ダイソンに勤めてた人の前であんな適当なこと言って大丈夫かなあ?』って思ってたんですけど」

ダメでしょ。地面に激突してるでしょ。わたしは、適当な与太話を楽しそうに話すだけの人間なんだから。あとで知ったがOさんはダイソンのアメリカ支社のちょっと偉い人だった。実に恥ずかしい。本職の方の前で与太話を。わたしの口を針と糸で縫いつけて、石を抱かせたうえで海に沈めればいいんだと思う。死んでしまう。

▼NHK BSプレミアム 周恩来
再放送で、周恩来のドキュメンタリーを観る。一挙四時間放送ということで、少しぐったりした。当時の部下や家族からの証言を元に構成されており、周恩来の生活や人となりがわかるとても良いドキュメンタリーだった。

清濁併せ呑むという言葉は周恩来のための言葉かもしれない。文革を止められなかった責任、劉少奇ら走資派の粛清に反対しなかったということで周恩来の評価はとても難しい。ただ、毛沢東に対抗すると国を割り、党を割ってしまう。そうなれば内戦になって死者も出る。外国に付け入る隙を与えてしまう。それを防ぐために、毛沢東にやむなく従ったように見える。

その難しい局面にありながら走資派の保護をし、紅衛兵を抑え、四人組との政争でも地位を失うことはなかった。周恩来のことを、毛沢東へ追従した人間ととるか、中国人民六億人を飢えさせないことを考えて行動した人間ととるか、自分の身の安全を考えただけの人間ととるか、いろいろな考え方があるだろう。しかし、しばしば三十時間以上もぶっ通しで働き、必要ならばトイレの中にも部下が報告に来るような環境で、膀胱癌をわずらって血尿に悩まされながらも働いているということを思えば、とても私利私欲に走る人間とは思えない。

紅衛兵の突き上げや自己批判を迫られるなど、命の危険にもさらされ、普通の人間ならば職を投げ出している。ここで「じゃあ、わたしは辞めますからやってみてください」という投げやりな態度を取らないのが周恩来という人なのだろう。彼が投げ出せば、多くの人間が命を落としたはずである。大躍進政策の失敗で、食糧不足に陥り、一千万人を越える餓死者を出している。それを切り盛りできるのは周恩来しかいなかった。しばしば自分の考えとはまったく違う行動を取らざるを得ず、しかし、周恩来が生き延びることが多くの中国人を救うことになったのだと思う。

長く仕えた彼の秘書が、彼が膀胱癌で亡くなる前、彼の口からはじめて「疲れた」という言葉を聞いたという。あれほどの激務とストレスにさらされ、総理と外交部長(外務大臣)を兼務しながら、それまではいっさい愚痴めいたことを言わなかったという。なんと忍耐強い人なのだろうか。

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author:しゅん, category:日常, 17:05
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台風
▼友人夫婦の子ター坊(小学校2年)から電話。「お話があります」と言うから、何事かと思った。「家は大丈夫?」とか「ウチに来たほうがいいよ」とか、言っていることがよくわからない。どうやら以前わたしが言った事を真に受けて電話してきたらしい。

「拾ってきたダンボールで家を作って住んでます。夏は星が見えて奇麗だけど、冬は寒くて死にそう!家賃は一万五千円」と言ったそうである。信じてたのか。

そんなこと言った覚えはないが、言ってないという自信もない。言ってるんだろうなあ。台風で家が飛んでるんじゃないかと思って電話をくれたらしい。なんだか申し訳なくなった。幼稚園の頃はすぐに引っ掛かるし、反応が面白いからくだらない嘘をずいぶんついてしまった。

「携帯電話が発明されるまでは家に電話がなかったから、みんな手紙を書いて、それを飛脚という人たちに配達してもらっていた」とか「犬はオスで、猫はメスだ」とか「白と黒のぶちの牛は牛乳、黒い牛からはコーヒーが出る」とか「映画で死ぬ人は、死にたい人を集めて撮影しているからNGを出すと大変なことになる。もしNGが出て人が足りなくなったら、わりとどうでもいい役の人が代わりに死ぬ」とか、あることないこと言ってきた。ないことばかりですが。

最近はわたしの嘘を信じてくれなくなっていた。だから、そろそろ本当のことと嘘を混ぜていかなければと思っていたが、まだいける。ヤツは、まだ引っ掛かる。世の中には悪い人がたくさんいて、そういう人にだまされないように訓練するためにやっているんです。

本当なんです。面白いからじゃないんです。

▼鼻の鉛筆削り 【Accoutrements アクータメンツ】

この会社は変な物を作り続けるので感心する。どうか道を踏み外さずにそのまま突き進んでもらいたい。252円て、安い!

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author:しゅん, category:日常, 18:33
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CM
▼台風だー。憂鬱です!仕事も溜まってるしなー。
そんなときは、気分を換えて好きなCMでも。懐かしのCMは、ほっとする。









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author:しゅん, category:日常, 21:55
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コルク栓を使用したUSBメモリ【2GB】
▼いっとき、なんにでもUSBメモリをつけるのが流行した。食品サンプルや、アクセサリー、オモチャなどに付けられた。そんなブームがひと段落したと思ったら、コルクを使用したUSBメモリ(2GB)が出ていた。

これは、オシャレなのかなんなのか、今一つわからない。よく見ると、コルク栓と隙間を埋めるパテがあれば自作できそうである。わたしは、あえて自作を薦めたいと思います。

彼女とデートでレストランに行き、ワインを開けます。そのときソムリエから、彼女にわからぬようにコルク栓をもらっておきます。そしてコルク栓型USBメモリを自作します。

後日、彼女に「あの日の二人の思い出をUSBメモリにしたんだ」などと言って渡せば、感激もひとしおではないでしょうか。感動で目をうるませる彼女。二人の愛はよりいっそう深まるでしょう。

彼女はデートの帰り道、彼と分かれ一人になったとき、そのUSBを見つめて思うはずです。
「いーらーねー!」って。で、そのままダルビッシュばりの150キロを越える剛速球でUSBをぶん投げると思います。「うおりゃーっ!」って、300メートルは飛ぶね。通行人に当たったら死ぬ。

自作はともかく、一個持っておいてもいいかなあと思います。

【GREEN HOUSE】【フラッシュメモリ】2GB コルクの栓 
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author:しゅん, category:-, 00:49
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神は秋葉原のメイドカフェにいる
▼駅で待ち合わせ。知り合いを待っていると、若い女の子が話しかけてきた。宗教の勧誘だった。神様セールスに関しては「間に合ってます」とお断りしている。断ったのに、けっこうしつこく「手相見せてください。困ったことはありませんか?今、幸せですか?」と聞いてくるので面倒だった。

「そもそも幸せの定義ってなんですか!不幸じゃダメなんですか?幸せじゃないといけないんですか!」と蓮舫ばりにキレようかと思った。蓮舫さんはそんなこと言ってませんけど。そして、号泣して家に帰ろうかと思いました。情緒不安定である。

とにかく不幸はダメだという刷り込みがある。恋愛映画やドラマの影響なのだろうか。十分にご飯も食べられて戦争もない。これだけで、かなりついている。それに不幸だとしてもいいんじゃないか。なんでもかんでも神様に頼られても、神様としても迷惑ではないか。

いちいち「すみません。ちょっと不幸なんですけど」と言われても困るだろう。わたしが神様なら「もう、うるさいなあ。自分でなんとかして」となる。そいつにピンポイントで天罰を当てる。あらゆる宗教の教義の1ページ目に「自分のことは自分でなんとかするように」と書いておけばよかったのに。そこんとこ失敗した。

なぜそこまで依頼心が強いのだろう。わたしは信仰はないが、仮に百歩譲って神様が人間を作ってくれたとする。それだけでもう十分である。それをまあ、作ってもらっただけで飽き足らず、さらに神様に助けてもらおうとは図々しい。むしろ神様を助けてやらないと。買い物とか、コピー取りとか、やれることはやらないと。

「いや、むしろ神様を助けてあげないと。神様にすがるんじゃなくて」と言ったところ、彼女は気持ち悪い物を見るような目でわたしを見ると、どっかへ行ってしまいました。神様、わたし、何か間違えたんでしょうか!

ごくごく稀に、神様のことを考えます。仮にいたとして、なんで人間を作ったんだろうとか。主に3つ考えられます。もっとも有力なのがヒマ説。箱庭ゲームみたいに、「こいつらどう進化すんのかなー」と観察して楽しむという。あとは、さみしい説。ちょっと崇拝してほしい感じするし。そして、これはヒマ説から派生してるのですが、人間が作った芸術なんかを楽しみたいというものです。

いろいろ考えると、神様は最近は日本に注目しているのではないか。今、アニメやライトノベルに才能が集まっている。「涼宮ハルヒの喪失」や「化物語」など、とてもよくできていた。そんで神様は崇拝されるのが好きということをあわせて考えると、この欲求を同時に満たすのは秋葉原のメイドカフェではないか。メイドさんは客ならば誰でも献身的に仕えてくれる。そこでライトノベルを読みふけっていたら、これはかなり神様率が高いと言える。神様と断定してよい。

オムレツを注文して、メイドさんにケチャップで「神」とか書いてもらっていたら間違いない。そういうときは感謝の気持ちで見守りましょう。メイドさんをニヤニヤ眺めている神様に対して、間違っても「気持ち悪い」などと思ってはダメである。次の日に、天罰を当ててくる。神様はかなり心が狭い。

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author:しゅん, category:日常, 21:25
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漢字クイズ
▼資格試験の模試が返ってきました。微妙な結果だけど、安全圏にはほど遠く、運が良ければ受かる点数だった。お金欲しさに仕事したせいで、この体たらく。ご飯を食べるため、生活するお金欲しさに働くからこんなことにー!

べつに動機は間違ってない。
とにかく勉強しなかったですからね。もう、本当に仕事を請けるのをやめないといけない。去年もこれ言ってたような気がする。今年こそはしがらみを断ち切り、携帯電話のカドで取引先の鼻の骨を折ってでも、仕事は断ろう。普通にお断りしよう。
その前に日記書くのをやめろという、至極真っ当な意見もございますね。
正論は、よくない。

わたくし、トイレ学習法というものを考えまして、トイレに行ったら問題集を2問解くというのを実践していました。ちゃんと手は洗っている。これをやると時間がなくても、それなりに復習にはなります。だが最近、トイレに行くのを我慢するようになってしまった。体に悪い。完全に体が勉強から逃げている。その結果が模試に出てしまった。

会社で、模試が悪かったことを隣の席のTさんに言ったら漢字クイズのサイトを教えてくれました。なるほど、こういうクイズでお手軽に達成感を得て、またあらたにがんばればいいか。そう思ってやってみたのだけど、すごく難しかった。クリアした嬉しさで画面をキャプチャーしてしまった。レベル5の壁はなかなか高いです。

試験本番では漢字出ないからなー。

漢字テスト
http://www.gamedesign.jp/flash/yomi/yomi.html

クリア後、Tさんに「僕のことはこれから漢字博士と呼んでください」と言った。言いましたけど、街中で大声で「漢字博士ー!」って呼ぶから、本当に、もう!このバカ!やめてください!と思いました。

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author:しゅん, category:日常, 18:33
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宿題
▼以前の同僚Sさんと久しぶりに食事。一緒に働いてないと意外と話すことがないのである。ちょっと緊張したりして。

思えばお互いのことを何も知らずに働いていた。Sさんは30代前半の男性で、身長も180ぐらいあり、すらっとしている。顔立ちもすっきりと整っている。さぞや、充実した学生時代を送ったのだろうなと想像していた。いろいろと学生時代のことを話してくれた。

S:そういえば、学生時代、あだ名とかなかったの?

わたし:ないねー。普通に苗字とか下の名前で呼ばれてたかなあ。小学校の頃、友だちで「ペヤング」って呼ばれてるヤツはいたけど。すごい天然パーマで。

S:子どもは残酷だなあ‥‥。

わ:Sさんは、あだ名あったの?
 
S:ないかなあ。

わ:ないかー。お互い平凡だねー。

S:あ、そういえば高校のとき「自動宿題マシーン」て呼ばれてた。

わ:なにそれ?

S:クラスにたくさん怖い人がいて、

わ:ヤンキーとか?

S:そうそう。

わ:宿題出ると、押し付けられたりしたんだ。

S:‥‥、いや、それがそーゆーわけでもないんだけど‥‥。

わ:あれ、違うの?

S:不良でMってヤツがいたんだけど、宿題が出るとMに「僕、英語得意だから、よかったらM君のもやっとこうか?」とか言う。

わ:なんだそれ!自分からって気持ち悪いわー。もう、媚び媚びじゃないですか!

S:違うよ!

わ:違わないだろ。

S:戦略なの!聞いて聞いて!うちの高校、けっこうヤンキーがいる高校で危ないヤツ多かったのよ。

わ:そうなの?いい大学出てるから進学校なのかと思った。

S:そこそこ荒れてたね。ヘルメット被って登校してくるヤツとかいて。

わ:バイクで通ってんの?

S:バイク通学は禁止なんだけど、いつケンカしてもいいようにって毎日ヘルメット被って来てんの。自転車で。

わ:あれ、模範的な小学生みたくなっちゃった。

S:いやあ、けっこう危ないヤツいたのよ。そういうのから身を守るために、

わ:自動宿題マシーンになったと。

S:そう!

わ:媚び媚びですね。

S:それは否定しない。

わ:まあ、いろいろあるよね。

S:そんでさー、宿題も最初はMだけだったのに、多いときには5人分ぐらいのノート預かってやってた。

わ:5人て、何教科もあればけっこうな量だね。

S:そう。家に持って帰ると重いから、その日のうちに学校で終わらせる。放課後に教室で一人残って宿題やってると担任がやってくんの。

わ:ふーん。そんなに大変だったら、担任に相談するってのもありだと思うけど。ちょっとイジメっぽいし。

S:いや、イジメじゃないね!戦略として率先してやってたから!

わ:それが逆にみっともないような‥‥。

S:でも、ちょっと担任に相談しようかなあとも思った。宿題押し付けられて困ってますみたいな。

わ:うん。

S:そしたら、担任が横に座って「先生も職員室いづらいから、おまえと一緒にここで仕事片付けちゃおうかなー」とか言い出して、仕事しだすんだよね。

わ:ダメ同士じゃん。ダメな人、集まっちゃったね。

S:ダメじゃないけどね。

わ:うん。こっちは戦略だからね。

S:うん。でさ、俺、成績良かったから優等生だと思われて担任がちょっと相談してくるんだよ。

わ:なにせ宿題五人分やってるからな。頭も良くなるわ。

S:うるさいよ。で、どういうふうに授業をしたらわかりやすいかとか、担任が他の先生と今一つ馴染めてないけどどうしたらいい?とか。

わ:クラスに馴染めてないヤツに相談されてもねえ。

S:そうそう‥‥、ほっといて!

わ:担任もあんまりアテにならないね。

S:でも、一応聞いてくれんだよ。「悩みないか?」とか。

わ:目の前で、五人分の宿題やってんでしょ?ノート広げて。

S:そうなんだよ!気づかないのな。「強いて言えば、おまえの観察力のなさが悩みだよ!」とか言いたいんだけど、まあ、そんなことも言えないわけで。

わ:へー。なんか、こう、けっこう苦労してんだね。パシリというか。下積みというか。

S:いや、パシリは別にいたから。

わ:別?

S:自動菓子パン購買マシーンがいた。

わ:分業制なんだ。

S:そう。

わ:そんな分業制いやだー。

そんな彼ですが、英語と数学を強制的に五回復習させられるという勉強法のおかげで、その後、難関大学に合格したそうです。ふーむ、いろいろ教訓に満ちた話を聞いたような、まったくそんなこともないような。とりあえず、彼に「戦略宿題バカ」というあだ名を付けたところ、けっこう本気で叩かれました。
暴力は美しくない。

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author:しゅん, category:日常, 00:47
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