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映画 トイ・ストーリー3 / 2010 米
▼今更ですが、ようやっとトイ・ストーリー3を観ました。

子どもが大きくなったとき、どのタイミングでおもちゃを処分するかという問題があります。この作品でも、おもちゃの持ち主のアンディが大学に進学することになり、家を出ることになります。そこで、母親からおもちゃを捨てるのか、人にあげるのか、とにかく片付けるように言われる。

1作目が公開されて、3が出るまでに14年経っています。もう、アンディも大学生です。2までで終わらせておけば、「アンディとおもちゃたちの友情は永遠に続くのだ!」という終わり方で、誰も悪者にならずに済む完璧な終わり方だったと思う。それが、アンディにおもちゃを処分させるという冒頭にびっくりしました。いや〜、攻めますね、ピクサーは。その困難な問題から逃げていない脚本に好感を持ちました。

とにかく出てくるおもちゃがどれもこれも素晴らしい。今回加わった新キャラであるケンのファッションショー、巨大な赤ちゃんのエクソシストっぽい演出、熊のロッツォのしたたかさなど、どれもいい味が出ていました。DVDのおまけで熊のロッツォを演じたネッド・ビーティが出てますが、本当にこの熊に似てるんですよね。それもおかしかった。あと、ほんのちょっとですがトトロが出てたり、三つ目のエイリアンがロミオとジュリエットを演じてたり、細かい部分も楽しめます。

どんなに遊んだおもちゃでも、いつかは手放してしまう。でも、それは仕方ないし、またそれでいいんだと思う。物を大事にしてさえいれば。大人は自分が子どもの頃に遊んだおもちゃを思い浮かべつつ、子どもはウッディーたちの活躍に胸を躍らせて映画を楽しむことができる。本当に大人も子ども楽しめる映画ですね。物を大切にすることは大事なことですが、物を擬人化して振舞わせたり、人間の価値観を与えたり、そういう考え方はあまり好きではありません。でも、トイ・ストーリーだけはねえ、ちょっといいんですよねえ。

ラストシーンで空が映ります。その空に浮かんだいくつかの雲がみんな同じ形をしています。ピクサーが手抜きをすることは考えられないのでネットで調べてみると、あの空と雲はトイ・ストーリー1のときのアンディの部屋の壁紙のデザインなんですね。
憎いね!このーっ!
うっかり泣きそうになりました。人の不幸で今日もご飯がおいしい!という冷酷なわたしが。人の泣き叫ぶ声を子守唄代わりに育ったわたしが。
悪魔みたいな人にもお薦めです。トイ・ストーリー3!

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author:しゅん, category:-, 19:05
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右手
▼ちょっと前にテレビでやっていたが、右手を挙げ続けて38年というインド人がいる。そういう修行である。やはりインドというのは懐が深い。日本でやると、完全に「ちょっと面白い人」扱いになるだろう。ちゃんと地元の人から尊敬されているのがすごい。

わたしも思い立って真似をして右手を挙げ続けたものの、まず朝ご飯が作れない。いきなりつまづいた。そしてPCをやるのも不自由だ。マウスを使おうとするたびに、おじぎする感じになる。ちょっと会社勤めは無理そうである。外出しようにも、タクシーが止まりまくるので普通に暮らせないのではないか。心配だ。仕事はせず、お布施で暮らしているのだろうか。

右手を挙げ続けて38年、何か見えてくるものがあるのかなあ。神様のほうも、これほど尽くされるとどうなのだろう。わたしが神様ならじゃっかん引く。手編みのセーターでも重いかどうか意見が分かれるのに、38年間右手を挙げ続けるとか、重すぎるわー、断ったら何されるかわからんわー、と思う。見返りに、何か悟らせてあげるかもしれない。美味しいカレーのレシピとか。

▼右手を挙げ続けるのは困難である。でも、たしかに何かを失うことで見えてくるものがありそうである。わたしも自分の機能の一部を制限してみようかと思っている。そこで何を制限すべきか考えた。

最近はネットの世界でもそうだけど、どうもすぐに腹を立てる人が多いように思う。自分の権利を侵害されたのならともかく、関係ないところで腹を立てている場合が多い。もうこうなると、わたしは一切腹を立てるのをやめようかと思っている。仕事上、言わねばならないことはあるがそれは言うとして、とにかく腹を立てないと決めた。これはかなり困難である。何か見えるものがあるかもしれない。

ゆくゆくは人格者となり、黙っていても皆様からお布施が集まるようなですね、ええそれはもうあくまで皆様の自発的な意思で集まればということですが、そんな人間になれたらなと思います。そうそう、話は変わりますが、いい壷があるんですけど、どうですか?

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author:しゅん, category:日常, 23:08
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映画「悪人」
▼わりといろいろなブログを読んでいます。人気のあるところも読みますが、細々とつつましく爪に火をともすようにして暮らす庶民の生活を眺めるのが好きです。ああ、皆がんばっておるのう。ちこうよれ、褒美を取らす!お菓子をあげる!という気分になる。殿様気取りもいいかげんにしろ。

で、いくつかブログを読んでいると、たまに似たタイプのブログに出会うことがある。もちろん、書いている人同士は知り合いではないし、どちらかがどちらかを真似ているわけでもない。ただ、物事の感じ方、趣味嗜好が似ているのである。こういう人たちは、容姿も性格も似ているのだろうか。

自分に似た人が3人はいるという話があるが、まだわたしは会ったことがない。そんで、ネットでわたしのような文を書く人間を探し始めたけど、まだ見つかっていない。そもそも、この日記がアクセス数がないので仮にそういう人がいたとしても見つけるのは難しい気もする。その人も、きっとネットの端っこで細々とやっているだろう。探してどうしようというわけではないのだけど。もし、見かけたら教えてください。また、我こそは似ているという方がいましたらお知らせください。自薦・他薦は問いません。
変な募集をしてしまった。

▼映画「悪人」 / 2010 日
出会い系サイトで出会った二人。土木作業員の祐一(妻夫木聡)と紳士服量販店に勤める光代(深津絵里)、出会って間もないものの二人は強く惹かれあった。しかし、祐一は今、世間を騒がしている保険外交員殺人の犯人は自分であると光代に告白する。

悪人というタイトルであるものの、映画を観た後は「はたしてこの映画に悪人はいたのだろうか。また、悪とは何か」と、思った。絶対的な善悪はなく、それはどの立場から観測するかによるのだろう。殺された保険外交員の女性は、彼女の父親から見れば、わがままではあるがかわいい娘である。だが、主人公の祐一から見れば、金はせびるは、レイプ犯にしたてあげようとするは、とんでもない悪人である。無論、その祐一も彼女から見れば、彼女を殺した悪人に他ならない。

この殺人が起こった理由はいろいろな人間が少しずつの不幸、悪意を持ち寄った結果に見える。出てくる登場人物で本当にとんでもなく悪い「ザ・悪人」みたいな人間は一人もいない。みな、ちょっとずつ荒んでいる。その荒み方が本当にそこら辺にいそうな感じなのである。

わたしは学生時代、人材派遣会社に登録したことがある。その会社で出会った人たちは荒んでいる人が多かった。まだ若いのに「俺の人生もう終わってるよ」と言う人もいたし、世間に対する恨みを口にする人もいた。もちろん世間の派遣会社が全部そうだなどと言うつもりはない。あくまでわたしが所属したところはである。祐一も、まだ若いのにもう世間や自分に失望しているように見える。光代も、会社と自宅を行ったり来たりするだけで、その行き帰りの国道の範囲だけで自分の人生が完結していると嘆いている。

そういう閉塞感の打破、誰か大切な人と繋がりたいという欲求から、出会い系サイトに登録したのかもしれない。誰かに信頼してもらえば、又誰かを信頼することができれば、自分の中で何かが変わる、昨日と今日がまるで変わらない単調な暮らしから抜け出せると思ったのかもしれない。満たされている人は欠落している人を笑うかもしれない。だが、そういった欠落は笑ってよいものではないのだろう。

劇中に、海に面して立っている灯台が出てくる。その灯台について祐一は、そこから先はどこにも行けない行き止まりであると評し、光代はどこにでも行けそうな気がすると言う。どこへも行けないし、どこへでも行ける。そのどちらも正しい。好きなように考えればいい。祐一がもっと早く光代に出会えたなら、どこへでも行けたことに気づいただろう。

社会への不信感、どうしようもない孤独感、単調な繰り返しの日、特に経済が落ち込んでいるときはこういった状況はそこかしこに表れる。もっと周囲の人に優しくすることができれば、それだけでずいぶん変わるし楽になれるのにと、ぼんやり思った。ただ、苦しい状況の人に何を言っても、なかなか届かないのかもしれない。だが、そうやって絶望しながら、何かを恨みながら、生きていくのはあまりにも惜しい。たしかに生きていくのにいろいろ問題は多いが、投げ捨てるほど悪い物でもないと思う。切羽詰ってもがこうがどうしようが80ぐらいになれば、だいたい終わってる。

▼あれ、まったく映画の感想になってないですね。まあ、あんまりいろいろ思い詰めんなってことでしょうか。

▼それぞれの役者の演技が本当に素晴らしいです。もう、憂鬱になる!それは名演技の結果だからしかたないが。
主演の二人がいいのはもちろんだけど、特に、柄本明、樹木希林が良かった。

みんなちょっとずつ悪い。でも、なんにも悪くない人なんてどこにもいないんだよねー。 
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author:しゅん, category:-, 12:56
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ジャイアン猛言トランプ
▼ジャイアン猛言トランプ
ジャイアンの名台詞が詰まったトランプ。



「もういいから、のび太をなぐろうぜ」って、さすが藤子F先生!すさまじいセンスです!哀愁に満ちたのび太の背中がたまりません。
売り切れ続出らしいので、次の入荷は9月末らしい。これは欲しい。

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author:しゅん, category:-, 22:27
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Tシャツ
▼今日の検索キーワード
「レイトン教授と不思議な町は小学4年生でできますか」
詰まったらヒントが3段階まで用意されているので、できるとは思います。ただ、わりと難しい問題もあります。小学校高学年以上を対象に作られているのかもしれません。お父さんかお母さんに聞きながらやるといいかもしれませんね。

「やる気のなくなる妖怪」
わたしの悪口はやめろ。

▼ここのところ、毎日そっくり映画について書いている。そっくり映画の名前の付け方は大きく分けて二つに分類できる。
・オリジナルをもじったパターン(マトリックスとアホリックス)
・オリジナルに年号を付けていくパターン(アルマゲドン2007、2008、...)

この二つに集約されるかと思ったら、新しいパターンを発見しました。それが以下のものです。

どうですか、これは!
そうです。どうでもいいんです。実にどうでもいい。みなさんがブラウザの戻るボタンを連打して帰るのが目に浮かびます。帰らないで!

普通、そっくり作品は1つの作品をパクるのが当たり前ですがなんとこれはバイオハザードとスピーシーズという2つをパクッている。二兎を追うもの一兎をも得ず!すばらしい。わたしはこの2つを融合したパクリを「ハイブリッドパターン」と命名します。次の学会で発表して、みなさんから石をぶつけられたいと思います。


▼毎年、夏になるとステキなTシャツを作ろうかなとちょっと思います。友人と必ずその話になる。で、結局面倒になってやめてしまう。 

これは子どもの頃からずーっと思ってるんですが、New YorkとかChikagoとかの地名Tシャツがありますが、あれはアメリカ人はどう思っているのか。たとえば、アメリカ人が東京にやってきたとして「東京」と胸にデカデカと書いてあるTシャツを着ていたらどうか。

東京に憧れてんのか?と思うし、ここが東京ということは言われなくてもわかっている。「あなたと東京の関係は?」と聞いてみたくなる。関係ないんだろうけど。同様に「New York」と書かれたTシャツを着てニューヨークに行くとどうなるのか。アメリカ人は、「あれ?なんかかわいそうな人が来た」とか思うのだろうか。または「すごいニューヨークファンのやついた」とか。写真撮られてツイッターでばらまかれる。あいつら、そういうことやる。

▼いや、地名Tシャツの話ではなく、Tシャツを作りたいという話だった。
今、考えているのが地名Tシャツの延長である「人の住所Tシャツ」である。友人の住所「東京都武蔵野市1-28-3 コーポ山田102」を正確に印刷する。(※この住所は架空のもの。)

そうやって印刷したものを、その友人とご飯を食べに行くときなどに着ていく。着ていって、そのことに何も触れない。これはかなり気持ち悪い。住所を英語表記にするといいかもしれない。英語だと住所が逆順になるし、アルファベットのせいでパッと見はわからないかもしれない。よく読んでいって、それが自分の住所だとわかった瞬間はそうとう気持ち悪い。これは気持ち悪いぞお。流行やファッションに敏感なストーカーの方は試してみたらどうでしょうか。

いや、たしか当初は気持ち悪い行動じゃなくてステキなTシャツを作りたいという話だったような。まあ、その話は、また来年にでも。

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author:しゅん, category:日常, 11:01
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そっくりさん映画「アルマゲドン」
▼そっくり映画を探すというのをコツコツやっています。
そっくり映画を作る目的の一つに、有名作品の続編と思わせて借りさせる(買わせる)ということがあります。昨日、ビデオ屋でアルマゲドンを見かけたのですが、その周辺に置いてあった作品が素晴らしかった。
 

上段は、アルマゲドン。下段はそっくりさんの方々。
なるほどと感心したのは、タイトルに年号を付けていることである。これは画期的な大発明である。毎年、アルマゲドンが作れます!毎年、地球を滅亡させられます!迷惑だ!

画像は面倒なので4作品だけですが、省いた年号の2010、2011ももちろん存在します。でも、ここで問題になるのは、はたして2011年の現在に「アルマゲドン2007」を観ようと思うのかということ。「2007って、もう終わってるし」と思ってしまう。

そんな年号パターンの欠点を埋めるため考え出された画期的な方法があります。それがこれです!

ジャーン!
なんと、アルマゲドン20XXとすることで、2099年までの顧客の獲得が見込める。
いやあ、天才っているわー。すごいわー。と感激もひとしお。
誰も借りてなかったけど。誰も気づかないような棚の下のほうに追いやられてたけど。

▼DVDで、映画「インセプション」を観ました。人の夢に入り込んで秘密を盗む企業スパイという変わった話。夢から覚めたと思ったら、それも夢だったということがたまにありますが、それが多重化している。まるで、ロシアの民芸品マトリョーシカのようである。

それで思い出したが、小学生の頃、友人T君の家に遊びに行ったらマトリョーシカがあった。遊びに飽きて、しばらくしたときそのマトリョーシカが目に入った。T君の父親が集めていたようでかなりの数があった。僕はそれまでマトリョーシカを見たことがなかったので、「これは何をするもの?」と聞いたがT君もわからないようだった。入れ子状に人形が入っているので、ケースとして使うのかなと思った。

すると、Y崎という友人が「これはあれだよ。ボーリングだよ。おまえら、そんなことも知らないのか」と言う。そうか、そうか、Y崎は物知りだなあと感心した。じゃあ、せっかくだからボーリングをするかということになり、いくつかマトリョーシカを出してきてピンにして、ゴルフボールをボーリングの玉代わりにしてマトリョーシカを倒して遊んだ。えらく盛り上がった。

そこへですね、タイミングよくT君のお父さんが帰宅されまして、「おまえら、何やってるんだ!」と激怒したのち、全員ビンタされた。
あれー!?こうやって遊ぶ物じゃないのー?なぜ、ビンタ?と、本気で思っていた。
あれから、Y崎の言うことは一切信用しなくなった。人を簡単に信用してはいけない、特にY崎を、という教訓を得た。実に、いい思い出である。

インセプション、面白かったです!
なんだこの感想。

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author:しゅん, category:-, 11:01
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時代劇「101回目のプロポーズ」 NHK「渡辺謙 アメリカを行く」
▼ドラマ「101回目のプロポーズ」が時代劇で舞台化という記事を読む。

キャストは以前と同じく武田鉄矢、浅野温子。武田は62歳、浅野も50歳ということで、いやあ本当にねえ、ちょっとなんとも言いがたい。今なぜこれなんだという。

観たいか観たくないかといえば、怖い物みたさで観たい!なんかすごいものが観れそうである。気になるのは、あのトラックの前に飛び出したときの名ゼリフ「ぼ、ぼ、僕は死にましぇ〜ん!!」である。こうやって活字にすると、ほとんど悪ふざけでしかないが名ゼリフなのは間違いない。時代劇に舞台を移したことで、あのシーンはどうなるのだろうか。

やはり妥当なところだと馬だろうか。馬の前に飛び出すのは、ありそうである。しかし、大八車などもなくはない。まあ、カゴはないだろうなあ。迫力不足だし。熊はどうなんだろう。熊の前に飛び出して「僕は死にましぇ〜ん!」とやっても、死ぬかもしれない。熊は空気を読まない。

やはり時代物ということで合戦か。自分は合戦に行くが絶対に死なない、そう浅野に宣言をしてから戦場におもむくのである。時代劇なので「僕」ではないかもしれない。「わたし」か「拙者」だろうか。

「拙者は死にましぇ〜ん!」

死んでいいと思う。
いつかケーブルテレビでひっそり放送してくれると嬉しい。必ず観ます。

▼8月15日夜7時半からNHKで放送された「渡辺謙 アメリカを行く」を観ました。
9.11テロ発生後、アメリカで起きた在米アラブ・イスラム系の人々への暴力や差別。それに異議を唱えたのが当時、航空行政のトップである運輸長官だった日系二世のノーマン・ミネタさん(日本名・峯田良雄)である。渡辺謙さんがミネタさんの足跡をたどり、インタビューをしたドキュメンタリーである。

太平洋戦争当時、日系人たちは強制収容所に隔離され過酷な体験をする。人種差別、理不尽な財産の没収、真冬には零下三十度にもなる収容所の生活、そんな少年時代をおくったミネタさんだからこそ、再びアメリカがあやまちを繰り返してはならないと思ったのでしょう。

9.11テロ後、アラブ・イスラム系の人々への反感、疑念は膨れ上がっていた。政界やマスコミが彼らへの差別を暗に認めるような雰囲気の中、ミネタさんは人種による差別禁止を貫きとおしました。空港の荷物チェックの際、アラブ・イスラム系の人々に対する人種による選別・差別(人種プロファイリング)の禁止を宣言します。もし、彼らにだけ執拗なチェックをするというなら他のアメリカ人にも同様のことをすべきだと言いました。

テロリストというのは、アラブ・イスラム系の人々の中でもほんの一握りで、大多数の人は我々と同じ普通の人である。そんな当たり前のことが、あの混乱した状況では通用しなくなってしまう。国全体がバランスを失っている。

よく「戦争の悲劇を繰り返さない」と言うが、それが具体的にどういうことかといえば、このときのミネタさんの行動なのだろう。あのときの迫害の経験を無駄にせず、あらたな悲劇が起こるのを防ぐことができた。周囲の批判に負けず、正しいと思ったことを貫いた意思の強さがすばらしい。

番組の中でミネタさんは次のような言葉を述べました。
「何かについて、誰かについて、知れば知るほど恐怖感はなくなっていく」

無知こそが恐れや誤解を生み、判断を誤らせる。混乱した状況では穏やかさや謙虚さは臆病と罵られ、過激な意見がもてはやされる。愛国心を装った人種差別が起こりやすい。ビン・ラディンが殺害されたとき、街頭で「USA」と叫ぶ若者たちが映し出されていた。彼らが真の愛国者といえるだろうか。

ミネタさんはアラブ・イスラム系の人々への人種プロファイリングを食い止めた。その行動はアラブ・イスラム系の人々を迫害から守り、双方の対立を防ぐことになる。それは結果としてアメリカを守ることに繋がるのではないか。あの温厚な日系人こそが切実に国のことを考えた真の愛国者なのだと思う。 

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author:しゅん, category:-, 11:08
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そっくりさん映画「トランスポーター」「トランスフォーマー」
▼トランスポーター

これはかなりそっくり度数が高いジャケットではないか。構図はだいぶ似ている。発見した瞬間、喜びのあまり小躍りした。神経衰弱だったら、同じカードだと主張できるレベル。

真ん中のトランスシューターの主演クラウディア・ダヴィラは、トランスポーターのヒロイン役スー・チーに似ている。そこも気を遣って似せてくれたのだろうか。よくわからないが。キャッチコピーの「ルールを破ったら命はない」というのもいい。トランスポーターをパクッてんのに、そのルール破りはいいのだろうか。いいんです!

▼トランスフォーマー


トランスポーターを検索したら、出てきたのがトランスフォーマーだった。これはこれで人気がある。上の2つは左からトランスフォーマー、続編のトランスフォーマー/リベンジ。下段は、それぞれそっくりさんの方々。しかし、トランスポーターに比べると、そっくり度数は低い。

だが、名前はいい。トランスモーファーとトランスフォーサーは、かなり惜しい。二つ合わせるとトランスフォーマーが出来そうである。出来ないけど。

▼そっくりさん映画というのはおそらく2種類あって、1つはオリジナルに似せた物を作ろうという、言い方は悪いがパクリである。もう1つは、上のトランス・ミッションのように制作者はきちんと作っているが販売側が勝手に人気商品に似せて売ってしまっているパターンである。これは正当な評価がされず気の毒である。

そっくり作品というのは、売る側の人間はオリジナルと間違って買うことを期待しているのだろう。実際に間違って買ってしまう人もいると思われる。だが、レビューを観ていたらあえてそっくり作品を購入している人たちがいることに気づいた。そして、原作と比べてどうだと論評しているのである。

「低予算のわりにがんばっている」とか「これはスタートレックのそっくりさんにしたほうが良かった」とか「パクリではなく、きちんとした作品として評価されるべき」とか、まだ売れていないインディーズバンドやアイドルを見守る雰囲気にも似ている。正当な評価を受けていない物を救い上げてやろうという優しさかもしれない。単にB級作品が好きなのかもしれないけど。

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author:しゅん, category:-, 10:21
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マッサージ
▼Googleのアクセス解析サービス「Google Analytics」をサイトに付けました。サイトの平均滞在時間やページ遷移、リピート訪問数などかなり細かく見られる。地域別訪問を見ると外国からの閲覧もあった。アメリカ、カナダ、スウェーデン、シンガポールあたりが多い。このサイトも今や世界レベル、いや世界レェヴェルといっても過言ではないでしょう。うるさい。グローバルにインスペクションがイクスペクテーションされるでしょう。バーニャカウダ。シッカロール。横文字ならなんでもいい。

▼1日30人ぐらいしか見てません。もっとアタシを見て!

▼マッサージが好きです。保険がきかないところは1分100円ぐらいで高いので、保険がきくところでやってもらっています。手もみ20分、電気10分の計30分で400円ぐらいです。それにしても、電気はいらないと大方の人は思っているのではないか。やはり手もみが良い。

まず始めにうつぶせになり、工事現場でアスファルトをならすようなやつで背中の筋肉をほぐします。以下のような機械。

こんなのでやって大丈夫かと思うが大丈夫なのである。背中をダダダダダッとやられながら、今「あー」って声を出すと「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」となるのではないかと思う。やってみたいが我慢する。大人はこういうときに声を出さない。いつかすきを見つけて、やりたいと思っている。

わたしは知り合いから紹介されてこの店に通うようになった。そもそもどこも悪くないのである。ただ、人に体をもんでもらうのが気持ちよいので通っている。PCを仕事で使うので少しは凝っているのだろうけど、凝っているということがどういうことなのか、実はよくわかっていない。だからちょっと通うのが申し訳ない気もする。「あ。あの人、たいして凝ってもないのにまた来た」そう思われてないか心配だ。

そんなこちらの心配を見透かすかのようにマッサージ師は「凝ってますね〜」と感情を込めて言ってくれる。仕事の苦労をねぎらってもらっているようで嬉しい。実は一日中、Yahoo!を見ているだけだけど。
いや、そんなことないし!ちゃんといろいろやってるし!クックパッドでレシピも検索してるよ。本当だよ。

でも、彼らが書き留めているカルテが気になる。毎度、何を書いているのだろうか。
「この患者さんは『凝ってますね』と言うとすごく喜ぶので、何度も言ってあげてください(笑)」とか書いてないか!
(笑)って、なんだ!アイツら〜!もう、恥ずかしくて行けない!この店には通えない!などとジタバタした。
また、近いうちに行きます。電気は短めでお願いします。
 
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author:しゅん, category:日常, 07:28
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映画「ハート・ロッカー」
▼友人がブログを開設。しかし、開設後二日で炎上し、閉鎖したという。二日て。
なんにでも才能がある人というのはいる。感心。

▼ハート・ロッカー / 2008年 米
イラクで活動する米軍の危険物処理班の話。とにかく緊迫感に満ちている。
帰還兵を取り上げた番組を観ると、精神を病んでしまった人がよく出ている。この映画を観ると、その理由も納得できる。

とにかく異常なまでの緊張状態の連続である。そして疑心暗鬼を生ずという話である。
爆弾の解体作業をしているときに、イラク人が携帯電話をいじっているのが見える。それがアメリカ兵にとっては、遠隔操作で爆弾を爆破しようとしているのか、本当に携帯電話をいじっているのか見分けがつかない。

銃を突きつけて、携帯を捨てろと命令するが言葉が通じない。イラク人はただ脅えるだけである。それが本当に言葉が通じないのか、言葉が通じないフリをして携帯をいじり続けているテロリストかわからないのだ。そして爆発は起こってしまう。このイラク人がテロリストだったかどうかは、はっきり明かされない。おそらくそうだったのかもしれないという程度である。こういった曖昧で気持ちの悪い状況が多い。

疑えばどこまでも疑える状況、どこにあるかわからない爆弾、一般人と見分けのつかないテロリスト、目の前にいた同僚が次の瞬間には爆弾で吹き飛ぶ現場。あまりに理不尽で、気がおかしくなってもしかたがない。前線の兵士は、狂気と正常の境を行ったり来たりしているように見える。

主人公は、なぜこの仕事をやめないのだろうか。同僚の死は珍しくないし、みずからも何度も死にかけている。爆発物を解除した瞬間の達成感なのか、それともこの状況をほっておくことはできないという正義感なのか。彼は、この異常な状態の中毒になっているようにも見える。

反戦映画ですらない。ただ、「こういう狂った状況が存在しています」と、それだけを告げられたような気がした。これを観て、どう考えてほしいとか、戦争を起こさないでほしいとかじゃなく、こんな狂った状況があるんですよという。

キャスリン・ビグロー監督のインタビューにあったが、無名の役者を起用したのは正解だった。これがトム・クルーズなら、彼は確かに物語終盤まで死なないだろうし、死ぬとしても英雄的な活躍をして死ななければならないだろう。トム・クルーズが出る時点で、観る側の心の中に無意識にそういった約束事が準備されてしまうだろう。だが、無名の役者を配したおかげで、誰がいつ死んでもおかしくないという緊張感が表現されていた。
 
ジャケットを検索して驚いたが、そっくりさん映画がある。えーと、これはやはり意識してますよね。間違えて借りさせようとしてますよね。 あまりに似ているので「そっくりさん映画」のコーナーを始めようかと思ってしまった。しかし、そっくりさんの「ハート・アタッカー」ですが、レビューを見るとなかなか評判がいい。

▼サメのラジコン らばQ

ほしー。6000円らしいです。

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author:しゅん, category:-, 09:21
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ラグナロクオンライン