RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, pookmark
牛さん 課金
▼友人A子がツイッターをやっているので、どんなことを書いているのかのぞいてみた。

職場の人たちと牧場へ行ったことが書かれていた。「牛、かわいー!」とか「羊、かわいー!」とか、まあ、いいんですよ。
「牛さんの頭なでたら、腕を舐められた。牛タン長い!」ってある。

あ、この人、食べる気マンマンなんだなと思った。牛の頭なでながら「牛タン」とか考えてるのが怖い。ツイッターで「牛さん」ってアカウント作って、炎上させたろかと思いました。

▼自分の仕事か相手の仕事か、とても曖昧な部分の仕事がある。
そんな仕事は、たいていいつも面倒で、誰かがやってくれてりゃと思うのだけど、そういうものに限って誰もやっていない。そういう面倒なものを見つけ出して、打ち合わせをして対処を決めたり、解決したりする。その行動を自分から起こすかどうかが重要だ。誰かが言い出すのを待つんじゃなくて。仕事をただやらされているか、能動的にやっているかの境目になると思う。

「これはねー、僕の担当じゃないと思うんですよー」と、人にグイグイ押し付けながら思いました。

▼新入社員の茶柱くんと話したときに、webサービスの課金の話になった。
ネットでは、アバターという自分の分身のようなものがある。そのキャラに洋服を着せたり、仕草を憶えさせたりする。僕もネットゲームを少しやっていたので、強い武器などに課金したい気持ちはわかる。それは具体的に数値が上昇するからである。だが、アバターに課金しても見た目が変わるだけで、数値上のメリットなどはない。でも、そういったものに抵抗なく課金できるという。そこが、僕とは価値観が違う。

そもそもwebサービスを信じていないというのもある。いつ、サービスが終了するかもしれないし、サーバーが壊れてデータが消えることもある。多くのサービスは多重化してあるから、その危険は少ないだろうけど。手元に残らない2Dのものは、なんとなく頼りないというのが正直なところだ。古い人間なのだろうなあ。

所有についての考えが少し変化してきているのかもしれない。
在庫は、本当に資産なのかという考え方がある。たしかに売れればお金にはなる。ただ、現状、倉庫を圧迫し管理費を発生させている。ならば負債ではないか。

本を手元に置いておくと場所を取る。それよりも必要なときにデータで参照すれば、そのときにお金を払うだけで場所は取らない。常に手の届くところにあるならば所有の意味はない。巨大な倉庫を常に借りているようなものだ。手元になくてもさびしくないのだろう。

「そうやって、若い人はどんどん新しい価値観を獲得していくんだよね‥‥。さびしいよお!この老いぼれを独りにしないでおくれ!どこにもいかないでおくれ〜!」

って、しがみついたら肩にパンチされた。うっとうしいと思います。
倉庫の片隅で独りで暮らそう。古本のページを食べながら生きる虫にでもなろう。
ムシャムシャ‥‥。

JUGEMテーマ:日記・一般
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:日常, 08:28
comments(0), trackbacks(0), pookmark
バイク
▼久しぶりに友人Aと会う。その近辺は適当な店がなく、以前に一度入ったことがある居酒屋にした。前に来たときは、二人でバイクの話をしていた。

友人A:最近、何乗ってんの?

わたし:月光。

A:月光はいいよなー。加速がスムーズで。

わ:最高速はあんまり出ないけど、立ち上がりの静かさがいいなあ。あと、クラッチを切り替えるときのカクンて感じが楽しい。

A:わかる!あれはクセになる。

わ:そっちは今、何に乗ってんの?

A:スサノオ。

わ:スサノオかー。あれ、パワーはありそうだけどうるさそうだなあ。

A:こう、腕の下でバリバリ暴れる感じがいいんだよ。

わ:わかるわー!

などと。
バイクに詳しい人はおわかりかと思いますが、そんなバイクはない。いつからやり始めたか忘れたが、架空のバイクを創り出して、さもそれに乗ってるかのように話す遊びをやっている。なんでそんなことをやっているか、まったくわからない。ただ、なんとなくやっていたのである。もちろん、Aもわたしもバイクの免許はない。自転車である。腕の下でバリバリいうどころか、チリンチリンいってる。

A:次はYSサンタマリアにしようかと思ってんだよ。多少軽いけど。

わ:そうな。どんな道でも走れそうな感じがする。

そんな会話をしていたら、40歳ぐらいの男性が話しかけてきた。

「バイク、好きなんですか?」

いかんと思いましたね。これは、いかんだろうと。皮ジャンに皮パンといういでたち、どっからどう見ても本物のバイク乗りである。これで自転車乗ってたら詐欺である。Aは急に立ち上がって、トイレに行ってしまった。なんてやつだ。スサノオを乗りこなす荒くれ男なのに。そういう設定なのに。まあ、あの人、実際にはマウスより重い物持ったことなさそうだけど。

皮ジャンの男性は、わたしに断ると、横に座りバイクの話を始めた。職場でも周りにバイクの話をできる人間がおらず、さびしい思いをしていたそうである。いやー、どーなんでしょー、なにせ我々は陸サーファーというか、陸バイク乗りというか、ただのウソつきというか、いや、だまそうとはしてないんだけども。

「さっき、YSサンタマリアとかって言ってましたよね?」

あれはねー、たぶんAのやつがユースケ・サンタマリアをちょっと変えて言っただけだと思うんですよ。まいったなー。あいつ、いつまでトイレ行ってんだ!10分ぐらい経っても、戻ってこない。どうやら逃げたようである。わたしも適当なところで話を打ち切ろうと思うのだけど、彼の話が途切れない。

「そういえば、何乗っているんですか?」

もう、これは謝ろうと思いました。ただ、架空のバイクを創り出して、さも乗っているかのような遊びをしていたと説明するのが恥ずかしい。完全に頭おかしい。どう説明したらいいか考えたら具合悪くなる。いや、いっそ気絶して病院に運ばれたい。仕事でもこんなに困ったことはない。

「実はですね‥‥」と、この状況について説明しだした。彼は、あきれたり、バカにしたりする様子もなく聞いていた。実に包容力のある対応である。

「でも、乗りたいバイクは何かあるんでしょ?」

乗りたいバイクというか、本当に知らないのである。さすがにまったく知らないというのは言いづらい。三文字のアルファベットならバイクっぽい。NSRとか、NXRとか、なんか聞いたことあるような。しかし、MSXは家庭用ゲーム機だし、WARはプロレス団体であるからして、適当に三文字言えば当たるかどうかは怪しい。あと、カブは知っている。配達に使うやつだが、あれは原付だから何か違う。そういえば高校時代の友人がカタナといっていた。その記憶を頼りに、恐る恐るカタナと言ってみた。
 
「俺も、昔乗ってたよ」

正解!カタナ大正解!いや、喜んでる場合でもないんだけど。
それから、彼は多少専門的なバイクの話をわかりやすく話してくれた。何かを本当に好きな人の話というのは、聞いていると楽しいものである。友人Aは戻ってこなかった。きっと、スサノオがレッカー移動されるのが心配で帰ってしまったのだろう。おまえが戻ってこなかったことは忘れない。
そんなことがあった。

▼そういったやや複雑な想い出がある店である。席に着いたAが口を開いた。

「最近、何乗ってんの?」

懲りないなあ。

「カタナだよ。GSX400S」

と、なればかっこういいものの、自転車なんだよねー!現実は、そううまくいかないんだよねー!自転車で田舎道を疾走してます。カタナ気分で。

JUGEMテーマ:日記・一般
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:日常, 18:35
comments(4), trackbacks(0), pookmark
グルグル 映画「マーサの幸せレシピ」
▼友人夫婦の家に届け物。テレビではタイムショックというクイズ番組がやっていた。クイズの正解数が規定数を下回ると、解答者の座席が回転する仕組みになっている番組である。なんか、あらたまって書くと変な説明である。

友人夫婦の子ター坊(小学校2年)が熱心に画面を見つめていた。ちょうど誰かが失敗し、座席がグルグルと回転した。
「なんであんなことやんの?」

「はずした罰として、グルグルするようになってんの」

「ふーん‥‥。当たった人がグルグルすればいいのにね」

「なんで?」

「だって、はずれた人は、それだけでもうかわいそうでしょ?」

といって小首をかしげた。そんなキラキラした瞳で見つめないでください。
そのキラキラが、まぶしすぎる。

▼マーサの幸せレシピ / 2001 独
人付き合いに無関心な女性シェフ、マーサ。技術には人一倍自信があり、腕も認められているものの、職場では心を閉ざしがちである。ある日、姉が事故死し、娘のリナを引き取ることになる。そして、店にやってきた新しいシェフ、マリオ。彼らとの関わりあいから、他人に無関心だったマーサが少しずつ変わりはじめていく。

「マーサの幸せレシピ」ってタイトルで、どうも観る気が起こらなかった。未婚女性を対象にした作品なんでしょう?どうもなあ。なにせ、幸せレシピってあたりがなんだか。こっちは、不幸のレシピしか持ってないけどな!おまえんちに送りつけるから、住所言ってみろ!着払いだから覚悟しとけ!

なんでそんなに歪んでいるのか。とにかく観てみました。べつにラブコメが嫌いではないし。「めぐり逢えたら」(トム・ハンクス、メグ・ライアン)とか好きだったし。そんでこの作品、ラブコメというわけでもなかった。

観てみたら、実に地味で画面の印象も暗い。ハリウッドかと思いきや、ドイツ映画だったのである。シナリオは本当に典型的である。だが、ありふれているというより、生活に疲れた者たちが静かに再生していく様子が丹念に描かれており、好感を持った。

変わった料理よりも、サーモンのバジリコソースのようなシンプルなもののほうが難しい。そう主人公に言わせるシーンがある。この映画もシンプルでありながら、実に良かったです。
 
JUGEMテーマ:日記・一般
 
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:-, 13:13
comments(0), trackbacks(0), pookmark
レイトン教授と不思議な町(ニンテンドーDS)
▼友人宅訪問。友人夫婦の子ハナちゃん(小学校4年)と話す。
ニンテンドーDS「レイトン教授と不思議な町」をやっているという。レイトン教授とルーク少年が不思議な町の怪事件に挑む物語である。絵本のようなグラフィックと1900年代前半のイギリスを思わせる雰囲気がいい。ナゾナゾやクイズを解きながらストーリーを進めるミステリーである。ちょっとやってみろというから始めたのだが、小学生にちょうどいいぐらいなので、さすがに大人には簡単すぎる。少し遊んだところで飽きた。

「やっぱり子供だましだな!」

小学生相手に言うてやりました。全力で言うてやりました。すると、わたしからDSを取り上げてなにやら操作し、この問題をやってみろとDSを渡す。どうやら、過去の問題をいつでも参照できるらしい。えー、なにこれー、ちょ、ちょっとーってなった。

「大人のくせにこんなのもわかんないのー?ケラケラ」と、あざけるので腹が立つ。謎の前には、大人も子どももないのです。真理とはそういうものである。さっき、子供だましって言いましたけど。

最初はメモとペンだけ借りて解いていた。やがて電卓を要求し、さらにエクセルを使わせろといい、最終的にはネット使いたいなーとかなった。いいかげんにしてください。

わたしの勘違いだったが、26進数を変換する問題かと思ったのである。全然違いました。まあ、すぐに気づいたけどな!本当です!ヒントはもらってません!

勉強の合間に休憩でやるのもいいかなと、ハナちゃんからソフトを借りてきた。ちょっと電源を入れてみたら、そこから5時間ぶっとおしである。勉強とかもうどうでもいい。試験とか知らない。もちろん、ヒントもネットも見ずに解いているわけですが、下手するとどうしようもないところで30分ぐらい詰まる。

で、わたしが詰まった問題を1問だけ出題。答えはソフトの下に書きます。

【問題】
「旅先の店でのこと。
ケース付きのカメラが310ドルで売られていた。カメラ本体は、ケースよりも300ドル高く、残りがケース代にあたるということだった。ケースだけを買うことにして100ドルのお札を出したのだが、さて、お釣りはいくらだろうか」

 
答えと解説は、白字で書いてありますので、マウスをドラッグして反転させてください。

【答え】95ドル
【解説】カメラとケースの差額は300ドルです。カメラを300ドル、ケースを10ドルと考えてしまいがちですが、そうすると差額は290ドルになってしまいます。カメラが305ドル、ケースが5ドルですと、差額が300ドル、合計で310ドルになります。

最初に不正解になってから、30分ぐらいわかりませんでした。みなさん、すぐに解けるものなのでしょうか。

「これはちゃんと解答するのではなく、ナゾナゾなのではないか。どうせ、くだらないナゾナゾに決まってる!」とか「ニンテンドーが間違えてる!」とか、言い張りました。結局、時間はかかったものの、自力で解けました。ハナちゃんに「ヒントをください」と言ったら、拒否されたのだけど。
結果ね!結果、自力で解きましたから!

まったく子どもだましの幼稚なソフトです。
「うわー!そーゆーのずるいわー!」などとキャイキャイ言いながら遊んでいます。子ども以下のゴミ虫には、もったいないソフトでございます。卑下しすぎである。
これ、楽しー。

JUGEMテーマ:日記・一般
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:-, 00:57
comments(2), trackbacks(0), pookmark
いんたーねっとさん
▼前の会社で、打ち合わせ。しかし、感心したのは会社というのは経営者が「つぶれた!」といわない限り、つぶれないのである。

どんなに鼻水が出ようが、熱が出ようが、頭がクラクラしようが「気のせい!」と言って風邪を認めない人に似ている。会社とは、精神論なのか。社長は、この状況でもあきらめないので感心する。体に例えれば風邪どころか、全身複雑骨折で身動きができず、熱が50度ぐらいの状態に見える。もうすぐ召される。その状態で「ちょっと、駄菓子屋でアイス買ってくんね!」と、駈け出すぐらい元気。

勢いあまって階段で転んで、首の骨を骨折するものの、
「見て見て!アイス当たった!」とか言う。
わんぱくにもほどがある。もはやソンビである。

▼相談役から掛かってきた電話に出てしまう。30分ぐらいつかまる。緊急の用事があって掛けてきたわけではない。もう、80歳を越えたお年寄りであり、暇なのだ。彼の住んでいる市内にいい整形外科があるらしい。テレビで観たらしく、慶応卒の先生がやっているのだが病院名も先生の名前も忘れたという。その医者を、便利なインターネットとやらで探せということだった。

先生の経歴がサイトに書いてあれば、慶応卒がひっかかるかと思ったが駄目だった。ネットの掲示板で回答をもらうにも、ちょっと時間がかかる。断念して折り返した。

「ほんとインターネットのヤツは役に立たねーなー」と言う。

いんたーねっとさん、かわいそう。わたしだけは応援します、と思いました。
さらに「おまえも、まだまだ仕事ができねーなー」と言われる。あのね、そんな情報でわかったらエスパーだわ。

そうか、エスパーだったらよかったのだ。そしたら、そもそも最初の電話に出ないけどな。掛かってきた瞬間、気絶したフリをする。超能力の無駄遣いである。

▼「買い物好きの女は、男にとっては悪魔、市場(しじょう)にとっては天使」
というですね、経済学格言を思いつきました。具体的に特に何かあったわけではなく、なぜか思いつきました。

▼志村けんぽく威嚇する猫

コントを思い出してしまった。

JUGEMテーマ:日記・一般
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:日常, 13:00
comments(0), trackbacks(0), pookmark
抽象画 喜嶋先生の静かな世界
▼少し時間があったので抽象画を見た。絵の見方がわからなかった。何も考えずに見たいように見ればいいと思っていたが、想像以上にわからない。絵を眺めているうちに、学生時代に美術の先生が言っていたことを思い出した。

「抽象画を見るときに、最初に作品名を見るんじゃなくて、絵を見て作品名を当てるという見方もある」

それは正しい見方というより、絵に興味を持たせるために言ってくれたのかもしれない。そのやり方を試してみると、思ったよりも当たる。楽しくなる。

当時は絵を見ることもなく、先生の言葉の意味もわからなかった。それから長い時間がたって、今ようやっとその言葉が役に立っている。不思議なものである。誰かが言ってくれたことが、実はとても有意義で、本人はその価値に気づいていない。誰かが僕のために言ってくれて、僕に届かなかった言葉というのはすごくたくさんあるのだろう。

理解が難しい言葉を壷のようなものに入れておく。時々、取り出して、いろんな角度から眺めてみる。吟味してみる。そうやって意味を確認していく。そんなことができたらいいのに。

▼喜嶋先生の静かな世界(森博嗣)
ある大学生の学生生活をつづったとても静かな物語である。事件らしい事件は何一つ起こらない。研究に没頭した静かで幸福な時間。研究、学問の意味、大学の在り方、そして、喜嶋先生という人物。

圧倒的な知性との出会いほど幸福なものは少ない。そして、それは限りなく幸福な時間である。だが、その時はあまりに忙しくてそれがいかに幸福なことか気づいていない。幸福は、その状態が去ったあと振り返ってみて、はじめて気づくものかもしれない。

この小説は少し悲しい終わり方になっている。なぜこのような終わり方にしたのだろう。真理の追究を続けることは、多大な犠牲を払うことになるというメッセージだろうか。
人生の時間をどのように使うか。それを考えるのに最適な一冊である。
 

そうそう、この小説に出てくる喜嶋先生のような人物、信じられないほど優秀な人間というのが世の中には実際にいます。その人と仕事をした時間は、僕の人生でもっとも幸福な経験の一つになっています。
JUGEMテーマ:日記・一般
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:日常, 02:04
comments(0), trackbacks(0), pookmark
明日から本気 不信
▼そろそろ真面目にやらねばということで、行政書士試験の勉強を始めました。
しかし、恐ろしいほどにやる気が出ないのだった。法律の勉強というのは「アイツ、悪いヤツ!だから有罪!」というイメージでした。まあ、そーゆー人間が法律がどーだとかねえ、偉そうなことをねえ、申し訳ない。腹でも切りましょうか。

そんで、実際にはやはりそんな単純なケースは出題されません。
「原則Aと解釈するのが妥当であるものの、Bといえないこともなく、又Cと解釈できる余地がないわけでもない」みたいなことをいう。
「で!結局、有罪?」と、いいたい。まわりくどいのが苦手である。悪い人は、おでこに「悪」とか書いてあればいいと思います。

しかし、このまわりくどさをファミレスでやったらどうなるのか。
「原則カレーが食べたいと思うものの、しかし、今日の気分からいえばビーフシチューも捨てがたく、では、ビーフシチューに決定されるかといえば、ふと目に入ったクリームシチューも捨てがたい。ここはひとつウェイトレスのあなたに決めていただきたいのだが」

決まってから呼べ。家で消しゴムでも食べてりゃいいと思います。

▼新報道2001(5/22放送 フジ)という番組のアンケート結果を見ました。

政府の原発事故に関する情報公開について、あなたはどう考えていますか。
信頼できる 13.0%
信頼できない 82.4%
(その他・わからない) 4.6% 

「信頼できない」が82.4%である。まあ、そうだよなあと思いました。残念ながら政府や東電が何を言おうと、その情報を全部鵜呑みにはできなくなっている。鵜呑みにしたほうが気持ちが楽だからそうしたいんだけども。

なんでこんなに不信感を持ってしまったのだろうか。それをちょっと考えていました。
記者会見などで、ただちに影響はないとか、健康に悪影響はないとか、それはそう言わざるをえないのだろう。でも、本当にすべて計算されて大丈夫であれば、そもそも大前提として原発が事故ってないというのがある。一度、大事故を起こしてから言われてもと思ってしまう。まあ、政府と東電を同一視するのは正しくないのだろうけど、政府の震災対応なども重なって、もうほとんど同一視してしまっている。

なぜ、発表において何か隠されている気がするのだろう。発表の言葉の選び方をみると、つまるところ国民を信頼していないのではないか。まー、あいつらすぐパニック起こすし、ここは慎重な言い方をしないとという考えはわかる。それはそうなのだけど、その慎重さゆえに言葉が曖昧になり、かえって疑心暗鬼を生ずという結果になっている。

じゃあ、率直に発表されればパニックを起こさないかといえば、なんともいえない。たしかに、わたしなどがそうだがバカなんである。バカであるんだけども「あ、なんか信用されてないな」という感覚は伝わる。むしろ、そういう鼻はきく。言葉にしなくても相手をどう思っているかは伝わる。特に悪い感情はなおさらである。そして、信用してくれない相手からの情報というのは、やはり信用しづらいものである。困ったものです。

結局、失った信用を簡単に取り戻す方法などはない。一つ一つ積み重ねていくだけである。欲を言うなら、政府の中に信じたい人というのが出てきてくれればいいと思う。この人が言ったなら信じてみようとか、この人のためなら多少の不便も我慢しようとか、そういう気持ちにさせる人でなければならない。ちょっといい例えが浮かびませんが、野球の王さんのような人である。それは能力というより性格の話かもしれない。そういったものを政府関係者に求めるのは酷かもしれない。

無論、政府の方は日々努力されているのでしょう。ただ、大変なことになったら逃げ出したり、隠したりするんじゃないかという疑念が拭いきれない。
「じゃあ、辞任するのであとはよろしく!がんばって!」みたいなのは、うっすら見える気がする。
あ、見えた。

自分がすべての責任を持つから、どうか最後までやり遂げてくださいという覚悟が見えない。王さんのような人なら、そういうことを言ってくれる気がする。つらいときに、尊敬できる人の言葉にすがって乗り越えられるということがある。そんな人間が出てきたら奇跡だけど、そうもいかない。ただ、目の前のことを一つ一つ片付け、地を這うように少しずつ前進していくしかないのだろう。

JUGEMテーマ:日記・一般
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:日常, 23:59
comments(0), trackbacks(0), pookmark
佐伯選手 ゲーテ
▼5/20 西武×中日戦
スポーツを観ていると、ごくごくまれに奇跡的ともいえる試合を観ることがあります。まさしく昨日の試合がそうでした。

昨年、横浜を自由契約になった佐伯選手。41歳という年齢は、選手としてとっくに全盛期を過ぎているので引退されるのかと思っていました。しかし、中日と契約し、開幕から代打で使われるものの13打席連続無安打、打撃低調な中日の中でも、やはり1割台の打率では使いづらい。もう、やはり無理なのかと勝手に思っていました。

それがなぜか昨日のスタメン起用。若手の松井、堂上(兄)、中田、岩崎、平田など試してもいい選手がいるのに、なぜ佐伯選手なのだろうと落合監督の采配に首をかしげた。試合は、西武のサブマリン牧田投手が粘りのピッチングを展開。中日を8回まで0点に封じ込めた。また一人、いい若手が出てきたなあ。というか、中日はまたこりゃ完封負けだなとあきらめていた。今年の打率はひどすぎる。打ったら逮捕されるんじゃないかというぐらい打たない。

しかし、9回表先頭の佐伯選手が2塁打で口火を切ったかと思うと、0対5だった点差がどんどん縮まり、4対5まで追い上げ二死満塁で再び佐伯選手の打席。出来すぎである。この野球漫画のような展開。いや、これ、漫画だったら「ウソつけ。そんな都合いいことあるか」と思います。これが現実に起こってしまうのだなあ。そして、佐伯選手の逆転タイムリー。終わってみれば5打数4安打、決勝打の大活躍。

「もうだめだと思いそうになった。でも、その時に『待てよ。オレは幸せじゃないか』と思えた。だって、憧れの人(落合監督)の下で良いことも、苦しいことも経験できているんだから」(佐伯選手)

あきらめないことは勝つことよりも難しい。そんな言葉を思い出しました。佐伯選手、おめでとうございます。

▼友人夫婦の子ター坊(小学校2年)と話す。
その日は大人が5,6人いたので、ちょっと大人しい。やや、萎縮気味であった。話していたら、突然「どうやったら頭よく見えると思う?」と聞かれた。いつもだったら自然と自分に注目が集まるのだが、今日は大人の集まりだったので、なんとかそこで目立とうとしたのかもしれない。

ちょうどその時間、テレビには年配の外国人男性が映っていた。
「そうだなー。たとえば、あのテレビに映ってる人を観て『この人、どこかで観たような気がする。そういえばゲーテに似ている‥‥』とか言えば、頭良さそうかも」
過去の偉人の名前をあげると、頭良さそうに見えるかもしれない。

「ゲーテね。ゲーテに似ている‥‥。うん、ちょっとやってみる」

言うやいなや、テレビの横に行き、けっこうな大声で話し出した。
「あー!この人、どっかで観たような‥‥」
突然のことに、ちょっと会話をやめてター坊に注目する大人たち。
「そういえば、ゲーテに似ています!」
得意げに発表するター坊。

うけるというより、突然なんなのだという空気に。しだいに、ザワザワしてうけたのだけど。胸を張っているター坊に一人が訊ねた。
「ゲーテって誰?」

「ゲーテは‥‥、ゲーテは‥‥、Jリーガーです!」

腰が抜けた。無茶すぎる。映ってるの老人なのにJリーガーって。おまえ、なんでそんなに自信たっぷりなのか。

だが、ゲーテがJリーガーというのはいいかもしれない。敗戦後のコメントが渋そうである。
「なぜ負けたか!それは、勝たなかったからである!」とか言いそう。
チームメイトから影で「へりくつジジイ」と呼ばれている。パスも、あんまり回してもらえない。

▼ちょっと日記を読み返してみた。いくつか気に入らないものを削除。このまま読み進めると全削除になるので、よす。読み返さない。読み返して面白かったら、つまり、時間をおいて面白かったら価値があると思うのだけど、残念ながらそうでもないのだった。

JUGEMテーマ:日記・一般
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:日常, 13:13
comments(4), trackbacks(0), pookmark
岩手県普代村 水門を作った村長の記事
▼ギズモード・ジャパンで水門を作った村長の記事を読みました。
ギズモード・ジャパン 米GIZMODOで話題。信念を貫き村民の命を救った村長。

最初に感じたのは、あまりにも大きな金額を使ったなということでした。普代村のサイトを見ましたが、その中の「広報ふだい23年4月号」によると、23年度予算で歳入は約24億円とあります。この水門の建設費は35億6千万とあります。この建設費が、今の金額か当時の金額かは不明ですが、歳入の約1.5倍という金額です。(当時の金額ならば、より高くなります)

もちろん、一括で払ったわけではなく、継続費として分割にしているはずであり、かつ国からの助成もあったはずです。それでも、村の一年の収入をはるかに上回るというのはとんでもない金額です。記事の中にも、税金の無駄遣いと批判されたとあります。村民からすれば、医療や福祉、企業の誘致、雇用、観光地の開発、過疎化対策、予算をかけたいところはいくらでもあったでしょう。

しかし、災害対策もおろそかにできない。こういった公共事業というのは実に難しいものだと思います。いつ津波が来るかもしれず、しかし来ないかもしれません。何も起きなければ対策費が無駄になったように見える。税金の使い道について追及されることもあります。土地収用問題という厄介な問題もある。だが、反対する人々を説得し水門を作ろうとした。水門完成には、外からでは窺い知れない苦労があったかと思います。それでも、この和村村長の決意が揺るがなかったのは1933年の大津波で被災されており、その思いを村民に二度とさせたくないという思いがあったからでしょう。

岩手県沿岸が軒並み甚大な被害を受けたなか、普代村は水門内で亡くなった方はいません。(地震後、船を見に行った方が一人亡くなられています)
googleマップで見ると、水門のすぐ後ろに小学校、その後ろに中学校、そして住宅地が広がっています。もし、水門がなければ他の沿岸地域と同じように甚大な被害が出ていたでしょう。

和村村長が辞める時に残した言葉を引用します。
「村民のためと確信をもって始めた仕事は反対があっても説得をしてやり遂げてください。最後には理解してもらえる。これが私の置き土産です」

JUGEMテーマ:日記・一般
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:日常, 21:18
comments(0), trackbacks(0), pookmark
ハイパーメディアアフィリエイター メール
▼ブログのアフィリエイトはもうかるのでしょうか、というメールを頂いた。
もうかりますね。もう笑いが止まりませんね。ブログ長者ですから、アフィリエイトの成果報酬でもうすぐ家を買うのです。周囲からブログ御殿と噂されるきらびやかな家になる予定です。羨望と嫉妬の眼差しを浴びていい気になっていたものの、ある日、御殿の真っ白な塀に「ブログ、くそつまんねー!」などと落書きされる。
やめて!そういうの傷つく!などと思いつつ、アマゾンのアフィリエイトページを確認してみました。73円、成果報酬がありました。

この日記を3年ぐらい書いていると思います。アマゾンの換金はアマゾンギフト券でもらうと1500円からなので、3年で73円ずつ貯まっていくと換金までは約57年かかります。ちょっと時間が足りない。というか、死んでいるのではないか。人類は火星に到達しているかもしれない。
なにやら壮大なまとめ方。

▼今まではアクセス数へのこだわりが足りなかった。ランキングサイトで1位になればアクセス増も見込めるはず。そう考えて登録ジャンルを変えてみることにしました。サラリーマン日記というジャンルだと50位ぐらいでしたが、ひきこもりサラリーマン日記だと2位になれました。1位になったときの敗北感はものすごい気がする。

▼新入社員の茶柱君と話した。彼女から1日10回ぐらいメールをもらうそうである。それにきちんきちんと返信しているというのを聞いて感心した。彼女からのメールを見せてもらったがとても短い。
「昼ごはんのカレー、美味しかった」
そういうのって、返事をし続けるのが面倒にならないかと思うのだけど茶柱君は平気らしい。もらったら1分以内には返してしまうようだ。

コミュニケーションをとることが目的なので、なんでもいいから返事をすればいいのである。べつにカレーの歴史や語源を調べて、そこから何か書いてみようなどと気負う必要はない。わたしは気負うほうなのだ。気負って、いちいち返信していた。なんとか面白いメールを返そうとした。だが、2日で飽きた。当時付き合っていた人はよくメールをくれる人で、1日20通ぐらいメールが来た。わたしは、すぐに返信が面倒になってしまった。

最終的には返信しなくなった。なんでもいいから返信しろというので、
「昼ごはんのカレー、美味しかった」
ともらうと、1分以内に
「了解」
と返していた。仕事である。「り」と入れると「了解」と出るように登録してあった。
フラれた。

彼女の判断は間違っていない。
JUGEMテーマ:日記・一般
         web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加
author:しゅん, category:日常, 18:05
comments(0), trackbacks(0), pookmark
ラグナロクオンライン