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- 人生の比率
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2008.09.23 Tuesday▼雲は多いが晴れ。だんだん過ごし易くなってきた。簿記の勉強、休憩。図書館へ。畑に囲まれた線路沿いのまっすぐな道。空が広いと気分がいい。
▼図書館にはお年寄りが多い。私が子供の頃、こんなに利用者の年齢層に偏りがあっただろうか。若い人は図書館ではなく電子書籍を利用していたり、もっと他のことをしているのかもしれない。
昔よりも読書人口が減っているとして、その減った時間は何に割り振られているだろうか。
ハードディスクの使用状況を見るため、フォルダごとに使用率をパーセンテージで表示するアプリケーションがある。同じように、今までの人生の時間を、食事に何%、睡眠に何%、読書に何%、などと表示してくれたら面白い。
大学の頃に、ちょっとした空き時間でも本を読んでいる友人がいた。会社の上司には「大学時代に(素数の)19のことだけを考えて1年間過ごした」という人がいる。割り当てるパーセンテージが偏っているほうが、きっと面白い。
▼森博嗣の「スカイ・クロラ」だが、ここ何ヶ月か、私が図書館に行ったときにはずっと貸し出し中。映画化されたからだろうか。話題になると人気が出るというのは当たり前のことだが、あまり人気にこだわらなくてもと思う。読む物はいくらでもある。
それに、今見て「良い」と思う作品でも、10年後に見ると「見なくてもよかった」となるかもしれない。もちろん、その逆もある。作品そのものの絶対的な価値はあるけれど、自分にとってその作品がどのような影響を与えるかが重要で、それは作品を見てみるまではわからないことである。だから、結局のところあまり考えても仕方のない気もする。とすると、つまりわたしは長々と何を書いているんでしょうか。
- 宇宙人が来る理由
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2008.09.06 Saturday▼ちょっとまあ考えられないぐらいに会社にお金がない。月初の支払をすると口座に410円しか残らない。いよいよ貧しさも極まってまいりました。そんな中で、事務の女の子が「コースターが割れたので買いたい。6枚セットだけど買っていい?」などという。
6枚って!会社をつぶす気かね、君は!410円しかないんだから。まあ、どうせ410円しかないんだから好きにしなさいよ。会社がつぶれたさいには「あのときのコースターが原因で」と言う。
▼宇宙人が地球に来ている理由を考えました。大槻教授ではなく韮澤さんサイドに立って。まったく誰からも求められてはいないけど。
僕が宇宙人(地球人も宇宙人というのはおいとく)だとして、地球に来て何をしたいだろうか。もちろん観光はしたいけど、遥か彼方から危険を冒し、資金や時間を使ってまで来る理由。技術や文明に圧倒的な格差がある場合、その目的は侵略ではなく観察ではないだろうか。
僕らが仕事で、あるウェブサイトをサービスしていたとして、プログラムを修正した際に、きちんと機能するかどうか本番サーバーにアップロードする前に、本番環境と同じテストサーバーにアップロードする。そこで、正常に動けば、めでたく本番サーバーにアップロードして正式にサービスを行う。
つまり、地球をテストサーバーとして使うのではないか。
ごく小さい範囲でいえば、薬の臨床試験などの人体実験。もっと広い範囲では、インターネットや携帯電話などの技術を普及させ、それが世の中に与える影響、技術に押し流されずに技術を使いこなすことができるかを観察する。国のような共同体を運営していくのに最適な政治形態は何かを模索する試験。こうやって試して、結果を測定した後に、自分の星で実行してみるというテストサーバー説を提唱したい。
でも、テストサーバーって、仕事終わるとリセットされるからなあ。けっこう頻繁に。
- 八百屋さんごっこ
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2008.09.02 Tuesday
▼友達の子供、ター坊(5歳)と八百屋さんごっこをしている。驚いたのは八百屋さんを知らないということ。近所にスーパーしかないらしい。ここは私がですね、八百屋のなんたるかを教えねばならないと思いましたね。
ター坊「いらっしゃいませ」
私「八百屋は『らっしゃい!』かな。威勢よく」
タ「いせー?」
私「元気のことかなあ」
タ「おー。わかりました。じゃ・・らっさい!」(らっしゃいと、言ってるつもり)
私「‥‥、えーと、じゃ、今日は何かいいの入ってる?」
タ「ニンジン」
私「ニンジンは、どうやって食べるのがいいの?」
タ「ニンジンはねえ、えーとね・・、生です!」
私「ニンジンの他は?」
タ「レタスもあるよー」
私「レタスはどうやって食べるといいの?」
タ「レタスはねえ‥、生です!」
私「そっかー。他、何かある?」
タ「キャベツ」
私「キャベツは、どうやっ‥」
タ「生です!」
私「ウサギなのか」
この後に、ター坊のおかあさんが必死に「ちゃんと料理してるから!昨日、八宝菜だったよね!」と言い訳してたのがおかしかった。だが、ター坊に「好きな食べ物は?」と尋ねると「ガストのポテト!」と即答するから、子どもは血も涙もない。
▼知り合いの家で手作りのスピーカーを聴かせてもらったのだけれど、想像してた以上の音だった。目を閉じると、まるでそこに人がいて歌っているような。家でもこういう音が聴きたい、そう思ったから自分でやってみようと思った。
周りの人間にスピーカーを作ったことがあるか聞いてみたら、だいたいみんな1度は作ったことがあるという。私の周りはエンジニアだらけで、エンジニアという人種はこういったことが大好きだ。
社内でもっとも変わっている上司は、やはり他の人とは少し違っていた。
「スピーカーは若い頃に作っていた。でも、スピーカーに限らず、物に電気を通しているのが好きなんだなあ」
いろんな趣味があるけど、物に電気を通すことというのはなかなか。
▼アニメ「灰羽連盟」を観ている。どんどんいいアニメがでてくるなあ。