- あんまり喋らない人たち 映画「迷子の警察音楽隊」
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2012.01.28 Saturday▼迷子の警察音楽隊
2007 / イスラエル・フランス・アメリカ / 監督:エラン・コリリン /人間ドラマ
「まったくもう、今の若いヤツは‥」などと言いそうな隊長。渋いです!
【あらすじ】
1990年代イスラエルが舞台。文化交流のためにエジプトから警察音楽隊がやってくる。しかし、手違いで迎えが来ない。自分達で目的地を目指した彼らは、間違えて一文字違いの別な町に着いてしまう。途方にくれた彼らだが、親切なイスラエルの人々に一晩泊めてもらうことから交流が始まる。
【みどころ】
古い人、若い人、違う国の人。話してみれば意外と交流できるかも。少し前の日本には、この隊長みたいな人もいたかもしれない。
【感想】
あまり起伏がないシナリオなので、オチもないですしネタバレもないのかな。実に静かな映画なんですね、セリフもあまりないし音楽もほとんどない。イスラエルってもっと栄えている印象があったのですが、ここに出てくる町は荒涼とした土地にポツポツと建物があるような感じです。
イスラエルとエジプトというと、どうしても政治的な重苦しい話をイメージするかもしれませんが、この映画ではその部分には直接触れません。触れないんですが、背後に音もなく、でも確かに流れているのを感じます。
警察音楽隊の隊長トゥフィーク(サッソン・ガーベイ)は少し古いタイプの人間です。エジプトから来ているので国の代表として恥ずかしくない振る舞いを心掛けているのがうかがえますし、音楽隊に迎えがなかったときも自分たちでなんとかしようとします。こういう人いいですね。
そういった按配なので、若手隊員カーレド(サーレフ・バクリ)とはうまくいってません。女好きですぐナンパするし。
カーレド(左、後姿)は道に迷ってご飯も食べてないから「飯食いたい!」って言う。思ったらすぐ言う人である。実は他のメンバーもそう思ってるんですが、言い出しにくかった。
右端の隊長は渋い顔ですが、他のメンバーは「よく言ってくれた!」と思ってます。現実にもこういうのあるなあ。
ナンパ中の隊員カーレドさん。女の人に夢中で、行き先を間違えます。
そして隊長には「おまえ即解雇な」と言われる。隊長、けっこう過激。
この後にカフェで食事を取って、もうこの日はバスがないことを知り、そこの親切な女主人ディナ(ロニ・エルカベッツ)と客?の家に泊めてもらうことになる。この映画、イスラエルとエジプトの人がお互い遠慮しつつもわかりあっていくのもそうなんですが、隊長と若手隊員という異なる世代の相互理解もテーマの一つだと思います。
それと興味深かったのは、エジプト人がほとんどしゃべんないことです。カフェの客の家に泊まることになった3人ですが、この人たちほんとに無口。隊長もですが。
ふつうはあまり親しくない人といても、その場を和ませるためになんとか話そうとしますが、そういう発想がないのかもしれません。そこが新鮮でした。話しかけられなければ、ずっと黙ってる。
で、泊めてくれた家族もあんまり歓迎してません。都合の悪いことや悪口はヘブライ語(イスラエルの公用語)でエジプト人にわからないように話します。エジプト人もアラビア語(エジプトの公用語)で仲間内でボソボソじゃべり、この家族と話すときは英語でしゃべります。
この作品でお酒がよく出てくるのですが、わたしはイスラム教は全面的に禁酒なのかと思っていました。ネットでみると、どうもそういうことではないらしいです。とても厳しい国ですと所持しているだけで逮捕もあるらしいですが、緩いところは緩いらしいという。違う国に行って飲んじゃうとか、結婚式はOKとかいろいろあるらしいですし、ここらへんの感覚は現地の人でないと難しいですね。
この左の太っちょの人が、しきりにグラスを拭いていてこの家の奥さんに「ちゃんと洗ってるわよ!」とヘブライ語で言われるシーンがあります。でも、この怒られた人って実はお酒を飲みたかったんじゃないかなあ。そんな気がしました。勧められても一応断りはするものの、でも本当は飲みたいという。
若手団員のカーレドもお酒の小瓶を隠し持ってますし、戒律に対する感覚も世代によって違うのかもしれません。その背景がわかると、より楽しめるかもしれません。エジプトとイスラエルに対するイメージが少し変わりました。
そういや、日本でいえばクラブにあたるのかもしれませんが、盛り場でローラースケートをやってました。ちゃんとDJもいたけど、なんか妙な感じだった。中東の暮らしがわかるような映画がもっと入ってきたら嬉しいなあ。JUGEMテーマ:映画
- 食卓
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2012.01.28 Saturday▼昼、以前の会社の元上司とご飯を食べた。彼は五十歳ぐらいで、高田純次を猫背にして痩せさせた感じの人である。
注文した料理が出てきて、少し味が薄かったので醤油をかけた。その様子を見て「女の子に料理作ってもらっても醤油かけんの?」と訊かれた。
「憶えていないんですが、たぶんかけてたと思います」
すると、眉間にてのひらを当て、さも驚いた口調で「たはー!わかってない!それはわかってないよ!」と嘆かれる。
聞けば彼は、結婚してから一度たりとも奥さんの料理に調味料をかけたことはないそうである。ところが、彼の息子さんは平気で醤油なりソースなりをドバドバかけるらしい。
「もうさあ、アイツ、頭おかしいんだと思うんだよね。なんでそんなことできるんだろう」
「でも、薄かったらやっぱりかけるんじゃないですか?」
「もうそんなこと怖くてできない。やっぱり結局は血だと思うんだよね。子どもってのは血が繋がってるし、親子だから安心してるところがある。こっちにしてみれば奥さんは他人だし、これからも他人になる可能性がある人だからね。あの人」
「え。他人になりそうなんですか?」
「‥‥ならないとはいえないねえ。そうならないように、ものすごく気遣って生きてるからね」
「でも、醤油かけられないって、つらくないですか?」
「おまえ‥‥もう、バカ!醤油なんかかけたら大変だよ。何言われるかわかんない。奥さんてのは、男が大事に大事に育てた心の花園を爆撃機で焼き払う人たちだからね」
「そんなおおげさな」
「わかってないなー!わかってない!人生の機微を全然わかってないね」
「でも味の好みって、たとえば赤が好きか青が好きかみたいな話ですよね。それは個人個人の好みだから、どっちが間違ってるとかそういう話じゃ――」
「あー、もう駄目だね!口から生まれて来ちゃったね!そういうことじゃないんだよ。それじゃイスラエルとパレスチナの間に平和は訪れないんだよ。そういう人間に政治家になってほしくないね」
「なりません」
そういったですね、大変勉強になるんだかならないんだかわからない話をしました。しかし、世のダンナさんはそんなに気を遣って生きているのだろうか。でも、醤油をかければ味の調整がきく料理はいいとして、味噌汁などはどちらの味覚に寄せて作られるのだろう。
その味がダンナさん寄りか奥さん寄りかで、どちらが家庭の主導権を握っているかわかるのかな。
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- 140字
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2012.01.27 Friday▼わたしの日記は長すぎると思ってました。140字でまとめる習慣がつけば、もっと簡潔になるかもしれない。普段の日記とは別に、毎日140字以内で何か書
00:11
▼140字とはこんなに短かったのか。途中で切れてしまった。そう、まるで人生のように。困ったら「人生のように」とつけるとたいてい大丈夫。
11:50
▼ハドロン粒子加速器でブラックホールを生成する実験というのがあります。ブラックホールが生成可能で、いつかはビッグバンも再現可能とするなら、
そこで生命が誕生した場合、人は神になるのだろうか。というか、重ねて思うのは140字の短さ。そうまるで人生のように。
11:53
▼昇順のほうが読みやすいと思ったので、タイムラインは昇順にしました。ここまで書いてきて思ったのは「ツイッターやりゃいいじゃん」という。
12:07
▼でも、そうするとまったくブログを書かなくなるのは目に見えている。そろそろ昼に行くか。などと実況を続けるなら、ずっと書き続けられるのではないか。
お、ビールちゃんが帰ってきた。ビールちゃんとは部長のあだ名である。なんで、ビールちゃんなのだろう。ビール腹だからかなあ。
ここはひとつ本人に確認すべきか。すべきではない。今後の仕事を自分から失う必要もない。
あだ名といえば、ドイツの新聞がQちゃん(高橋尚子さん)につけた「スシターボ」が好きだった。なんて乱暴な。加藤鷹なら「スシファック」ということか。
わたし、やはりツイッターは向いていないような気がする。事故る気がする。壮絶に事故りそうだ。
12:23
▼昼は魚を食べようかなあ。魚に含まれるDHAは鬱病予防に効果があります。日本人は40年ほど前は先進国間で鬱病発症率が最低だったというデータ
があったと思います。しかし、この短い中にソースも書かなければならないとするとなかなか大変ですね。書かんけど。どうしても肉に偏りがちだなー。
12:37
▼昼ごはんを食べたときにちょっと面白い話になったものの、とても140字に収まらんから書けん。あー、140字という縛りがなければなー。
帰って書こう。そうしよう。別の話書く。アンネの日記をオランダで買おうとしたら「日本人には売れない」と本屋を追い出されたという話を聞いた。
ウィキペディアを見たら同様の記述があって、第二次大戦中にドイツと日本は同盟国で、そのドイツがアンネ・フランクを殺したから、
日本人にも売れないというわけである。なるほどと思いました。ちょっと気になるのは、この話をしてくれた人の実体験なのか、
ウィキの話をそのまま言っただけなのか、肝心のところを聞き忘れてしまった。にしても、140字は書きづらい。もうやめていいですか!やめます!
よもや開始半日で音をあげるとは。いや、ずーっとだらだら書いてられるから、それは時間をとりすぎるし。ごめんなさい。
17:59
JUGEMテーマ:ツイッター